日別アーカイブ: 2022年12月26日

ご来店お客様の装い✨季節の項✨2023年に向けて✨

銀座のイルミネーションが、夜になると、星✨のように煌めく銀座中央通りです。

アンティーク独特の赤紫色で偶然、ご来店されたお二人様にお願いして、撮らせて頂きました。

「空いた時間に好きなお着物を選んで、銀座にお出かけするのは、愉しいのよ」とうれしいお言葉をいただいて、ますます、うれしく、スタッフ一同、励みにさせて頂いております。

中心になる上前と下前の図柄以外は、臈纈染めされたような模様が、型友禅で染められたお着物です。

手間のかかる仕事が、施されているのにたおやかな素材が、それを感じさせない、重ねのお着物に丸帯崩しの名古屋帯を合わせた、優雅な装い。

細かく混み合った織なのに、手触りも柔らかく、上質な絹糸で織られていることにいつもながら、おどろかされてしまいます。

秋の日のご来店✨紫根染めの紫に藍と稲穂の緑が、応えるように美しいお姿。

雀の飛ぶ可愛いらしく健気な姿は、いつの時代も人の心を和ませてくれます。

縮緬地に瓢箪を花紫で染めた江戸小紋に遠山の紅型帯を合わせた、明るくて粋な感じが、江戸っぽい装い。

紫の装いが、続きます。

晩秋にご来店、紅葉を身に纏ってらっしゃいます。

紫と緑の配色が、美しいです。

大きなお月様と白い菊、幻想的な物語のはじまりを告げているようです。

灯屋2では、帯合わせを大事にしておりますので、図柄の世界に帯を合わせるのは、なかなか難しくて、地紋様のある、丸帯にいたしました。

縞に刺繍帯、翼を広げて、小さな身体で羽根をいっぱいに広げて、ゆうゆうと飛んでます。

黄色と赤のコンビネーション

今年も大人気の浦野理一経節紬の無地帯。

流石の存在感でお着物姿をすっきりと仕上げてくれます。

灯屋2オリジナルサリーで作った丸ぐけが、+ワンの魅力♪♫

浦野理一作品の代表的な型染めで仕立てた名古屋帯。

紫根染めにもしっかりと良くお似合いでした✨

浦野理一の花緒も沢山のお客様にお買い上げ頂きました。

本当にありがとうございました。

伊兵衛織りは、今年も大人気でした🤗

こちらの帯は、伊兵衛織りの布ばかりで継いだ、灯屋2のvintage創作帯です。

伊兵衛織りの布ばかりを集めることは、なかなか叶いませんよね。

 

黒い横段の伊兵衛織りにインドネシアの金モール織の半幅帯が、カッコいいよ💕

ご来店お客様の装いは、2023年に向かいます。

 

今年も本当に皆さまありがとうございました。

2023年もご健康でご多幸、そして、お着物日和の毎日でありますことをお祈り申し上げます。

どうぞ、佳いお年をお迎えください。

🌟灯屋2銀座店の年内営業は、12月27日(火)11時〜17時まで

2023年の営業は、1月5日(木)より初売りです。

⭐️1月10日(火)まで:11時〜18時までのお正月臨時営業時間になります。

ご来店お客様の装い✨染め物を楽しむ

いろいろなことをお客様から、おしえて頂きます。

「羽織道楽」という言葉もそのひとつ。

まさしく、羽織の醍醐味を表現しているように思います。

栗に柘榴、松茸、百合の根、筍、枝豆、洋梨と模様の彩りもさることながら、布地の色、配色のお洒落なことといったら、なんと、素敵な羽織になったことでしょう。

笹の葉擦れもさらさらと聞こえてくるようです。

大きな文様が、余白の中に染められているのもまたアンティークの特徴でゆったりと華やかな、艶やかさです。

中にお召しの柘榴の訪問着が、またまた、綺麗な友禅ですね。

昔の布地、無地は、無地でもただの無地じゃない😍愛らしい福良雀と笹の地紋様

綺麗な色に木目紋様、そこに羽根の図柄が、舞っています。

 

ため息まじりの美しさ、地紋の太縞が、デコモダン♪♫

柄の置き方で印象が、ちがうのもまた、羽織。

知らない方からもお褒め頂きましたとうれしいお言葉頂きました✨それをお伺いして、スタッフもまた、とっても光栄、うれしいです。

ありがとうございます。

昔は、菊といってもいろんな種類を愛でました。

「万寿菊」の丸ってやはり、愛らしい。

秋になると、羽織を纏うのが、待ちどうしい❣️って、よくわかります。

季節を纏い、闊歩する。

春は、春で待ちどうしいけど。。🤭

卓越した暈しの技術、彩りも気品の中に華のある美しさです。

もちろん、江戸小紋にもご登場願いましょう。

縮緬や、錦紗といった柔らか物ばかりじゃない、羽織の魅力もご紹介いたします。

染めと思いきや、絞りの模様、帆掛け船、波のしぶきの水玉模様もなんとなく、かわいい丸です♪♫

男物の襦袢と羽裏に同じ型で面白柄と言われる模様が、染められていたそうです。

裏勝りの文化、モダンで洒落が、効いてる模様もそうですね。


暈しの技術が、やっぱり、絶妙です✨❣️

裏を活かした、灯屋2お得意のお仕立て直しの長羽織をお召し頂いてます。

結城縮み羽縫いの道中着も灯屋2の代表作です。

防寒着としても重宝して、皆さまにご愛用頂いております。

小紋羽織は、図柄と色を好みの物にして、気軽に楽しめるのもアンティークならでは✨

昔の羽織は、モチーフが大きくてモダン、道行く人も振り向くほどに楽しくさせてくれるはず😍

灯屋2銀座店の自慢のひとつは、お客様同士が、とても和氣あいあいとお着物のお話しをなさって、仲のよろしいことです。

2022年も笑顔の花が、沢山咲きました♪皆さまご来店、誠にありがとうございます。

スタッフ一同、心より、感謝御礼申し上げます。

ご来店お客様の装い✨染め物を楽しむ✨

「ずっと、帯を探してましたが、お店に入って4歩で一目惚れです!」とうれしいお言葉を頂きました。良く良くお似合いです。

お気に入りの帯をお探しのお客様は、ぜひ一度、灯屋2銀座店へ、合わせたいお着物をお持ちになって、どうぞ、ご来店ください。

染めの素晴らしさは、アンティーク帯の中にもいっぱい、つまっています✨

烏瓜の染め帯、なんて、素敵なんでしょう♪♫

白い蚊絣の塩沢が、やわらかな雰囲気になりました。

栗に柘榴、葡萄に胴前は、大きな海老!本当に?ほんとうなのです😍

縮緬も型を置いて、1色づつ、本手摺りされた、友禅ですので、しっかりした染めでも、なんだか、おおらかさを感じる染め上がりです。

黒い地色に柿と琵琶♪♫大正モダンの配色が、新鮮ですね。

絞りのモノトーン小紋にひとつのモチーフでここまでキュートとは、アンティークの染めにあっぱれです😍良くお似合いで〜す💕

大正時代の縮緬に大きく染められた石蕗の葉。

ゆったりとした図柄の大きさと華やかな彩り、縞のお着物とご自身の個性にぴったりと良くお似合いです✨

襦袢のお色もちゃんと気にかけて頂いて、うれしい😆

こちらも大正時代の縮緬を灯屋2でお仕立てした名古屋帯をお召しです。

あまり色を使わないこの雰囲気もアンティークの縮緬ならではと、技あり!の着こなし、素敵にお召し頂き、本当にお客様に感謝です。皆さま、いつもありがとうございます。

染めと言えば面白柄、唐山のお着物に小物使いもかなり通な方とお見受けいたします。

それにしても、夢のある愉快な図柄、昔から、お着物を上手に楽しまれたんですね。

 

染めの縮緬を継ぎにした、灯屋2の創作帯。

長い年月重ねてきた店主渋谷の仕事の中で、愛でてこられた時代裂たち。

共に仕事をしてきた、森あみやアトリエスタッフから、生み出される灯屋2の創作帯。

どの裂たちも、継がれて帯になるとは、思ってもいなかったかもしれない。

夢のようだと歓んでくれているだろう。

こちらは、大正時代ローラー捺染された大正更紗と呼ばれる布を羽縫いして、お仕立てしたお着物に和更紗の帯をお締めになった装い✨

和更紗も元々は、帯じゃなかったけれど、灯屋2で名古屋帯に生まれ代わりました。

手工芸、素晴らしい物は、どなたかの手から手へ、受け継がれていくという、証明のような素敵な着姿です✨

昔の糸は、木綿も絹も丁寧に作られた上質な物だったから、お召しになられていても、素材が、絹じゃないとか、気にならないですね。

ご来店お客様の装いは、まだまだ、続きます😊