月別アーカイブ: 2020年9月

秋小物

灯屋2の秋小物をご紹介!

店内はすっかり秋物に衣替えし、おなじみの丸ぐけも各色取り揃えています。

お好みの色、探していた色はございますか?

着物を解いた生地や、新たに染めた生地を使って灯屋2で作っているオリジナルなので、すこしずつ生地感や色味が違うのも特徴の一つ。

お気に入りは迷わずお求めいただくのが吉!

灯屋2でつくっている丸ぐけ達はほっこり柔らかく、アンティーク刺繍を優しく包んでくれます。

縮緬地の半衿も柔らかな肌触りが嬉しいですね。

この2枚は下前がスッキリし、他のものは全面に柄があります。

秋の夜長、小物選びでお楽しみください。

丸ぐけ 税込4,500円

縮緬半衿 左から

ピンクベージュに紅葉柄  税込2,750円/エンジに花輪 税込2,200円/ベージュに亀甲 税込1,100円/茶色に縞幾何学模様 税込3,300円/カーキ 縞に花柄 税込2,200円/藤納戸色吹き寄せ柄 税込2,200円/藤色横段秋の草花柄 税込2,750円(短めです)

 

実りの秋

暦通りに季節は巡るのだろうか思ってしまうほど、残暑の厳しい日々が続きます。

少しずつ木々が色づいて、実がみのる日に想いを馳せながら……

ご紹介の帯は灯屋2オリジナルの名古屋帯です。

インドやヨーロッパなどのさまざまな更紗裂で秋の風情に仕立てました。

柿の帯留を添えて、実りの秋を楽しみたいです。

本場黄八丈  140,000円+税

身丈 :  4尺1寸(約155.8㎝)

裄      :   1尺7寸5分(約66.5㎝)

灯屋2オリジナル名古屋帯   40,000円+税

柿帯留   6,000円+税

浦野理一の布を継ぐ 「継ぎ裂」展  のお知らせです。

浦野理一の布を継ぐ

「継ぎ裂」  展     のお知らせです。

2016年以来温めてきた企画展を、やっと開催することになりました。

浦野理一の残した膨大な小布(こふ)を一枚一枚継いで、きものやおびにしていく中で、その裂に宿る浦野さん父子の60年におよぶ仕事への想いや、培われた美意識も、しっかりと継いで行くのだということに気付かされました。

そして、展示会を「継ぎ裂」展、その作品を「継ぎ裂きもの」「継ぎ裂おび」としました。

今、その作品群を見て、確かにこれは、灯屋2にこそふさわしい仕事だったのだと確信しています。昨日、一昨日と図録のための撮影をしましたが、新たな命を吹き込まれた継ぎ裂たちが、美しいきものやおびとして蘇りました。

どのように美しく蘇ったのか。それには、どうぞ図録のでき上りをご期待ください。

10月初めにはご覧いただける予定です。

なお今回は、どちらへも神出鬼没のプロヂューサー山田英幸さんの助力も得て進めて行きます。

灯屋2   渋谷公子

 浦野理一の布を継ぐ

「継ぎ裂」展     ー   灯屋2

会場    洋協ホール    中央区銀座6-3-2

Tell 03-3571-3402

会期    11月21日(土曜日)〜26日(木曜日)

 #詳細は追ってお知らせします。 また、ブログ、インスタ、FBもご覧下さい。

秋の狸囃子

日中の暑さは続きますが、夜風が涼しくなって心地よいですね。

見上げると月の輝きがひときわ美しさを増しています。

日ごとに移り変わる季節、今だからこそ愉しみたい着こなしのご紹介です。

やさしい秋草の単衣着物はサイズもたっぷり。

帯も、狸だけでなく、いろいろな秋景色をお試し下さい。

秋草単衣小紋 裄1尺8寸(約68㎝)身丈4尺3寸5分(164.7㎝)

秋草と狸の灯屋2創作刺繍名古屋帯  120000円+税  帯19-10-36

 

秋草に虫灯屋2創作刺繍名古屋帯  90000円+税  帯19-11-02

 

秋草に満月灯屋2創作刺繍名古屋帯  100000円+税  帯19-10-13

丸ぐけで楽しむ和更紗帯

まだまだ暑い日は続きますが、空気の気配が少し変わった今日この頃。

本日は新入荷の明治期の和更紗帯をご紹介します。

和更紗は綿ですが、こちらの帯は軽やかですぐに活躍しそうです。

クリーム色の地に、紺と茶で彩られたクリアな染が魅力的な一品です。

 

灯屋2オリジナルの新入荷の丸ぐけと帯揚でいろいろ遊んでみました。

まずはワイン色の丸ぐけとベージュの帯揚でシックに。

次は綺麗な薄い鴇色のような丸ぐけとイエローの帯揚で明るく。

最後にレモンイエローの丸ぐけに鶯色の帯揚で爽やかに。

同じ帯でも小物次第で、シックにも爽やかにもなりますね。

夏の終わりから単衣に向けて小物で変化をつけてお着物お楽しみくださいね。

 

和更紗帯 20-9-2 ¥50,000円 税別

丸ぐけ 各¥5,500円

帯揚 各¥4,500円~6,500円

 

カメルーン帯と久留米絣の出会い

帯で巡る世界の旅。

今日はアフリカ中部カメルーンの布で仕立てた帯です。

プリミティブでざっくりしていますが、触れると優しい木綿に心なごみます。

絵のような楽しい文様は、どんな人柄のカメルーン人が考案したのでしょう?

遙か大地と空を想像すると心弾みますね。

合わせる着物は、ほっこりとする久留米絣。

織と染に寄せるハートは同じ、意気投合。

ラブラブの出会いです。

トンボ玉の帯留めが、胸がキュンとするような愛らしさを表しているよう!

 

久留米絣単衣 60,000+税 身丈4尺(約151.5㎝) 裄1尺7寸(約64㎝)

カメルーンの絞布付帯 55000円+税 帯20-09-21

トンボ玉の帯留め 12,000+税

豪華絢爛 インドネシアの魅力

いよいよ9月になりました!

暑すぎて着物を着られなくて・・・お出かけも控えていて・・・と切ないお声を耳にする事も多かった8月でしたが、そんな気持ちは豪華絢爛外国帯で吹き飛ばしませんか?

今回は華やかに心躍るきらびやかな世界へ皆様をお連れいたします!

贅沢に印金が施された金更紗は王族など身分の高い人が身につけたのでしょうね。

元々の柄も華やかですが、更にまばゆいばかりの贅沢さで今も輝きは褪せること無く、心は否応なしに踊らされます。

中央のお花越しに向かい合う二羽の孔雀からは気品すら漂うようです。

続いては、リマールに縦糸の金モールが華やかなスマトラ島の古布の帯です。


こちらも金モールが退色しておらずとても煌びやかな一品で、どちらも今は作られていない貴重な布です。

外国帯は季節感が無いため気軽に締められるのも魅力の一つ。

ホームページの商品紹介にもたくさんの外国帯がアップされました。

心華やぐ外国帯をぜひお楽しみください。

 

バティック金更紗名古屋帯 120000円+税

インドネシア絣に紋織りの名古屋帯 240000円+税