お客様の装い〜結城縮に継ぎ帯

本日は古い結城縮に、更紗等の古い裂の継ぎ帯でお出かけのお客様のご紹介です。

ずっと以前は結城といえば、縮、着心地の良さも相まって人気を博しました。今では生産数が減り、いっそう貴重なものに。こちらは柄行といい、深い色合いといい、とても素敵な1枚。

合わせているのは、灯屋2オリジナルの継ぎ帯。こちらもとても古いものですが、紬との色合わせも絶妙ですね。

ぐっと寒くなった今日この頃に最適なお出かけ着となっています。

灯屋2でお買い上げいただいたお客様をご紹介しています。お写真のご協力いただいたお客様、ありがとうございました。

皆様も着物でお出かけ下さい。

今、何を着よう?素敵な羽織が入荷してます。

今、何着よう?

素敵なアンティーク羽織が入荷しています。急に寒くなって来た今、最適です。

絞りのような暈し染めの上に、大きな花丸文がドーンと添えられています。エレガントな昭和初期の羽織と思われます。何とも言えない色合いですが、意外と合わせ易そうです。地紋起こしの波が光琳風で、しぶきの中から物語りでも生まれてきそうな、静かな羽織です。きものからのお仕立て直しです。紬にも柔らか物にも、万能感のある羽織。

 

竹林に大きなふくら雀が絞りで表現されています。ふっくらした姿は、食に恵まれて豊かさの象徴とする縁起物として多様されてきました。羽根を広げてかわいいですね。レンガ色は装いを明るくしてくれます。

詳しくはHPをご覧下さい。

暈しに花丸文の羽織 66,000円(税込)24-10-80

波文様の紋綸子長羽織80,000円(税込)24-10-34

ふくら雀文の茶羽織    88,000円(税込)24-10-33

 

 

お客様の装い〜紅葉尽の装い

本日は紅葉尽しの装いでお出かけのお客様のご紹介です。

タッサーシルクの色無地に合わせているのは、黒繻子に見事な紅葉の刺繍のアンティーク帯。枝にちょこっと止まっているのは何という鳥でしょうか?

まるで夜空にライトアップされた景色のように美しいです。

コーディネート最後の仕上げは錦紗のアンティーク羽織。身体に沿ってとても軽くて着心地抜群です。

半衿にはドングリの刺繍。小物にもすべてこだわって秋のお出かけになりました。

灯屋2でお買い上げいただいたお客様をご紹介しています。お写真のご協力いただいたお客様、ありがとうございました。

皆様も着物でお出かけ下さい。

お客様の装い〜羽織の楽しみ

本日は素敵なアンティークの羽織でお出かけのお二人をご紹介致します。

意外性のある色合いがとても素敵な錦紗の羽織。驚くほど軽やかで秋のお出かけにぴったりです。

紺地に八つ手、大胆な色合いです。シックな縞の紬によく似合って。

こちらは八つ手と紅葉の竜田川。明るく優しい色合い。

秋のコーディネートの仕上げはやはり羽織でしょうか?

灯屋2でお買い上げいただいたお客様をご紹介しています。お写真のご協力いただいたお客様、ありがとうございました。

皆様も着物でお出かけ下さい。

秋冬の小物が勢揃い

10月も今日で終わり。朝晩が少し冷え込むほどの気候になりました。

今週、灯屋2銀座店には秋冬の装いにぴったりな小物がいろいろ届いています。

まずはこちら。
アドラスで作ったクラッチバッグです。
左はベルベット。ふんわりとして触り心地がよく、手になじみます。 各5,500円
右のアドラス布は、するりとした手触りで軽やか。 各3,300円

ちょっとした外出や小春日和のお散歩には、ラオスのシルクオーガンジーのストールはいかがでしょう?
薄手で軽いので持ち運びにも便利ですし、何よりおしゃれ。
1枚あると重宝しそうです。
ラオスシルクのストール 18,000円〜

そしてもちろん、季節を問わず人気のアリスのバッグも。
各49,500円

これからの季節、着物と帯のコーディネイトはもちろん、小物遊びも楽しみたいものですね。
ご来店の際は、ぜひお手に取ってご覧ください。

 

お客様の装い〜弁慶格子に面白柄の帯

本日は青弁慶格子の紬に面白柄の帯でお越しのお客様のご紹介です。こちらの青弁慶格子の紬は洋服で言えばギンガムチェック、洋服感覚で着ることのできる着物です。

合わせている帯は灯屋2のオリジナル、元々は襦袢だったものでしょうか。子どもの祝い着にもこういう柄があるそうです。お太鼓には動物の桃太郎、胴前は恐らく金太郎の物語、熨斗目模様も染め出されて、色といいとても楽しい帯ですね。

灯屋2でお買い上げいただいたお客様をご紹介しています。お写真のご協力いただいたお客様、ありがとうございました。

皆様も着物でお出かけ下さい。

お客様の装い〜うさぎ、うさぎ、うさぎ!

うさぎのモチーフの帯は今も昔も昔も大人気。本日は秋のうさぎモチーフの帯を素敵に着こなされたお客様のご紹介です。

この日はやっと涼しくなり、灯屋2秋・冬のおすすめの杢調結城縮でお越しのお客様。

灯屋2オリジナルのうさぎのコラージュとススキと萩が刺繍された帯を合わせられました。少し青みがかったピンク色の紬地の帯は優しい雰囲気。ちょっとマニッシュな結城縮もお客様にぴったりの仕上がりになりました。

次にご紹介するのもやはり灯屋2オリジナルのコラージュ帯。2匹の月見うさぎと垂れは名物裂をはじめとする古布で拵えました。ススキと秋の花が可愛らしく控えめに刺繍されています。お月様は本当の月のような模様に見えます。

胴前にも可愛いいお月様が。浦野理一の無地単衣は秋のちょっとしたお出かけに重宝ですね。

そして最後のお客様の帯はうさぎとススキが織り込まれた、アンティークの帯。

こちらのアンティークの小紋は萩が一面に描かれた単衣。とても細い絹糸で織られた錦紗と呼ばれる着物ですので、軽やか。秋と言っても蒸し暑い最近の気候に身体に優しい着物です。季節感を上手に楽しまれる皆様です。

灯屋2でお買い上げいただいたお客様をご紹介しています。お写真のご協力いただいたお客様、ありがとうございました。皆様も着物でお出かけ下さい。

寒暖差激しい“秋”いま何を着よう?

10月後半になっても25℃超えから20℃へ急降下、こんなときにお出かけに何を着たらいいか、ホントに悩ましい2024年の秋です。

オススメの3点は、結城紬の単衣、綿薩摩、やわらかな濃い目のお色の単衣。下着は気温とお出かけ先に合わせて調節されたらいかがでしょう。

御所解き風に織り出された本場結城紬の単衣に鶸色地に菊・紅葉などを描いたやさしい染め帯。しっくり身体にそう軽くて楽な装いです。

着物:154,000円 24-05-39  帯:25,000円 24−10−16

明るい藍の亀甲絣の綿薩摩にいまは貴重な大正更紗を切り継いだ帯。一枚は欲しい綿薩摩、滑らかで足元の軽い楽しい装いです。

着物:110,000円 24−10−1  帯:100,000円 20−09−03

濃いグレー地に大きな黄色の麻の葉模様を大胆に置いたかわいい縮緬の単衣、帯はレンガ色の鬼シボ縮緬の名古屋帯。濃い色目はこの時期にもしっくり。

着物:33,000円 24-10-60  帯:15000円

 

華やぐ秋の付下げ

待ちに待った秋到来、菊薫る秋はお慶びのお集まりが多い季節。はんなりとやさしく、美しく可愛いお着物に喜びの心を込められてはいかがでしょう。

色の品よい地に桜菊橘を描いた中に潮汲み桶を置いた文芸の香りあふれる五つ紋の付下げ。帯は光によっておさえた金色の丸帯崩しの名古屋

着物:77000円 23−11−16帯:33000円 24−01−23

金茶地に大きな市松地紋、菊に栗を華やかに置いた可愛い付下げ、帯はこれも大胆に菊を刺繍した名古屋

着物: 88000円 19−10−5  帯:44000円

こっくりした紫の絞り疋田の素敵な庭園紋様の訪問着。帯は着物の華やかさを失わないように控えめな織の半幅で

 着物:132000円 21−10−38 帯10000円

 

お客様の装い~天然藍藍染の絞り単衣にアンティーク帯

本日は天然藍染絞りの単衣に、刺繍のアンティーク帯でご来店いただいたお客様です。
先般の「こうげいを探る」展でご紹介した片野元彦の転々藍の絞り染です。片野氏は柳宗悦からの付託により、有松・鳴海絞りの再興につくし、そして「重ね縫い絞り」とも言われる「片野絞」という技法を確立しました。

今回合わせていらっしゃる帯は「K’sコレクション」でご紹介した昭和初期のアンティーク、丸帯から作ったもの。豪華な刺繍、織地といい、時代間が伝わる素敵な帯ですね。

藍染の着物の上品コーディネートが新鮮に感じられました!

みなさまもお着物でお出かけ下さい!