着物紹介」カテゴリーアーカイブ

迎春のコーディネート

連日、『迎春のきもの展』にご来場頂きましてありがとうございます。
「まだまだこんなにたくさん、美しいアンティーク着物があるんですね。」
今日も、海外にお住まいのご常連様が、目を輝かせ見入っていらっしゃいました。

柔らかな訪問着と刺繍の美しい帯で、こんなコーディネートはいかがでしょうか。
つがいの白い鳩は、平和の象徴。
優しいピンク地に老松の取り合わせが、新春らしいですね。
藤色の古典柄訪問着もしっとりと華やかに。
新しい年にも、永久の女性美を。
愛と希望と共にお召しになってくださいませ。

浅紫地御所解文様訪問着
140000円+税
着物18-4-1
身丈:4尺5分(約153.9cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)

ピンク地白鳩の刺繍名古屋帯
85000円+税
帯18-10-13

春によせて

「迎春のきもの展」へ沢山のご来場ありがとうございます。

「はじめて来てみました」と連日、ご来店頂くお客様との出会いにうれしさをかみしめる銀座店です。

お店の中が見えない2階の店内にご来店いただくのも勇気がいるかと存じあげますが、

どうぞ、お気軽にのぞいてみてください。

スタッフ一同、ご来店お待ち申し上げます。

水ぬるむ春の日、流水と貝模様の扇が、刺繍された名古屋帯と暈しの縮緬着物。

感触も柔らかな綴れ織りは、とても上質な物。

いくら質の良い、柔らかい綴れだとしても針を通すのも大変な作業と思われます。

波模様からそれぞれの貝、扇面の中まで刺繍された見事な手仕事の刺繍丸帯でした。

灯屋2で深緑の緞子を脇に接いで名古屋帯にお仕立て直しいたしました。

気がつくともう師走に入りました。

年内のお食事会、春のお集まりにも華やかなお召し物としてお楽しみください。

貝模様の扇面に流水の刺繍綴れ名古屋帯80000円+税

縮緬暈し着物(現代物)20000円+税身丈4尺1寸裄1尺7寸(1尺8寸可袖丈1尺2寸3寸(1尺3寸可)珊瑚3連帯留め8000円+税

 

茜染の羽織

茜は染用植物として古くから用いられ、飛鳥・平安の時代には既に知られていたようです。

茜のその色あいは、 鮮やかな赤と言うよりは

少し橙色で落ち着いた印象です。

自然の染料で染めていますので、

紫外線紫外線にあたると僅かずつ茶色に色が

変わってきます。

その移り変わる色合いを楽しむのも、茜染めを纏う楽しみです。

茜染め羽織  80,000円+税

徳永

着物の季節

最近の冴えた空気は着物を楽しむのにピッタリですね。
本日11月15日は着物の日、着物姿で銀ブラを楽しむ方々が大勢おられました

こちらの帯はもともと着物だったものを帯に仕立て変えました。
ほっこりと落ち葉の積もった山々、風に舞うもみじの葉からは不意に吹く冷たい風を感じられます。

落ち着いた風格のある結城縮はとても暖かくこれからの季節に大活躍する一品です。
お仕立て直しをしてありますので、胴裏・八掛は新しいものが付いています。
小物も色々遊んで、お出掛けをお楽しみ下さい!

 

 

横段に紅葉の染名古屋帯 30,000円+税
微塵格子の結城縮 120,000円+税 身丈4尺1寸7分(約158.5cm)裄1尺7寸5分(約66.5cm)
ビーズの丸ぐけ 8,400円
帯揚げ 4,300円

大橋

浦野の絣、縞、格子

生成りに焦げ茶の素朴な井桁絣。
すっきりとやさしい色でたくさんの絣が、織られたお着物です。
両方の帯とも、遠目からみると無地に見えますが、細い縞と横段の飾らない感じが、とても素敵な経節の名古屋帯です。
浦野の格子や縞は、手に取って、よくよくみると驚くほど凝った色彩で丁寧に織られています。
どれも、それぞれに理一、範雄さんの思いがつまっているようで、ひとつだけ選ぶのは、至難の技。
浦野邸のいっぱいある書籍棚に「幸田格子」という背表紙のファイルがありました。
一生和服で通した幸田文さんご愛用の飽きのこない魅力的な格子が、いっぱい貼られた1冊だったでしょう。
「きものは、心意気で着るものです」とは幸田文さんの言葉。
選ぶのが大変なほど、たくさんある中から、自分だけの1枚を探すのは、この上ない楽しみ。
ぜひ、お時間の都合をつけて、灯屋2銀座店へいらしてください。

16-12-23  17-9-12

浦野理一作 井桁絣経節紬袷着物 200,000円+税

身丈:4尺5分   身丈:4尺2寸

裄:1尺7寸2分    裄:1尺8寸

 

 

 

 

18-11-10

浦野理一作 横段経節紬名古屋帯

140,000円+税

 

 

 

 

 

18-11-5

浦野理一作 細縞経節紬名古屋帯

140,000円+税

浦野の赤と経節紬

諸紬地大蝶の型染め小紋と縦節紬茜色名古屋帯

諸紬地大蝶の型染め小紋と縦節紬茜色名古屋帯

「浦野理一の現代日本のきもの」の表紙を飾る女優夏目雅子の締める赤い帯。

赤い帯は、世代を問わず、女性の愛らしさや強さを映し出しているように感じます。
初期の頃作られた浦野染織工房の無地紬は、可愛らしい小さな粒のような節ですが、後に独特の経節紬が、
誕生します。
この個性的な経節を完成させるまで、仕事に厳しい浦野理一氏は、織り上がった無地の紬を何度も何度も縁側に放り投げ、浦野作品とは認めてくれなかったそうです。
それでもご子息範雄氏は諦めず、試行錯誤5年の後、浦野の経節紬が出来上がります。
無地であっても、浦野作品としての光を放つ経節紬。
型染めや絣の強い着物にも負けない印象をのこす唯一無二の浦野の帯です。
今回の浦野展では、赤、黄色、藍の経節紬の帯をご用意しております。

浦野理一作 諸紬地大蝶の型染め小紋 280,000円+税 着物18-11-04

浦野理一作  縦節紬茜色名古屋帯 ご売約済 帯18-11-23

 

仕立ての技

この羽織はHPでも紹介している雪持ち笹に白梅の絵羽織(18-10-17)です。
袖付けと上前の衿柄が絵羽になって繋がっています。

平らに置いてみると、上前身頃と衿柄の細い枝や笹の葉がずれています。
羽織の衿の柄は実際に縫う位置と目に見えて柄が繋がる位置が違うため、なかなか柄合わせが難しいのです。

ですが、この羽織をひとたび羽織ってみると!細い枝から笹の葉の先が見事に合うのです!!
置かれた状態ではずれていたのに、着用した途端身体の曲線に合わせて柄がピッタリ合うこの素晴らしさ!
興奮を覚え鳥肌が立ちます。
仕立て屋の腕が光る一品です。

灯屋2にお越しの際はお着物を見るだけでなく是非羽織ってお楽しみください!

大橋

秋の序から…

綿のような鱗雲、ひんやりした空気に包まれて、緑の葉も色を変えています。
ゆっくりと黄金色をした実りの時期へと向かう準備が出来ているようです。
そろそろ、羽織が必要とお探しの方も多いかと。。
いくつかの羽織をご紹介させていただきます。
昭和はじめ頃のアンティークと呼ばれる羽織は、小紋のような同じ柄の物も機械でプリントしたのではなく。
型を置いて、反物に一色づつ手ですられた、本手摺り(ほんてずり)と呼ばれる職人さんの手による型友禅で染められています。
羽織の背柄が、ひとつの絵のようにつながった絵羽織。
これも、絵を描くように染めらた、手描き友禅です。
丁寧な染めは、どこか、愛らしく、見る者の心を癒すほどの美しい友禅です。
その上、細い糸で織られた錦紗は、羽織っている事を忘れてしまうほど軽く、しなやか。
纏う物をとりこにするほどの着心地の良さ。
愛着の1枚との出会いが、平成の今もアンティーク羽織ファンを増やしているのだと思います。
昔の反物は、現代の物にくらべて布巾が狭いのが弱点。なかには、上手に袖口にレースを重ねて着物のお袖が見えないように工夫してらっしゃる方もお見かけします。
願えば、通じる、裄の短い羽織をお召しになる工夫をご存知でしたら、ぜひともおしえてください。

黒地に南天の小紋羽織・黒地に南天の小紋羽織 35,000円+税
身丈:2尺6寸5分(約100.7cm) 裄丈:1尺7寸(約64.6cm) 袖丈:1尺7寸7分(約67.2cm)

 

 

 

 

 

紫地に市松絞り橘と牡丹刺繍の羽織・紫地に市松絞り橘と牡丹刺繍の羽織 50,000円+税
身丈:2尺6寸5分(約100.7cm) 裄丈:1尺6寸8分(約63.8cm) 袖丈:1尺3寸(約49cm)

 

 

 

 

 

黒地に菊と貝合わせの小紋羽織黒地に菊と貝合わせの小紋羽織(アップ)・黒地に菊と貝合わせの小紋羽織 40,000円+税
身丈:2尺5寸(約95cm) 裄丈:1尺7寸(約64.6cm) 袖丈:1尺8寸2分(約69cm)

 

 

 

 

黒地に薔薇のぼかし染羽織黒地に薔薇のぼかし染羽織(アップ)・黒地に薔薇のぼかし染羽織(縫いの一つ紋付き)25,000円+税
身丈:2尺5寸(約95cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm) 袖丈:1尺6寸4分(約62cm)

 

 

 

 

黒地に梅と笹染めの羽織黒地に梅と笹染めの羽織(アップ)・黒地に梅と笹染めの羽織 75,000円+税
身丈:2尺6寸(約98.8cm) 裄丈:1尺7寸5分(約66.5cm) 袖丈:1尺2寸3分(約46.7cm)

季節の楽しみ

緑地縦縞紬と柿刺繍名古屋帯

緑地縦縞紬と柿刺繍名古屋帯

秋を今かいまかと待ちわびながら過ごしています。
秋は秋の楽しみがあって、また秋の装いに心躍るようです。
ご紹介の帯は、この季節になると人気の柿。
柿尽くしのコーディネートでご紹介です。
帯は、綿麻の生地にこっくりした色合いで柿と枝を刺繍してあります。
柿の実だけでも何色もの糸が使われて深みが出ています。秋色の縞紬で、木々が色づくのを楽しみに待ちたいです。

 

  

 

緑地縞紬 45000円+税
身丈:4尺2寸5分(約161.5㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.3㎝)

柿刺繍名古屋帯 60000円+税
柿帯留め 18000円+税
徳永

収穫の季節

稲の刈入れ風景染名古屋帯この時期になると出てくるのが、稲文。
実った稲は豊穣の秋の喜びです。

こちらの名古屋帯は、里の秋。
一家総出で、稲を刈り束ねて干したり、豆を打ったりと大忙し。

稲の刈入れ風景染名古屋帯
懐かしい情景が繰り広げられています。
あたたかみのある絵の所々に刺繍も加えられ、細やかな描写。
おもわず目が離せなくなる、瑞穂の国の原風景です。

稲の刈入れ風景染名古屋帯 (帯15-9-46) 40,000円+税

久留米絣単衣に茶地稲穂に雀名古屋帯実った稲に喜ぶ雀たち。
鳥おどしの鳴子も、まるで一緒に楽しんでいるよう。
紫の野菊が美しさを添える縮緬の染名古屋帯。
素朴な久留米絣の単衣と合わせてみました。
これから便利に活躍します。
まずは肩の力を抜いて、秋をお楽しみくださいね。

茶地稲穂に雀名古屋帯 (帯13-10-25) 58,000円+税
久留米絣単衣 60,000円+税
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)

海老沢