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昭和初期の苧麻の越後上布です。繊細な縦絣文様は、藍と、茶も草木染めのようです。
糸と絣が醸し出す、ふわっとした雰囲気は、夏の日差しを優しく跳ね返して、着る人の心根に響いてきそうです。
優しい帯を添えてあげて下さい。

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しっかりした縦縞に守られて、横絣のポッカリとした図柄が、南の産であることを証明しています。
茶と藍とが仲良く共鳴しあっています。
糸味はしっかりとしていますが、おめしになると、風の抜け具合が感じられることでしょう。

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利休茶色と言いましょうか、グレーとベージュが混ざり合ったグレージュ色の地に、錆浅黄色（さびあさぎいろ）の格子文様がお洒落な越後上布です。
グレージュ、黒、錆浅黄色、細い薄紅色の4色がバランス良く格子を構成し、主張し過ぎずもモダンで軽やかな印象。
程よく張りのある麻地は肌に纏わり付かずに、肌と着物の間に空間を作るため、風が抜けて暑い夏でもサラリとお召し頂けます。

身丈があまり大きくないので、ご身長150cm位の方に向いています。
裄のみ＋3.5cmほどの裄だしが可能ですので、ご希望の場合はお申し付けください。

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上賀茂神社の神紋となる格調ある双葉葵を、小千谷縮にしてしまうという、遊び心の感じられる上布です。
糸は縦横苧麻の上手なので、シャリ感があって柔らかいという、夏着物の条件を兼ね備えた涼しいお召し物です。
ご自宅での手洗いも可能です。

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３匹のうさぎたちの、愛くるしく穏やかで幸せそうな表情はどこから来るのでしょうか。
十五夜のお月様から遊びに来たのでしょうか。
今までうさぎの物を色々扱ってきましたが、これほどまでに、気持ちの良いお着物は初めてです。
垣根に秋草の地紋様が市松状に配されて、裾にススキと萩、オミナエシが描かれています。
9月のまだ暑さは残るけれど、心は秋へと向かう頃、お着物でのお出かけに一番悩まされる時の贅沢な一枚です。
まだお手入れがしてないので、ご覧いただいてご相談させていただきます。

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スズランの花がかわいく垂れて、涼やかで楽しい、宮古上布にしては珍しい図柄です。
小さなお花が横絣、葉っぱが縦横と表情を変えています。
お仕立て直しで大きくなります。

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夏の簾文様は何か小粋で涼しげで、当店のお気に入りなので、良く入ってきます。
昔の日本の風土の中では、風の入る簾越しに庭の菖蒲を眺めていたのでしょう。
青い絣模様の中に白い菖蒲の花が浮かんで少し幻想的でもあります。
お仕立て直しで大きくなります。

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丸紋や菱紋がお行儀良く並んで、絣の白と薄藍の糸が愛らしく織り込まれています。
とても品格があり、、凛々しさも備えて、南の産としては、作り手の性根が偲ばれます。
まだ入手したばかりで、お手入れ前ですが、お仕立て直しで大きくなります。

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明るい藍色地に、伸びのある絣で、大きな笹の文様が織り込まれています。
随所に入る黄色が美しく花を添えています。
縦横共に苧麻糸の、上質な越後上布です。お仕立て直しで大きくなります。

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波に洗われて、貝たちが気持ち良さげに漂っています。
胸と肩にも程よい柄があり、優しい色味で着心地の良さが偲ばれます。
桐の染め1つ紋があります。

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白地にスミレ色の百合の花が清楚そのままに浮き出ています。
お仕立て直しで、居敷当ても付き、いそいそとお出かけを待っています。

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秋野の文様が丁寧に糸目で描かれて、刺繍もしっかりと入っています。
難しい9月の準礼装としていかがでしょうか。
かわいいカタバミの5つ紋です。

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爽やかなお色目の裾に萩の花とトンボが１匹。
ほんの小さな生き物１匹で、静の中に動を感じるのが不思議です。
大きな5つ紋は、大正の時代物ですが、お遊び時にお召しになったらいかがでしょうか。

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秋草文様の中に水の流れがゆったりと、そしてなおゆったりとおおきな渦巻き紋が浮び出ています。
紋錦紗が楊柳になっているので、着心地のよさは保証済みです。
桐の1つ染め抜き紋があります。

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型染めに丁寧に色差しを施した民芸調の小紋です。
縦に伸びる草花に、横に広がるエ霞が、美しいバランスを作っています。
差し色が、生成りに映えて、落ち着いた色合いが出ています。