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おもしろ柄のモスリン帯とすっきり久留米単衣

おもしろ柄のモスリン帯のご紹介です。モスリンとは薄手の平織り生地のこと。日本では主にウールで織られた物のことを言いますが、子供の頃に親しんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?

日本では、明治から戦前頃まで広く親しまれましたが、その後、化学繊維の普及で徐々にその姿を消すこととなります。

軽くて暖かいモスリンは子供の着物にも良く使われていたそう、それでこんなに可愛い絵柄があるのですね!このモスリンに、江戸好みの縞を継いでオリジナリティ溢れる帯になりました。

深めの藍がすっきりとした、非常に糸の細い薄手の久留米をコーディネートしてみました。こちらもなかなか貴重です。

春の楽しいお出かけにいかがでしょうか?

 

久留米絣単衣 66,000円 21-4-23 身丈:3尺9寸5分(約150.1cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)

おもしろ柄継ぎ名古屋帯 66,000円 21-04-27

そろそろ単衣の季節です!

めっきり暖かくなりました、そろそろ単衣の季節ですね!

先駆けて本日ご紹介する単衣は、珍しい紗紬の色無地です。少しだけ透け感があり、ざっくりとしているところが普通の紬とは明らかに違います。

大きな経て節のある織地が雰囲気たっぷりの逸品。

小さめの可愛い紋もついていますが、おしゃれ感覚でお召し頂けます。

こちらに合わせたのは、粋な雰囲気の新入荷の帯です。

ブルーグレーと黒の細いストライプの地。そこに丸く菖蒲、波などの光琳模様が同じくグルーグレーや白系の銀糸等で織り出されています。

シックな中にも可愛らしさもある、とても個性的な帯。

これからの季節に軽やかにお召し頂けそうです!

近日中に単衣が数多くお目見えする予定です、ぜひ、お出かけくださいませ!

 

紗紬グレー色無地 裄1尺7寸 身丈4尺2寸 82,500円(税込み)

ストライプに菖蒲等丸紋帯 27,500円(税込み)

 

丸ぐけで楽しむ和更紗帯

まだまだ暑い日は続きますが、空気の気配が少し変わった今日この頃。

本日は新入荷の明治期の和更紗帯をご紹介します。

和更紗は綿ですが、こちらの帯は軽やかですぐに活躍しそうです。

クリーム色の地に、紺と茶で彩られたクリアな染が魅力的な一品です。

 

灯屋2オリジナルの新入荷の丸ぐけと帯揚でいろいろ遊んでみました。

まずはワイン色の丸ぐけとベージュの帯揚でシックに。

次は綺麗な薄い鴇色のような丸ぐけとイエローの帯揚で明るく。

最後にレモンイエローの丸ぐけに鶯色の帯揚で爽やかに。

同じ帯でも小物次第で、シックにも爽やかにもなりますね。

夏の終わりから単衣に向けて小物で変化をつけてお着物お楽しみくださいね。

 

和更紗帯 20-9-2 ¥50,000円 税別

丸ぐけ 各¥5,500円

帯揚 各¥4,500円~6,500円

 

夏結城の帯合わせを楽しむ

暑い日が続きますが、着物好きの脳内カレンダーは季節の先取りをついついしてしまいますね。

そろそろ単衣の着物が、気になる今日この頃。

単衣時期ぴったり、あこがれのいわゆる夏結城。

こちらのお着物は肌触りがさらっとして残暑にも対応する優れものです。

真綿と麻で織られています。

少し黄みがかった生成に小豆色の糸できっちり織られた亀甲絣が、綺麗に花唐草の模様を浮き上がらせて、上質な紬の良さが、伝わってきます。

帯合わせをいろいろ替えて、単衣から10月の初め頃へとお楽しみください。

まず、9月には、微塵格子越後上布の帯を合わせ、すっきりとした後ろ姿。

型と手描きで染められた節のある糸、紬地の名古屋帯で秋の気分を味わってください。

初秋からの秋の真ん中まで、充分お楽しみ頂ける、重宝なお着物、ぜひ、お手にとってください。

単衣夏結城着物

微塵格子越後上布帯 50,000円+税

柿の図紬地名古屋帯

 

綿薩摩で颯爽と!

今日の銀座は陽射しも強く、夏の気配を感じます。

一昨日は嵐、昨日は爽やかな、今日は夏日とめまぐるしい天気に翻弄されてしまいますね。

現代の着物は袷と単衣ですが、昔は”綿入”がありました。

今ほど暖房設備の整っていない時代、寒い冬は袷の着物に綿を入れた”綿入”で過ごし、その綿を抜いたものを”綿抜”と言いました。

綿入れから袷への更衣で初めて着る初袷はすがすがしく、肌着を着ないで直接肌に触れる清涼感を楽しんだようです。

袷に夏を感じた時代に想いを馳せると面白いですね。

時代や環境によって着物の着方や楽しみ方は様々、まだ5月ですがもう夏日です。

単衣を軽やかに纏って、颯爽とお出かけしたいですね。

今時期にぴったりな綿薩摩は合わせる帯で様々な表情を見せてくれます。

本日ははんなりとした清涼感あふれる絽縮緬の染帯を合わせました。

こちらはもともと単衣用の着物だったものを開き名古屋帯に仕立直しました。

お花はアネモネでしょうか、花弁に施された刺繍も美しく、今にも爽やかな風が吹きぬけそうです。

     

綿薩摩単衣着物 120,000円+税 身丈4尺(約152cm)裄1尺7寸5分(約66.5cm)

絽縮緬花柄染帯 40,000円+税

海辺の原風景

平成最後の今日、去りゆく時代を惜しむような小雨も降りましたが、新しい時代を迎えるような晴れ間が見える時もあり、なんとも叙情的な日になりました。

店内も「令旬のひとえ展」を明日に控え、着々と準備を整えております。

網干文様にカモメが大空をゆったりと舞っている単衣には、波の帯を合わせました。

投網を干した風景は、桃山時代より好まれた網干文様です。

青海波の地紋に撫子と葦には、刺繍や駒止が施された華やかな友禅。

霞みは朝もやでしょうか、静かな凛とした空気感が伝わってくるようです。

横糸の金糸銀糸で波を織り出した丸帯を名古屋帯にお仕立て直ししました。

昔は海辺を歩けば見ることが出来たであろう、浜辺の原風景をぜひお楽しみください。

明日より開催されます「令旬のひとえ展」にどうぞご来場下さい。

網干にカモメ文様訪問着 120000円+税 着物19-5-03
身丈:4尺(約152cm)、裄:1尺7寸(約64.6cm)

大波文様の名古屋帯 30000円+税 帯19-5-10

 

「令旬のひとえ展」

会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
   東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

詳細は、こちらをご覧下さい。

砂浜の夢

ゴールデンウィークも二日目、今日はあたたかな陽射しが注いでいます

本日ご紹介の着物は5月1日からの「令旬のひとえ展」に登場します

海辺の風景が珍しくピンクの地色で染められ、これからくる夏へ夢が膨らむようですね

貝達は何を話しているのでしょう、砂浜でさまざまに遊び寄せる波、引く波に身を任せ、コロコロと砂浜を楽しんでいます

帯は砂浜をイメージして銀色をあわせました
帯地の織りが砂の一粒のようです

ピンク貝尽くし単衣訪問着 ご売約済 着物19-5-06

身丈:4尺5分(153.9cm)裄:1尺7寸(64.6cm)

銀糸織り帯 ご売約済

 

「令旬のひとえ展」

会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
   東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

詳細は、こちらをご覧下さい。

雨降る銀座に

今日はあいにくのお天気で、気分も沈みがちですね。

そんな時こそ着物は明るく軽やかな物を選んでみました。

 

着物は単衣の紬で明るい縦縞が鬱々とした天気を吹き飛ばしてくれます。

生成りの地色に経糸で抹茶色、納戸色、琥珀色、藤色の縞が並びます。

帯は元は子供の襦袢でしたでしょうか。

よろけ格子の中に駒や羽子板、風車といった玩具と異国情緒溢れるかわいい子供が染められています。

そして経節が特徴的な浦野理一の紬を接ぎ合わせた灯屋2の創作帯です。

千草色が爽やかな5月の風のようです。

  

単衣縞紬 55000円+税 身丈4尺2寸(約159.6cm)裄1尺7寸5分(約66.5cm)

灯屋2オリジナル子供柄と浦野理一のはぎ帯 ご売約済

灯屋2の店内も単衣展に向け、どんどん軽やかになってきました。

ぜひ令和初の展示会にも足をお運びくださいませ。

「令旬のひとえ展」

会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
   東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

詳細は、こちらをご覧下さい。

皆様のご来店をお待ちいたしております。

縞の着物

クリックすると大きな写真がご覧いただけます。

森田 たま著『きもの随筆』より

「縞は絣のような激しさがなく、小紋のような悠長さがなく、女の着物としてこれほどぴったりと身につくものはないように思える

ふだん着の甲斐甲斐しさと、客の前に座った時のしとやかさと両方かねそなへていて、粋にも上品にも使われる。

絣や小紋の流行時代にも、決してその姿を消しさることがないのは、その単純さのせいである。

お茶漬けの味とでも云おうか。古渡り唐桟は奈良漬に玉露の茶漬で、木綿縞はふる漬のかくやであろう。

いずれも捨てがたい味わいである。」

森田さんの、日本人の食に例えたユニークな着物の柄の見方に、思わず笑みがこぼれてしまいます。

本日の着物は

縞お召の単衣 71400円
インドカンタ楽器柄刺繍名古屋帯 58800円

代々木本店2階 斎藤

 

衣替え

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日々、気温も上がり始める5月後半。そろそろ単衣の着物を着る方も増えてきました。

「衣替え」は、平安時代の朝廷に始まった習慣だといわれています。
当時は夏装束と冬装束が定められ、中国の風習に習い年に2回、4月1日と10月1日に着替えをすることが決められていました。
当時は「更衣」と呼ばれていたそうです。

その後、衣類以外の小物類にも及び、一般庶民もこれに従うことになりましたが、「更衣」の呼び名が天皇の着替えの野間の職名と同じ事から、民間では「衣替え」と呼ぶようになったそうです。

変化に富んだ四季を持つ日本。
その四季を快適に過ごすための知恵。
温暖化が叫ばれる今、この古来からの習慣が変わらずにあり続けて欲しいものです。

早速箪笥を開け、これからの季節のキモノたちに新しい空気を…。

この夏もヨロシクね。

 首里木綿単衣 25200円
 インドサリー名古屋帯 39900円 → 5月18日更新の帯のページにて紹介しています。

代々木本店 斎藤

少しずつですが単衣の着物を紹介していきます。
単衣の着物はアンティーク着物のページをご覧ください。