春を呼ぶつばめ

つばめは春から初夏にかけて日本に渡ってくる渡り鳥。
雄雌共同でヒナを育てるため「夫婦円満」「家庭円満」の象徴とされてきました。
また、古くから着物の柄としても好まれ、灯屋2でも大変人気のある柄。
つばめを着物の衣装として使う場合、「雨につばめ」「柳につばめ」の組み合わせが多く、それぞれのシルエットがモダンな雰囲気になります。

番傘につばめ刺繍開き名古屋帯 番傘につばめ刺繍開き名古屋帯

写真の帯は芝翫茶(しかんちゃ)色の地に、番傘と燕の粋な帯です。
丸帯だったため二本の図柄の帯が出来上がりました。

番傘につばめ刺繍開き名古屋帯 65,000円+税

 柳につばめ染名古屋帯

柳につばめ染名古屋帯

春の霞の風景が、ぼかしで表現され、柳の枝とつばめの黒が景色を引き締めています。

柳につばめ染名古屋帯

田中