着物13-5-10
身丈:2尺8寸(約106.4cm)
裄 :1尺8寸(約68.4cm)
コバルトブルーの色が目にも鮮やかな羽織です。
この澄んだ青が白波と鳥の羽色をより引き立たせ、所々入る銀糸の織りがさらに涼感をみせます。
着物13-5-9
ご売約済
身丈:2尺5寸2分(約95.8cm)
裄 :1尺7寸(約64.6cm)
黒地の絽縮緬の染羽織です。
太鼓橋に傘をさす女人や駕籠に乗る人など町の風景。
霞取りがこの模様により変化をもたせています。
春の桜に秋の楓を組み合わせた柄ですので、夏前後の時にご着用できます。
宗廣力三作郡上紬
着物13-5-7
茜を基調とした微妙な濃淡の染めで、1980年ごろの作と思われます。
この着物を前にした時に、まず目に入るのは包容力のある優しい色と図柄。
しかし近づいて色を追っていくと、その複雑な仕組みに戸惑い、目線を失ってしまいます。
斜め格子を織り出す糸が、経緯共ぼかしに染められていて、その薄い色の中に経の白い縞が入り、周りに吸い取られながら消えていくように見えるので、まるで濃い部分の白が浮かんでいるようにも見えます。
深みのある明るい暖色に幻想的な趣が加わって、奥行きのある美しい着物になっています。
工芸展出品作の作風とは違って、どこかほっとする作品。
洗い張り後、仮絵羽に仕立ててあります。
着物13-5-6
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄 :1尺8寸(約68.4cm)
藍の縦縞を基調にして、子持縞の茶色のぼかしに立湧ぼかしが薄く絡んだリズミカルで知的な文様です。
縞の中心に赤を含む愛の濃淡が華を作っている作品。
「すわ、宗廣作か」と思うほどの力作です。
着物13-5-5
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸(約64.6cm)
「色冴え堅牢で、やわらかく、こしが強く、深みありて、あたたかく」
宗廣目標としてきたこの言葉にぴったりのこの紬。
3色の細い横縞が緊張感をほぐし、裾の濃いぼかしがアクセントになって、帯との出会いを待っているかのようです。
着物13-5-4
ご売約済
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)
黒に染め変えられて仕立てられていますが、元の格子がらがかすかに残っているところが景色となって、むしろ味わい深い紬になっています。
風合いはとても良く、八掛の紺の色が冴えて、袖を通すほどに愛される一枚となりそうです。
ご売約済
着物13-5-3
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄 :1尺7寸3分(約65.7cm)
上質の赤木紬で織られており、手引き糸で紡ぎだした玉糸が経緯に配されているざっくり感が心地よい着物です。
ぼかし糸も入った複雑な横縞に織られた反物を、さらに経にして板にはさみ、黒と赤、緑につけ染しています。
板に挟んだ時のしわ加工も、さらに高級感を生んでいる、かなり初期の力作と見受けられます。
126000円
着物13-5-2
御売約
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄 :1尺6寸5分(約62.7cm)
オイスターホワイトと呼ばれる薄い灰色の一越縮緬に笹と蹴毬の図が縹色(藍染めの浅葱と藍との中間くらいの濃さの色)で型染めされた地白型と言われる単衣小紋。
流れる笹の曲線となんだろう?とふと目がとまる愛らしい蹴毬の文様は、おっかけと呼ばれる2枚型で染められた手のかかる手法で昭和40年頃の物。
今はもう作られていないそうで、非常に希少なものです。
やさしく爽やかな小紋は歌舞伎座へのお出掛けにもぴったりかと、この季節に迷わずお召しになれるお着物です。
着物13-5-1
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺6寸8分(約63.8cm)
1尺8寸5分可(約70.3cm
象牙色が、裾に向かって重ね染めされた鳩羽色と薄鈍色のぼかしに変っていく。
地紋には墨流しのように縫い締めしぼりがされ、そこに金糸で木目文様が織りこまれ、そこから続いていく薄色の共八掛け。
華やかな中に咲く福寿草の花は現実の世界にはない物のようにさえ思え、まわりに施された絞りからは女性らしい美しさを感じます。
「度重なる重ね染め、重厚な絞り、独創的デザイン及び色調を基調とした作品を辻が花」と呼ぶにふさわしい独特の世界感。
室町時代に隆盛を極めた絞りに出会い魅了された、久保田一竹だからこそ創れたお着物です。
着物13-4-22
伊と幸製、ホリヒロシデザインの単衣です。
経絽縮緬地なので、単衣使用となります。
かわいい千鳥が抜き文と線描で全面に描かれています。
ベージュで地染してあるので、渋い色調となっています。
着物13-4-21
御売約済
身丈:4尺(約152cm)
裄 :1尺6寸8分(約63.8cm)
錦紗のぼかし地に、百合、桔梗、撫子の丸文が爽やかな単衣です。
色焼けもほとんどありませんので、お仕立て直しで大きなサイズにも可能です。
現在、袖丈1尺9寸5分、バチ衿となっています。
御売約済み
着物13-4-20
身丈:4尺5分(約153.9cm)
裄 :1尺6寸5分(約62.7cm)
「唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞおもふ」
伊勢物語で在原業平が詠んだ和歌。歌の頭の文字を読むと、『か、き、つ、ば、た』となります。
お能『杜若』で里女が僧に詠む和歌が題材となったお着物と思われます。
物語に登場する里女は巻纓(冠)に中啓(扇)を付けることで杜若の精と変わっていくのです。
最後、杜若の精は消えていくのですが、そんな物語をモチーフとした美しいお着物です。
この題材を知って見て頂くと、お着物がまた違って見えてくると思います。
ぜひとも店頭にてご覧になって下さい。
SOLD
着物13-4-19
格調高い紫紺色に、織で表現された雲の文様。
透けている所は繊細に、色の付いた部分は少し立体感があり、全体のバランスがうまく溶け合っているようです。
おしゃれ着として着こなすのも難しそうですが、とても楽しめるお着物だと思います。
今の寸法は小さいですが、お仕立て直しをすれば大きく出来ます。
着物13-4-18
ご売約済
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸(約64.6cm)
追加画像・商品説明
裾模様には流水に金銀の鯉が泳ぎ、地模様にまでこれでもかと言わんばかりに鯉が溢れた涼しげな付下。
落ち着いた鼠色の地色に裾の青がきりっと生えて、初夏の涼しげな雰囲気を漂わせています。
3つ紋が入っておりますので、お呼ばれのお席などにもお召いただけ、重宝する着物になりそうです。
身丈は1寸ほど大きくできます。
着物13-4-17
身丈:4尺(約152cm)
裄 :1尺6寸8分(約63.8cm)
通信販売可
杢目に縫い締め絞りされた紺藍が、地の水色にまるで波模様のように揺れています。
スイスイと飛ぶ蜻蛉が影となり水面に映り、水辺に咲く粟や芍薬は、水に浮かんだ笹船に織り込まれている手のかかったお着物。
風のように軽い錦紗の単衣は、これからの季節にぜひおすすめの一枚。
まだ、仕立て直ししておりませんので棒衿のままですが、お直し承ります。
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