蒸し暑さはあれど空気は秋めいてきましたね。
着物の色も秋色に変わってきている今日この頃
秋にお似合いの半衿はいかがでしょう。
紅葉柄や柄入り市松、江戸小紋etc…
各 3,000円(税込)
秋の着物に似合いそうな柄がいっぱいです。
各 2,000円(税込)
こちらは木綿生地。
各 2,000円(税込)
襟元に一柄添えて、粋な秋の装いをお楽しみください。
店内にはまだまだ素敵な半衿がございます。
皆様のご来店お待ちしております。
みなさま、こんにちは。
暑い日が続きますが、日差しや風にどことなく秋の気配を感じる今日この頃。
本日、銀座店に新しい帯が届きました。
今週はHPでのご紹介ができませんでしたので、こちらでお披露目を。
●柳にカワセミの刺繍名古屋帯
ターコイズの地に色鮮やかなカワセミを刺繍した名古屋帯です。サイドの焦茶色とのコントラストがおしゃれ。ゆらりと揺れる柳に風を感じます。
絽と麻の夏帯です。
48,000円(税込)
●群青色紋紗貝文様名古屋帯
紋紗に金銀で色々な貝を散りばめた名古屋帯は、海の中の様子を描いたものでしょうか。まるで竜宮城のような雰囲気が楽しいですね。
38,000円(税込)
●秋の花籠文様麻の名古屋帯
籠いっぱいの秋の花が可憐です。ナチュラルな麻の生地にやさしい花の色が穏やかに調和した、上品な名古屋帯です。
33,000円(税込)
●オレンジの縞文様朝の名古屋帯
軽やかなオレンジと白の縞文様が、シャーベットのように爽やかな麻の名古屋帯です。合わせる着物しだいで、可愛らしくも、またエレガントにも着こなせそうです。
38,000円(税込)
HP掲載の帯(25-08-38)の姉妹帯です。裏柳の上品な色に紫の扇が優雅な雰囲気ですね。
66,000円(税込)
●絽にフクロウ柄のコラージュ帯
焦茶色の絽地に、小豆色の紗にフクロウの刺繍を施した布をコラージュした名古屋帯です。この表情は何かを狙っているのでしょうか、あるいは、秋近くなって物思いに耽っているのかもしれませんね。深い色合いがシックな帯です。
48,000円(税込)
●花籠に秋の花文様の塩瀬名古屋帯
淡いオレンジ色に秋の花を挿した花籠を描いた帯は、鮮やかな百合の色と桔梗の青紫がアクセントになって、華やかな中に上品さが漂います。秋晴れのお出かけにどうぞ。
45,000円(税込)
夏も後半となりましたが、まだまだ暑い日が続きそうです。名残りの夏を楽しむ帯や着物を愛でにいらっしゃいませんか?
猛署、酷暑の8月、スズメバチの被害もきかれる季節ですが、こんな可愛い蜂なら歓迎ですね。蜂の巣も遠慮がちな大きさ。程よい品よい素敵な帯のご紹介です。
灰白色の絽の地に木の枝に蜂の巣と目の大きな蜂を刺繍で。ホッとするようなやさしい名古屋帯です。鉄色に近い濃茶の縁の切継が全体を締めています。
濃い藍の小千谷縮の無地にのせても、白地の十字絣の古代越後上布にのせても、スッキリ涼しげ。
白地に蜂と蜂の巣刺繍絽の名古屋帯:38,500円 長さ:10尺
紺無地の小千谷縮 25−08−12:66,000円 身丈:4尺4寸 裄:1尺8寸
白地蚊絣古代越後上布 25−06−43 154,000円 身丈:4尺1寸5分 裄:1尺7寸5分
7月初めから開催した「松原工房の仕事を愛でる」イベントも終盤になりました。
たくさんの皆様にご覧いただき、ご購入いただき、お召しいただいて「松原工房の長板中形」に新たな光が再びあたったようなうれしさです。

2017年に2か月にわたり江戸川区教育委員会主催・郷土資料室で開催された『八十翁 松原輿七 藍に生きる』と題された松原工房の「長板中形の藍型染め わざと美」の大回顧展のご案内チラシです。
松原輿七の作品を中心に松原工房作品を一堂に集めたこの回顧展のチラシに掲載された作品の断片にも、今回灯屋に展示された商品に酷似したものがたくさんありました。
松原工房の輝きを今一度ご覧いただきたく、店頭の商品をご紹介いたします。
染め見本と思われる反物をお仕立てした粋な半巾帯です。年中お楽しみいただける綿の帯2点。1本の帯の中、藍の濃淡が美しく、様々な型をお楽しみいただけます。
松原工房の作家三人の藍型染め綿の帯地4点です。クッキリした藍が目に爽やか、美しい帯です。(お仕立ていたします)
松原八光、松原孝司、松原良夫の作品です。
夏には「着物は着ません」という方がいらっしゃいますが、そんな方にぜひお勧めしたいのが、[麻の着物]……越後上布、宮古上布、小千谷縮などなど。ホントに蒸し暑い日本の夏にふさわしい!
なんといっても涼しく、軽く、肌触りよく、炎天下汗をかいても、ご自宅でお手入れできるので気持ちが楽!
唐草文の小千谷縮に、秋野に鈴虫 絽の名古屋帯
浅葱色の唐草文が爽やかでいかにも涼しげ。秋の野に鈴虫。秋が待たれる風景。涼しさがより感じられる組み合わせです。
着物:88,000円 25−06−16 身丈:4尺1寸5分(伸びます)裄:1尺7寸5分
帯:22,000 円 25−07−06 長さ:1丈
白地に赤の菊文様古代越後上布に、紫陽花文生平麻の名古屋帯
紡績苧麻と手績み苧麻で織り上げられた古代越後上布は夏の憧れ。気取らず可愛くお召しいただけます。型染の紫陽花がシブカワイイ名古屋帯を合わせて。
着物:110,000円 25−06−40 身丈:4尺5分 裄:1尺7寸5分
帯:33,000円 25−07−07 長さ:1丈
横段子持ち縞の小千谷縮に、柳につばめの織名古屋
薄い鶯色の糸が横に走るシャッキリとした小千谷縮に、柳に黒いつばめを織り出したシンプルで上品な帯、大人の夏姿をお楽しみください。
着物:66,000円 身丈:4尺2寸5分 裄:1尺7寸8分
帯:44,000円 25−07−05 長さ:1丈
また梅雨が戻ってきそうな今日この頃。ちょっと憂鬱ですね。。☔️
でもムシムシした日々を過ぎれば、さぁカラッとした夏がやってきます!
今日は夏向け絽の刺繍半衿をご紹介。
海の上の青空に大きく羽ばたくカモメ達。
羽根につけた赤がアクセントとしていきています。
様々な貝殻たちが仲良く談話中です。
夏の風物詩、蛍が光を放ちます
貝殻の刺繍半衿 ¥11,000(税込)
青紅葉の刺繍半衿 ¥11,000(税込)
蛍の刺繍半衿 ¥11,000(税込)
とんぼの刺繍半衿 ¥12,000(税込)
襟元に夏らしさを添えて、皆様もお着物でお出かけください!
ご来店おまちしております。
JR新小岩駅からバスで5、6分、江戸川区役所の近くに「江戸川区郷土資料室」があります。
江戸川区の歴史、暮らし、産業などの資料が展示されています。ここはまた1924年(大正13)以来、長板中形の工房として多くの作品を生み出した「松原染織工房」から程近いところでもあります。
資料室に所蔵されている「松原工房の仕事」を記録したDVD2点「長板中形」「平成の匠」を借用し、松原工房の仕事を愛する皆様にご鑑賞していただくことになりました。
長板中形がどのような過程で作られていくものか、それに携わった人々の働く姿、息遣いを映像として見ていただける貴重な機会であるといえましょう。
現在江戸川区には長板中形の工房はなく、同じ荒川(中川)沿いの少し上流葛飾区四つ木にあった清水幸太郎(松原工房の創業者=人間国宝であった松原定吉と同時に1955年「長板中形」の人間国宝に認定された)の工房もいまはありません。
現在、清水幸太郎の技法を伝えているのは葛飾区の江戸小紋の人間国宝、小宮康助・康孝・康正三代の工房ということです。
郷土資料室には、松原工房の作品2点が常設展示されています。
松原工房が後継者がなく閉じることになった時、使われていた道具類、作品の一部が江戸川区に寄贈されているそうです。2026年秋〜冬頃、江戸川区役所移転に伴い、資料室も移転し、新オープンの企画として、これらの資料が展示されるということです。
資料室の学芸員の方は今も松原工房の着物・帯が皆様にこんなに愛されていることに驚かれていました。
松原工房は閉じられましたが、そこで学んだ方々は多く、その技は形を変えて伝承されてゆくものと思われます。松原家の3代に渡る思いが結晶した「長板中形」を時代を超えて残していただけたら、と念じます。