訪問着・付下・小紋
着物が最も美しい時代が、今に遺したもの
明治の凛とした3つ紋の礼装、着物文化を謳歌した大正のはんなりとしたお出かけ着、そして世界の流行を取り入れた昭和初期の躍動美にあふれた普段着…
それらを化粧直しをする思いで洗い張りや仕立て直しをして、現代によみがえらせた着物を中心に揃えました。
着物文化が最も花開いた時代の確かなものをお召しいただきたく、ご紹介しています。
白梅紅梅の訪問着
70000円+税
着物21-01-11
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
通信販売可
小豆色の上に、梅の枝がのびやかに描かれています。
所々に刺された刺繍が、艶やかにアクセントになっています。
上品にまとまったお色が、穏やかに晴れの日を祝ってくれています。
寸法も伸びやかです。
早春花の付下
65000円+税
着物21-01-10
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
通信販売可
春も早く、野に咲くお花がここでは咲き競っています。
薄小豆色に、白や緑、紫色の静かな色で、可憐な姿が裾にお行儀良くならんでいます。
縦に延びた滝縞がアクセントになっています。
黒地柴垣に光琳梅の付下
60000円+税
着物21-01-09
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
通信販売可
裾に柴垣のラインが流れるように美しい刺繍でなされています。
梅の枝が、格調高く延びています。
金線の織り込みは、この着物が昭和初期のものであることを物語っています。
赤いモミが艶やかに愛嬌を放っています。
結城紬に官服崩しコラージュの付下
350000円+税
着物21-01-08
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
通信販売可
官服の刺繍部分を切り取って裾にコラージュした、創作性の高い着物です。
青い繻子地に金糸が映えて、厳かにも格調の高い付下になっています。
楽しいパーティーのある日のために、ぜひお求めになっておいて下さい。
貝桶文様小紋
30000円+税
着物20-12-15
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
通信販売可
貝桶に飾り紐が巻きついた、典型的な御殿文様です。
それには螺鈿や蒔絵の装飾がなされていたのでしょう。
優雅なモチーフを、街着に込めた流行があったときの小紋です。
小豆色唐花文様付下
40000円+税
着物20-12-14
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
通信販売可
唐草に大きな花が咲いて、これはおめでたい席での準礼装となります。
無地部分にも大きな唐草が浮き上がった、紋意匠地です。
ウグイス色梅枝文様訪問着
45000円+税
着物20-12-13
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
通信販売可
ウグイス色のボカシの中に梅の枝が張り出しています。
上前には白い山茶花も顔を出しています。
地紋には、かわいい万寿菊と南天の枝が爽やかです。
清楚な冬のお出かけ着です。
雲取りに四季の花文様訪問着
80000円+税
着物20-12-12
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
通信販売可
小豆色の地を、吉祥の幾何学紋で覆われた大きな雲がおおっています。
合間には、春蘭と、菊橘が咲き誇っています。
慶事のお席にふさわしい訪問着です。
ベージュ地孔雀の付下
50000円+税
着物20-12-11
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
通信販売可
明るいベージュの上前に、お花畑、そして孔雀が1羽。
とてもハッピーなムードをかもし出したお出かけ着です。
帯次第で、華やかさと渋さを両方演出できる、重宝なお着物です。
鱗紋様染めに押し絵の付下
100000円+税
着物20-12-10
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
通信販売可
一越縮緬地に友禅と江戸裂の押し絵が鱗文の繋ぎ文様として配された、非常に手間を要したお着物です。
鱗紋は、厄年の女性が、難を遠ざける為に、用いたとされる意匠です。
昔の丸帯で、貫禄をつけた装いをしてみましょう。
本場結城に渡り裂押し絵の付下
100000円+税
着物20-12-09
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
通信販売可
有平縞と唐山縞が、亀甲紋の形で押し絵となって表現されています。
昭和の中期にこうした意匠が流行ったようです。
結城に渡り裂という、贅を尽くした付下となっています。
疋田に光琳文様付下
80000円+税
着物20-12-08
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
通信販売可
しっとりとした昭和初期のしののめ縮緬に、大振りの疋田紋が、はんなりとよく似合います。
裾には、金銀箔の雲紋に、琳派の四君子文様が描き絵と刺繍で表現されています。
渋いながらもセンスの光るお着物です。
宮中文様振袖
180000円+税
着物20-10-11
ご商談中
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
通信販売可
大きな黒い御簾に、雲取の大胆な色使いが、印象的な大振袖です。
随所に飾られた薬玉は、豪華な刺繍の花々で満ちています。
そしてその薬玉の飾り紐が、非常に装飾的に配されています。
抱き茗荷の朱色の染め5つ紋が入っています。
豪華で雅やかなこの振袖は、大正期の婚礼衣裳として、大家のご令嬢がお引きずりで用いられたものでしょう。
銀座店の赤漆の蔵戸に、しばらく飾られます。
雲取りに風俗文様付下
40000円+税
着物20-10-09
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
通信販売可
雲の合間から覗き見える下界では、江戸期の町人の商業活動が盛んです。
ユーモラスなほどに、甲斐甲斐しく、元気で楽しそうに働いています。
型刷りでしょうが、余りの人物の多さに、一幅の屏風絵を見る心地がしてきます。