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天下が、泰平になると姿を現すという想像上の端鳥鳳凰が、冠の傍でやさしく微笑んでいます。
中国の幸せな王妃の物語を秘めているかもしれませんね。

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森の匂いには、生息する動物が連想されます。
秋色の江戸縮緬には鹿がふさわしいかと思います。
仲睦まじく、つがいで登場しました。

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草花の線がのびやかに刺繍された、橙の濃淡と緑色のとりあわせがきれいな袋帯。
籬（まがき）の黒、菊の葉に陰影のように刺繍された黒が、心憎い配色です。
昔のものには、このように黒が効果的に使われています。
同じ丸帯から仕立てた名古屋帯もございます。名古屋帯は店頭にてご覧ください。

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薄鼠の地と薄紅の花の色合いが美しい帯。
同系色のきものと合わせて、洗練された雰囲気の着こなしも素敵です。
お色違いもございます。

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秋の野菜と果実が彩りよく描かれています。
ざっくりとした紬地に素朴なタッチで描かれた様は、まさに実りの図柄。
着用の際には隠れてしまう所にも柄があり、前柄も巻きを反対にすれば2通り楽しめるという贅沢な帯になっています。

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　　　　　　質感･風合　　　　　　　　　　　　　　帯裏　　　　　　　　　　　　　　　前中心

100年くらい昔の手織りカシミールを帯にしました。
かわいいペイズリー柄が並び、紬の着姿を引き立ててくれます。