丁子色の名の通り、ふくよかな香り高さを感じる色。赤い変わり井桁に、絣のブルーが効いています。
裂織のように、幾色もの糸をからめて織り上がった帯は、きものの雰囲気をがらりと新鮮にする、わくわくするような面白さ。
小物の色は、季節によって、もしくは、どのような色でも受け入れてくれる帯なので、ぜひ、ご自身に一番似合う色をお選びください。
月別アーカイブ: 2016年2月
十字絣
「浦野理一・範雄コレクション200」
14日より、浦野理一、範雄氏の作品を200点展示、販売している浦野展。
連日、本当に沢山のお客様にご来店いただきありがとうございます。
「こんなに浦野作品をみる事が出来るとは、思わなかった!」とよろこんでくださるお客様の声と、お電話でのお問い合わせの多さにスタッフも浦野理一ファンの思いを強く、感じています。
「浦野理一」と聞くと、経節紬を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
浦野理一の代名詞になるほどの個性を放つ織物ですが、実は、この独特な風合いを持つ経節紬は、ご子息である範雄氏が、5年もの歳月をかけて完成させたのだそうです。
染、織りに知識も深く、唐桟縞や黄八丈、江戸小紋など。
あらゆる染、織り物を作りだした浦野染織工房だからこそ、無地の紬にも個性を持たせたいと生まれた経節紬。
「出来上がりを見ても気に入らない物は、ポーンと庭に放り投げちゃうんだよ」
「本当に物創りには、厳しい人だった」とそのお父様の姿勢をなつかしむように笑いながら範雄氏が、話してくれました。
無地の経節のみならず、小津安二郎映画でも魅了された型染めや紅型、もちろん縞、格子。
今回は、希小な縮緬の小紋や振袖、紬の絣が反物でお選びいただけます。
浦野ファンのみならずとも、どうぞ、お見のがしなく!
2月は無休で営業いたします。
どうぞ、ご来店ください。
白井
縞紬
浦野理一縞袷と辛子色経節紬帯
桃色づくし
黒と絹鼠色が経緯交互に織り込まれた生地に、うっすらと立ち昇る桜色のような立涌の色は、近くでよく見ると橙のような糸。
グレイに橙が溶け込むと、ピンクのように見えるという、視覚の不思議です。
先日立ち寄った、鎌倉の八幡宮内にある弁財天社には、もう桜が咲いていました。
染井吉野よりもう少し緋色がかっていて、寒桜に続いて早くから咲く河津桜。
もう少し先だと思っていた桜の、とても美しい色を見ることが出来て、嬉しくなりました。
そんなピンク色を見たあとだったので、桃色の帯に珊瑚色の帯揚げ、手作りの眠り猫の帯留の三分紐は薄桜と、ピンク尽くしにしてしまいました。
(着物の八掛も桃色です)
浦野作 立涌模様紬
身丈:4尺4寸(約167㎝) 裄:1尺7寸2分(約65㎝)
桃色無地経節紬名古屋帯
眠り猫帯留 16200円
松田
揺らぐ麻の葉
「浦野理一 半幅帯」
今回浦野理一展では、灯屋オリジナルとして、浦野さんの帯地やインテリアファブリックを使って半巾帯を作っています
。浦野さんの糸節のあるざっくりした生地は、半巾で紬にさらっと締めるのも粋で遊び心がいっぱいです。
同模様の色違いの生地を切り継いだものや、同色の異模様の生地を切り継いだものなど多種多様です。
どうぞご自身の一枚を探しにいらして下さい。
濃緑と生成りで幾何柄の絣を織りだしています。単純な霜降柄や十字柄でありながら、繰り返しによって楽しいリズムがでています。
経糸には何色もの色糸を遣い、横糸は生成と濃灰色を使っています。
横糸は糸の撚りの強弱を利用したのか、絣の様な不思議な模様が浮き出た魅力的な帯です。
多色使いの横段柄に経糸の青が全体にかかった帯。
インテリアファブリックを半幅に帯に仕立てています。太糸と細糸の変化が楽しい帯です。
田中
緑の切継ぎ帯
春色の浦野コーディネート
スタッフとして毎日目にしていても、見れば見るほど美しい浦野氏の作り出した色の数々。
青みがかったグリーンに、可愛らしい梅とうぐいすの絣織。
経に緑、緯に白い糸を使い、優しい色合いに織り上がっていて、顔映りを明るく見せてくれる鮮やかさを持っています。
綺麗な色を身につける華やかな喜びは、本能に直結しています。
春色の格子帯で、萌えゆく季節を纏いませんか。
浦野染織工房 梅に鶯の絣経節紬 (帯16-2-12)
ベージュ地格子縞名古屋帯 194400円 (帯16-2-7)
松田

























