袋帯に比べ縮緬素材を多めに取り入れ、細やかで優しい帯に仕立て上げました。
全通にして、どの部分の布も楽しんでいただけるよう、開き名古屋帯にしてあります。
江戸縮緬に多く見られる、季節感や叙情的な風物を盛り込んだ裂。
それらをうまくアクセントに加え、さりげない個性を表現してみました。
お召いただきやすいように名古屋帯に仕立ててあります。
他にも数本出来上がる予定です。
43200円
帯15-1-25
「やぶらこうじのぶらこうじ…」と落語の一節で知られる植栽。
冬に赤い実を付けるその姿が有名。
縁起の良い草木として古くより愛されており、武家の印篭や小道具にもあしらわれてきました。
こちらは繊細な糸使いで刺繍を施し、可憐な姿を現した名古屋帯。
主張しすぎないお洒落な印象で、冬のコーディネートに上品な魅力を添えてくれそうです。
落ち着いた色合いですので、普段使いにもお勧めです。
更紗は昔はインドからの舶来品でしたが、日本では非常に人気が高く、すでに江戸期から国産品がつくられはじめました。
しかし、インドのように茜染めができず顔料の刷り込み技法となっため、色の定着度が弱いのが特徴。
どうしても色落ちしやすいため、布としての使い勝手は必ずしも良いとは言えませんが、優しい色と図柄と木綿の糸味とは、まさに帯になるために生まれ出てきたかのよう。
そんな和更紗の帯を、どうぞお手に取ってお確かめください。
80000円+税
帯14-10-33
お仕立て上がり
通信販売可
金・銀・色糸の緯紋織りにビーズが織り込まれた、星のように美しい帯です。
元は儀式に用いられたもので、贈答用としても大切にされていた布でした。
38000円+税
帯14-9-46
通信販売可
秋満開の中で2羽の小鳥が遊んでいます。
染めの中に刺繍が入り、小鳥や花に立体感を与えています。
元々は引き抜きの丸帯だったものを、結びやすく仕立て直しました。
70200円
帯14-9-37
通信販売可
こちらは図案こそ小袖うつしですが、布の両はじを持ってぐっと引き伸ばしたような、一風変わった意匠になっています。
ちょっと横伸びの模様は愛嬌があり面白みのある帯。
丸帯のお仕立て直しです。
97200円
帯14-9-36
通信販売可
草花の線がのびやかに刺繍された、橙の濃淡と緑色のとりあわせがきれいな袋帯。
籬(まがき)の黒、菊の葉に陰影のように刺繍された黒が、心憎い配色です。
昔のものには、このように黒が効果的に使われています。
同じ丸帯から仕立てた名古屋帯もございます。名古屋帯は店頭にてご覧ください。
25200円
帯14-9-24
通信販売可
深紅の紗綾形地紋の上に、太い刺繍糸でスガ縫いが施されています。
立体感があり、素朴で力強い菊が見事な名古屋帯です。
28000円
帯14-9-22
通信販売可
波頭と大輪の菊が摺り疋田で表現され、菊がにぎやかに散らされています。
ちょっと元禄時代の趣が感じられる楽しい帯です。
98000円
帯14-3-23
通信販売可
里山に咲き乱れる草花の姿が、折り紙を重ねるように描かれています。
糸が細く柔らかな昔の縮緬の手触りはとても優しく、少々いたみやすいので、丁寧に締めていただきたい帯です。
105000円
帯14-3-13
通信販売可
近年の西ヨーロッパ付近のカシミール。
色鮮やかな虹色のイルミネーションのようなお太鼓柄に、前柄はしっとりと落ち着いた柔らかな黒がシックで素敵です。
80000円+税
帯14-1-26
通信販売可
日本の伝統玩具の刺繍の名古屋帯です。
昔ながらの玩具はどれも愛らしく、懐かしくもあります。
新春の季語でもありますので、お正月にいかがでしょうか。
54000円
帯14-1-8
通信販売可
中世には嫁入り道具の一つでもあった貝桶。
中には美しく装飾された貝合わせの蛤が入れられます。
金、銀、珊瑚色のグラデーションで刺繍されたとても美しい帯です。
桜と鉄線の刺繍がありますので、春先から5月頃までお使いいただけます。
64000円
帯13-10-38
お仕立て
通信販売可
薄鼠の地と薄紅の花の色合いが美しい帯。
同系色のきものと合わせて、洗練された雰囲気の着こなしも素敵です。
お色違いもございます。