そのほかの紬
日常の装いとして気軽に着られる紬をご紹介しております。
シンプルな着物に自分好みの帯を合わせると、着こなしの幅が大きく広がります。
『仕立て直し』と表記のあるものは、着物表地は洗い張りをし、胴裏・八掛(正絹)は新しいものに替え、手縫いで丁寧に仕立てました。
しつけの付いた状態で新品同等にお召しいただけます。
読谷山花織の袷
110,000円(税込)
着物25-04-02
ご商談中
お仕立て直し
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸1分(約34.6cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:7寸8分(約29.6cm)
通信販売可
昭和後期の復興間もない頃の花織りかと思います。
お手に取って頂くとわかりますが、ホッコリと柔らかい糸で、ぽってりと厚みのある織りに、ほっとさせられます。
琉球藍の深い紺地に、カジマヤーバナという長寿を祝う風車花で、飾りのない豊かな琉球の心を織り込んでいます。
ベージュ色替変わり翁格子柄の袷
88,000円(税込)
着物25-03-16
ご商談中
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺6寸7分(約63.5cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸5分(約32.2cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
かわいく不思議な格子は、藍と茜の色の濃淡と織り込む糸の本数を変えることで構成されています。
色糸のポツポツは、緯糸を2本浮かせて作っています。
地織りは、1本、2本
4本と縦糸を変えることで重厚な質感を出しています。
どなたかの渾身の作品なのでしょう。
赤紫に葡萄文様本場結城紬
132,000円(税込)
着物25-02-03
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:8寸3分(約32.3cm)
通信販売可
温かみのある赤紫色に葡萄の飛び柄をあしらった本場結城紬。
上質な糸を使ってあるのでふんわりと暖かく、軽くて着心地満点です。
ワイン色に葡萄柄なんて、お洒落ですね。
黄土色首里花織
132,000円(税込)
着物25-02-02
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
袖丈:1尺3寸3分(約50.5cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
光沢のある黄土色の地に、茶がかった緑、藍色、ごく薄い桜色の糸で絣文様をあしらっています。
士族以上が着ていたと言われる首里花織は、立体感のある文様が文字通り花のように美しく、動くたびにしなやかな光を放ちます。
綿薩摩亀甲文様の袷
154,000円(税込)
着物24-12-37
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸7分(約67.5cm)
袖丈:1尺2寸3分(約46.7cm)
袖巾:8寸7分(約33.1cm)
前巾:7寸8分(約29.6cm)
後巾:8寸5分(約32.3cm)
通信販売可
縦長の亀甲文がきれいに並び、なかには、同じ亀甲と霰紋が詰まっています。
しなやかな糸味と、袷仕立ての感触とが爽やかで、さすがに織りの女王の栄誉をあげたいです。
ここで王はやはり、結城ということですが。
濃茶色結城新機の袷
88,000円(税込)
着物24-12-36
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
袖丈:1尺2寸5分(約47.5cm)
袖巾:8寸7分(約33.1cm)
前巾:6寸3分(約23.9cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
緯糸にポツポツと節があり、結城の新機ということです。
深い茶色には媚びがなく、帯を幅広く受け入れるという美点があり、飽きのこない優等生ものです。
しかも暖かく、冬の友として最適です。
伊兵衛織白地縦縞の単衣
200,000円(税込)
着物24-12-24
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸8分(約33.4cm)
前巾:6寸2分(約23.6cm)
後巾:7寸9分(約30cm)
通信販売可
伊兵衛織初期の作品です。
緯に1本置きに藍糸が入って微塵格子のように不思議な景色を作っています。
清潔感溢れる縞建てに個性が引き立ちます。
細縞の久米島紬
ご売約済
着物24-12-19
お仕立て品
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:7寸8分(約29.6cm)
縦緯真綿の手引き糸が使われた、大正期の久米島紬です。
反物で有り、切り繰越でお仕立てしましたが、すでに色焼けがありましたので、これを景色と納得いただける方にお渡ししたいです。
辛子色格子に絣文様の米沢紬
55,000円(税込)
着物24-12-01
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸1分(約34.6cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
草木染めの色味と共に、米琉と呼ばれる琉球柄に個性がある紬です。
赤い細い格子が、中の白い絣と交差して大人かわいい雰囲気を醸しています。
ほっこりとした糸味も暖かそうです。
格子文様綾織本場黄八丈紬
77,000円(税込)
着物24-11-41
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺2寸(約45.6cm)
袖巾:8寸8分(約33.4cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸6分(約28.9cm)
通信販売可
深い茶色と苅安、そして椎の色が織りなす軽快な格子柄。
綾織で光沢があり、やわらかく着心地が良いです。
落ち着いた色ですが、帯しだいで華やかにもなりそうです。
珊瑚朱色花織袷
143,000円(税込)
着物24-11-16
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺8寸2分(約69.2cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸5分(約36.1cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
まず、明朗快活な美しい色味に目は輝きますが、この織物の糸味も素晴らしいです。
糸が建っていて真綿紬の包容力があり、しかもやしさい感触で、袖を通すのが楽しみな一枚です。
柳悦孝に師事された祝嶺恭子さんの作品かと思われます。
黒地に藍の地紙文様本場結城紬
110,000円(税込)
着物24-11-05
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
通信販売可
藍色の糸で全体に絣文様を織り出した結城紬。
花や植物を描いた扇の地紙を重ねた文様は、身につけることで流れるような動きが出て優雅な雰囲気を醸し出します。
切り継ぎ袷本場結城紬
396,000円(税込)
着物24-11-03
お仕立て直し
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸2分(約35cm)
前巾:7寸(約26.6cm)
後巾:8寸(約30.4cm)
通信販売可
茶色や黒、縞などの結城紬の生地を切り継いで作った着物です。
一部に結城縮も使ってあり、軽くふわりとした風合いが体に馴染みます。
温かく包まれるような着心地をお試しください。
まるまなこ紋墨黒の黄八丈
264,000円(税込)
着物24-10-72
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄:1尺7寸1分(約65cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸9分(約33.8cm)
前巾:6寸2分(約23.6cm)
後巾:7寸7分(約29.3cm)
通信販売可
椎の木の皮で染められた深い墨黒のまなこ紋の中に、苅安の黄と、マダミの樺色とが格子状に織り出されています。
しっかりと打ち込まれた確かな感触が手に伝わってきます。
ほっこりと柔らかいのにも、心安らぎます。