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60～80年は、経ているやわらかで手にやさしい麻の帯です。
絣も細やかで、よい仕事をしていた時代が偲ばれます。
個性的にお召しになる方にふさわしい、盛夏の帯です。

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長い尾をまいて綺麗な白狐が休んでいます。
萩の木の下を選ぶとは、何とも憎いではありませんか。
秋が忍び寄ってくる気配に耳をすましています。
麻地に引き染めでぼかしが入っています。

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こんな姿のカワセミをよく見かけます。
笹の茂みに紛れて、流れの中にじっと目を据えて待ちます。
綾綿沙に萩の地紋が美しく、墨絵に刺繍のアクセントが効いています。

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今まさに花開こうとする菊の花と、その香りに呼ばれてやってきた小鳥が色鮮やかに刺繍されています。
前柄には桔梗、垂れ先には露芝が刺繍され、秋の風物がたくさん盛り込まれた、まさに秋の帯ですね。

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銀通しで織り込まれた波の上を、千鳥が軽やかに待っています。
写実的な鳥も良いですが、こういった抽象的な鳥も可愛らしいもの。
遠くから見ると一見無地の帯ですが、近づいてみると…というおしゃれな帯です。

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秋草と蛙がお太鼓部分に刺繍されています。
非常に高い技術の刺繍で、蛙は今にも飛び出しそうなほど。
前柄にはミツバチが挿され、可愛らしいワンポイントに。
少し汚れがありますので、店頭にてお手に取ってご覧ください。

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桔梗に女郎花、萩に撫子…秋草の花唐草と色とりどりの蜻蛉が染められた、それはそれは可愛らしい帯です。
よく見ると菖蒲や鉄線も描かれていたりと、春から秋まで楽しめそうです。
足取りも軽くなりそうな、素敵な気分にさせてくれそうな帯ですね。

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銀の透かし織りで桔梗、撫子、萩が描かれた地に、虫かごと螽斯が刺繍されています。
虫かごが壊れて逃げ出したのでしょうか?
夏の暑さがひと段落するころ、涼を求めてお召いただきたいものです。

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灯屋2オリジナルの帯。
うぐいす色の小千谷縮にクモの巣をデザインし刺繍を施しました。
巣の描線は、不思議な美しさに仕上りました。
前柄には夏の迷い落ち葉を配しました。
どちらかといえば、晩秋向きの一本です。

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紗の上に涼やかな色で鮎が泳いでいます。
姿も大きさも程良いバランスで、いかにも夏に相応しい帯。
柔らかものにはもちろんのこと、上布にもお似合いの風情豊かな一本です。

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夏の花を満載して、花筏が優雅に漂っています。
代わり駒絽の段違いに流水が配されリズムを生みだしています。
引き抜き結びで締める丸帯です。

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きっちりとフォルムの美しい3枚の紅葉が印象的な夏帯です。
青紅葉も存在感があり、初夏からお使い頂けます。
黒地の駒絽に銀糸が波状に入り、ちょっと小粋な感のあるお洒落帯です。

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色の組み合わせが新鮮な夏帯です。
地は代わり駒絽で横糸に銀糸がアクセントに織り込まれています。
アンティークならではの豪華な刺繍が楽しめる一品です。

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上布の地に丸く赤と黒の絞りがなされ、さらに上から刺繍が施されています。
遥か遠く、辻が花ののイメージを表したような格の高い秋草の刺繍です。