鎌倉芳太郎作 椿に蝶型絵染めの羽織
ご売約済
着物19-10-27
身丈:2尺5寸(約95cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
通信販売可
追加画像・商品説明
氏は沖縄の紅型技術を継承して、型絵染めの人間国宝となり、昭和中期に活躍した作家です。
こちらの羽織はしっかりとした糸目の線と、顔料の丁寧な色差しとで、その真摯な仕事ぶりが伺われます。
そしてなぜか昭和の時代の人々の、一生懸命な生き様もが伝わってきます。
裏地は洒落た細縞です。
八つ手にヒヨドリの図付下
ご売約済
着物19-10-01
お仕立て直し
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
通信販売可
まず、深い鉄紺の地色に蒔糊が降り注ぎ、霧幻峡を彷彿とさせています。
ヤツデの硬い葉っぱの上に咲く白い花が、ヒヨドリの好物なのかしら、と、少しホッとするのはなぜでしょうか。
このお着物で装うには、ぜひ明治期の丸帯をお求めになってください。
美しい着姿が約束されます。
茄子紺地白菊の色留袖
着物19-10-04
ご売約済
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
裾暈しの中に白菊が優しく映えて、葉っぱの緑も程よいバランスに配されています。
年齢を問わず、帯次第では非常に格調高く、しかも格式ばらない、あなたのままでいられる着心地の良いお着物です。
桔梗の5つ紋があります。
山栗と竹垣に菊の訪問着
88,000円(税込)
着物19-10-05
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
通信販売可
肩の栗は、お着物に同化するように控えめな、裾の菊はキッパリと主張するような色使いが計算されたような訪問着です。
紋意匠という光沢のある地の石畳み紋様が、落ち着きと華やかさを与えてくれています。
白っぽい上質の帯があるといいですね。
雲取りに四季の花文様訪問着
ご売約済
着物19-10-06
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
四季の花が咲き乱れて美しく散り、緑の雲がそれらのまとめ役になっています。
緑色は、自然界にありながら、自然染料では染められない色で、他から貰って混ぜて作るので、エネルギーの調整役を務めているということです。
折々の季節のおでかけに、華やかな装いとして、いかがでしょうか。
老い松にヤマドリの付下
ご売約済み
着物19-10-07
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
1尺7寸7分可(約67.3cm)
通信販売可
笹山の古木にツタが絡まって、ここはヤマドリの世界です。
こんなに深い自然界を、纏うことによって体感できる幸せをプレゼントします。
アゲハ蝶の3つ紋があります。
孔雀文様付下
ご売約済
着物19-10-08
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
孔雀の園は、はるか南の国にあります。
南の国には、たくさんの草木が生い茂り、ザクロの実がたわわに実っています。
青々とした深い緑も南国の色でしょうか。
友禅の色差しが顔料でなされているので、油絵タッチのダイナミズムに溢れていて、孔雀の我がもの顔が楽しいお着物です。
すももにガチョウの付下
ご売約済
着物19-10-09
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
通信販売可
すももの木のたもと、池のほとりで、ガチョウが水浴びをしている光景でしょう。
このチャコールグレーの中に、すももの錆青磁色が欲しかったのかもしれません。
ガチョウの墨色も目線を集めて、ゆるぎないです。
五三桐の3つ紋があります。
源氏香に葵、菊文様色留袖
ご売約済
着物19-10-10
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
薄ピンクに、清楚で品格の漂う裾模様のお着物です。
昔の良き日、ご親族様の御結婚式にお召しになったのでしょうか。
五三桐の5つ紋があります。
菊熨斗文様訪問着
ご売約済み
着物19-10-11
身丈:4尺5寸(約171cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
通信販売可
白菊を束にして熨斗文様にしています。
二重におめでたい象徴でしょう。菊は肥後菊といって、江戸菊と二分を分かつ古典菊の1つです。
お色目といい、秋の準礼装として、申し分のない訪問着でしょう。
志村ふくみ作 藍熨斗目袷
志村19-9-01
お仕立て直し付き
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
ご売約済
熨斗目とは本来、江戸時代の武家で、小袖の生地とされた練貫という絹織物のことです。
その中で、袖の下部や腰まわりの色をかえたり、縞を織り出したりしたものを腰替わりといい、やがてそのデザインを指すようになりました。
そして能や狂言衣裳としても用いられたので、格調のあるデザインとしてのイメージが定着してきました。
この藍熨斗目は1975年に作られていますので、志村さん50歳頃の藍建てへの道筋がついた頃の作品のようです。
白地に小格子の肩裾と、明るい藍の腰替わりとが激しく呼応し合って、藍の華がほとばしり、美しさの高みへと向かっています。
清楚で、しかも生命力に溢れる作品です。
色紙と多当紙がつきます。
志村ふくみ作 花絣
仮絵羽
ご売約済
志村19-9-02
お仕立て代込み
1979年の作品です。
優しい色の替わり格子の中に花十字が浮かんでいて、その中に、井桁絣が子供のように守られるかのように入っています。
緑と藍と紫の微妙な色が重なり合って、芳しく透明感のあるハーモニーをかもし出しています。
そして、優しさと包容力が、精緻で静謐な表現となって織り込まれています。
志村さんの、懐の深い人間力が感じられる一枚です。
志村ふくみ作 笹竜胆(ささりんどう)袷
志村19-9-03
お仕立て上がり
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
笹竜胆は源氏を代表する家紋なので、源氏物語、ひいてはひかるの君をイメージしての作品かと想像しています。深い翠に囲まれた寝殿で待つ、ひかるの源氏を取り巻く姫君たちのつのる想いは、千々に乱れ、交錯して、それでも瑞々しく浄化されていきます。
その深淵な情緒の世界を、志村さんは、ご自分の色で、心ゆくまで表現されています。
さぞかし楽しい心踊るお仕事でありましたことでしょう。みなさまには、どうぞ、ゆっくりとご覧あれ、と申し上げます。
志村ふくみ作 冬青(そよご)
仮絵羽
志村19-9-04
お仕立て付き
ご売約済
風に戦(そよ)いで葉が特徴的な音を立てる様がそよごの由来とされています。
又、常緑樹で冬も青々としている所から冬青と書かれています。
初夏に白くかわいい花が咲き、赤い実を付けます。その可憐な姿が庭師に選ばれて、かつて代々木の店先に植えられていたことを思い出しました。
今、この作品を見て、あの葉っぱは十字絣に、赤い実はピンクのドットに昇華されたことに納得しました。
しかしこの愛らしいピンクに、心奪われない人はいません。そして志村さんの十字には、いつも天空の光を見たり、音を聞いたりしてしまうのです。
小さな格子柄でありながら、タテ糸がわずかに控えているのにも、精緻でみずみずしい感性が感じられます。
志村ふくみ作 紅芙蓉
仮絵羽
志村19-9-05
お仕立て上がり
ご売約済
芙蓉の花は、この季節、初秋になると、少し庭のあるお家では、わが世の春を謳歌しています。
特に紅芙蓉はその花の色を誇りに、まさに女王さまの様な存在です。
あの色を、志村さんは、思い切りの良い紅花の真紅に、紫根を入れて巧みに表現しています。
なるほど、あの夏の日差しにも負けない艶やかさが浮かんできます。
しかし実は、少しの風のそよぎにもはらりと落ちる花びらの本性も、風情として、美しい暈しで表現しています。
薄紫や亜麻色の濃淡のヨコ糸を巧みに織り込んで、ここに紅芙蓉は完成しています。
志村さんの観察眼に、改めて敬服です。
多当紙がつきます。































































































