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薄梅鼠の優しい地色、梅に短冊、光琳水が蒔糊で静謐にかがやいています。
短冊には四季の花が描かれていますので、春秋ともにお召し頂ける、落ち着きのある上品なお召し物です。

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この秋から冬にかけては、美しい散歩着が何枚か店頭に並んでいます。
これもその1枚ですが、残念ながら寸法が少し不足です。
大きな縞が絞りのようにぼかされて縦にながれ、バラが3輪咲いています。
あまり主張しないで柔らかな雰囲気そのままに、優しい訪問着となっています。

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梅の立木が丁寧に配されて、白抜きの梅に金茶の花が咲いています。
青色がお似合いの方に爽やかにお召しいただきたいこれからのお着物です。
3つ紋が入っていますので、いろいろな場面で幅広くお召いただけます。

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縦縞に横段が入り、更紗柄が短冊のように割り込まれています。
きれいなお抹茶色に上前の少しの差し色が冴えて、楽しいお出掛け着です。

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南天と椿の赤茶と、葉っぱの緑が印象的な付下げです。
沢山の実をつける南天は、家庭の繁栄の象徴、常緑の葉を持ち日陰でも花の咲く椿の性質は
ヨーロッパでもブームになったそうです。
地紋の紗綾形とケシ抜いの柏の3つ紋が、黄色の水仙と共に可憐さを加えています。

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葉鶏頭と桜草、ちょっと新鮮な図柄の付下げです。
青色と赤紫の、色の組み合わせも斬新です。
染め抜きの揚羽蝶の3つ紋ですが、遊び心でお召し頂くのもおすすめです。
菱紋の中には、三崩しの小紋柄が重なっておしゃれ感が増しています。

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全体に大胆な白バラが、抑えた色で表現されています。
葉っぱの墨色と、わずかにえんじの新芽とで、印象の深い小紋です。
少し傷があり繕ってあります。

黄海松茶（きみるちゃ）…黄味の強い海松茶。うっすらと茶色がかったオリーブ色。

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降りしきる雪の中を飛び回る雀の姿と、両袖には藪小路が刺繍で描かれています。
雪景色は筆で糊置きされたもの。
地紋の井桁の透けた感じが、またとても美しいコートに仕上がっています。

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縞の感覚がおしゃれな、随所に縮が入った錦紗です。
稲束に群がる雀は、型で染められた上、刺繍がくわえられ、その姿に立体感を与えています。
何とも愛らしいお着物です。

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刷毛目のの車線に大きな牡丹が個性的な訪問着。
水色に重ねの赤紫はいかにも大胆な表現で、大正ロマンの結晶とも言うべき、ムードあふれるお召し物です。

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宝尽くしと亀甲文様が地模様として織り出され、全てを刺繍により柄付けされた青藍色の羽織です。
落ち着いた色合いですが綸子地による光沢感が美しく、繊細な手刺繍が立体感を生み出した豪華な仕立て。
肩から伸びる柳、伸びやかに舞う鳥に生き生きとした生命力を感じます。
アンティークならではの刺繍が魅力的なお洒落な一着です。

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手書きの雀たちの表情やしぐさがとても自然で優しく、趣のある羽織です。
地紋の雲に霞が描かれ、さりげなく作られた空間のバランスも見事です。

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瑠璃紺のぼかしの背景の中に、暖色の薔薇の花がたわわに咲き誇っています。
香しい香りがこちらまで漂ってきそうな、バラ園のムードいっぱいの羽織です。
羽裏もかわいい丸紋の花尽くし。
ぜひ一度、袖を通してみてください。