月別アーカイブ: 2018年3月

浦野理一・範雄展 始まります。

ラッキーなことに、桜満開のなかで、31日土曜日から浦野展が始まります。
今回は、みなさまお待ちかねの無地帯10点あまりと、かねてより進めております、寄せ裂の創作半巾帯3本を出品させていただきます。
半巾帯の中には50枚の縦節紬をはぎ合わせたものや、鬼縮緬にあられと青海波紋という珍しい江戸小紋のはぎ合わせもあります。
染料の配合色を極めつくした「浦野の色」をご堪能下さい。
お着物はほとんどがゆったりサイズになっています。

みなさまお誘い合わせの上、お花見のお帰りにお立ち寄り下さいませ。

半巾帯3点をご紹介します。

諸紬型染め寄せ裂半巾帯

縦節紬絣と縞・格子寄せ裂半巾帯 縦節紬絣と縞・格子寄せ裂半巾帯


左上から

諸紬型染め寄せ裂半巾帯     180000円+税
縦節紬絣と縞・格子寄せ裂半巾帯 220000円+税
縦節紬絣と縞・格子寄せ裂半巾帯 220000円+税

浦野帯 灯屋2オリジナル②

布の表面に浮かぶプツプツとした節を見ると、作品を織り上げるのにどんな苦労があるのだろうと考えてしまいます。
丁寧に織られた布にはどこかあたたかさがあって、つい手に取ってみたくなります。
青を基調にした格子のシリーズは、いつも見慣れた組み合わせも、力強い糸と色の出し方で格子を魅力的にしています。

オリジナル帯は、お太鼓は二通り、前柄も図柄の出し具合で表情が変わる楽しい帯です。
さらに小物の色使いで幾通りにも表情をかえられ、無限に広がっていきます。

灯屋2オリジナル名古屋帯 灯屋2オリジナル名古屋帯

灯屋2オリジナル名古屋帯 灯屋2オリジナル名古屋帯


灯屋2オリジナル名古屋帯 灯屋2オリジナル名古屋帯


灯屋2オリジナル名古屋帯  160000円+税

徳永

浦野帯 灯屋2オリジナル①

浦野氏のその仕事を間近に見て、手に触れて、身にまとう・・・
ゴツゴツとした糸と鮮やかに染められた色、そのどの組み合わせにも魅了されます。

幾通りもの格子の組み合わせの布を大切に継いで、帯にした灯屋2オリジナルの帯が
あります。
名古屋帯に仕立てた帯全体を浦野氏の布で継ぎました。
上手に締めて、お太鼓は二通り、前柄も布の出し具合で表情を変えて楽しめます。
その日の気分で表情が変わる帯です。
楽しいと思いませんか?

灯屋2オリジナル名古屋帯

灯屋2オリジナル名古屋帯 灯屋2オリジナル名古屋帯

灯屋2オリジナル名古屋帯

灯屋2オリジナル名古屋帯 灯屋2オリジナル名古屋帯

灯屋2オリジナル名古屋帯  220000円+税

徳永

いまふたたびの浦野の世界

3月31日(土)~4月8日(日)
企画展「第3回 浦野理一・範雄展」
が開催されます。

お客様を魅了してやまない浦野の着物や帯。
また新たな出会いが待ち受けております。
どうぞご期待ください。

HPでご紹介しきれなかった作品がまだまだたくさんあります!
紹介できなかった作品は、ブログの方でご紹介していきます。

縞の帯2本。
どちらも多色使いが魅力的です。
細い縦縞の味わい深さ。
個性的な横縞の色変わりの妙味。
いつまでも着物を楽しむ喜びを与えてくれることでしょう。
かけがえのないものとして、どうぞおそばに置いてくださいませ。

浦野縦縞紬名古屋帯 浦野縦縞紬名古屋帯

浦野縦縞紬名古屋帯
120,000円+税


浦野横縞紬名古屋帯 浦野横縞紬名古屋帯

浦野横縞紬名古屋帯
100,000+税


海老沢

満開の桜の下で

満開の桜の下で

満開の桜と芍薬のお散歩着と赤地桜の刺繍開き名古屋帯今年も桜が咲きました。
慌ただしい季節の狭間で、ふとその下にたたずんでみます。
心を奪われるような満開の桜。

真紅の地に満開の桜が刺繍された帯を見て、ふと思い出した小説があります。
坂口安吾の「桜の森の満開の下」。
恐ろしくも美しいお話。

春はどこかものぐるおしい心持ちにさせるのかもしれません。
そんな自分を包んでくれるのは、やはり満開のなめらかな錦紗のお散歩着です。


赤地桜の刺繍開き名古屋帯 満開の桜と芍薬のお散歩着 

赤地桜の刺繍開き名古屋帯 (帯16-1-13) 75000円+税

満開の桜と芍薬のお散歩着 (着物17-3-1) 180000円+税
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
お仕立て直し

海老沢

春を呼ぶつばめ

つばめは春から初夏にかけて日本に渡ってくる渡り鳥。
雄雌共同でヒナを育てるため「夫婦円満」「家庭円満」の象徴とされてきました。
また、古くから着物の柄としても好まれ、灯屋2でも大変人気のある柄。
つばめを着物の衣装として使う場合、「雨につばめ」「柳につばめ」の組み合わせが多く、それぞれのシルエットがモダンな雰囲気になります。

番傘につばめ刺繍開き名古屋帯 番傘につばめ刺繍開き名古屋帯

写真の帯は芝翫茶(しかんちゃ)色の地に、番傘と燕の粋な帯です。
丸帯だったため二本の図柄の帯が出来上がりました。

番傘につばめ刺繍開き名古屋帯 65,000円+税

 柳につばめ染名古屋帯

柳につばめ染名古屋帯

春の霞の風景が、ぼかしで表現され、柳の枝とつばめの黒が景色を引き締めています。

柳につばめ染名古屋帯

田中

春色✖インド更紗

格子柄紬と緑に丸紋のインド更紗名古屋帯京都へ出かけてきました。
御池通を歩いていたら「御池桜」が咲いていました。
冬桜といわれるそうで、12月~4月頃に咲くそうです。
冬桜と知っても、もう春がきたと思った日でした。

格子柄の着物に、インド更紗の帯を合わせてみました。
着物は、縦横手紡ぎの力強さのある紬です。
筆でなぞったような柄の出具合にほっこりした気持ちにさせられます。
帯は、インド茜に緑色と紫色が入った色の美しい更紗柄。
インドの手仕事がつまった帯です。
図柄の重なりや線のにじみ具合、インドの人々の性格やその土地の空気を感じる一本です。

本日で「ふたたびのインド展」は終了となりますが、商品は今後も銀座店にてご覧頂けます。
ぜひ、手に取って触れて、感じてみてください。


格子柄紬 緑に丸紋のインド更紗名古屋帯 

緑に丸紋のインド更紗名古屋帯

格子柄紬 75000円+税
身丈:4尺2寸(約159.6㎝) 裄:1尺7寸3分(約65.7㎝)
緑に丸紋のインド更紗名古屋帯 (帯18-3-15) 160000円+税

徳永

エレガンスサリー

サリー着物とベナレスサリー名古屋帯ふたたびのインド布展へのご来場ありがとうございます。

時の流れの中でつちかわれてきた紋様や色が表現されている、個性あふれる布。
このサリーに出会ったとたん店主渋谷は「素晴らしい物が出来る!」と小声でつぶやきました。
この着物が誕生した瞬間でした。

金モール糸で丁寧にほどこされたミラーワークが、衿、裾、袂を飾っています。
軽くしなやかで気品にあふれた着物に深い藍に金で織られたベナレスの帯。

堂々としたエレガンスサリーの美しい着物姿になりました。

ふたたびのインド布展は、15日(木)までとなります。
現世をはなれたヴィンテージの美しさをぜひ、間近でごらんください。


サリー着物とベナレスサリー名古屋帯 サリー着物

サリー着物 ベナレスサリー名古屋帯

サリー着物 (着物18-2-6) 240000円+税
身丈:4尺8分(約cm) 裄:1尺7寸5分(約cm)
ベナレスサリー名古屋帯 (帯18-2-30) 80000円+税

白井

「ふたたびのインド布展」開催します!

花柄インド更紗帯忘れがたい魅力のインド布。
うれしいことに、さらに価値ある布達の登場です。
HPにアップされていないこちらの帯も必見!

16世紀に入り独立されたムガル王朝は職人を手厚く保護助成しました。
そのためにインドの染織工芸は最高の水準を極めました。
王宮や野営テントを飾るための、華やかな更紗布が生み出されたのです。

動物柄インド更紗帯こちらの帯も、動物や花柄がとても面白い更紗です。
ユニークな形や表情をご覧ください。
木彫り専門の職人が彫った木型で、布に型を置いていきます。
素朴ながら繊細な手仕事のたまものといえるでしょう。
目にしたときに微笑んでしまう、心あたたかくなる帯。
ながくご愛用頂けることでしょう。

ほかにも目を奪われる素敵な商品がたくさんお待ちしております。
どうぞお楽しみにご来店くださいませ。

動物柄インド更紗帯

 

花柄インド更紗帯 120,000円+帯

動物柄インド更紗帯 140,000円+帯

海老沢

インドの布…ふたたび

インドの布…ふたたび店の「のれん」をアンティークサリーに掛け替えながら、インドの長い長い歴史の中
でこの布がどんな運命をたどってきたのかと思いを馳せていました。
羽衣のように軽く、薄い布に染められた更紗柄。
その上から金泥で模様が施されて、インド独特の華やかさを醸し出しています。
どんな人が、どういう時に使うために作られたものなのか・・・

外国布一枚一枚の歴史とともに旅をするような気持ちで、帯を選んでみませんか?
HPに載せられなかった帯をご紹介します。

緑地唐花縁文様にドット柄名古屋帯
緑地唐花縁文様にドット柄名古屋帯

美しい地の色にドット柄が大人のかわいらしさのある帯です。
色の美しさを、ぜひ店頭でご覧ください。

黄緑地菱文様紋織名古屋帯
黄緑地菱文様紋織名古屋帯
40000円+税

明るい色目の手仕事が優しい気持ちになる帯です。
春らしいコーディネートできそう。

オレンジ幾何学模様カンタワーク名古屋帯
オレンジ幾何学模様カンタワーク名古屋帯
60000円+税

深みのあるオレンジの色目が季節を問わず、和の着物に合いそうです。
シンプルに色を楽しんでしめたい帯です。