帯紹介」カテゴリーアーカイブ

存在感たっぷりの半幅帯

いよいよ年末も目前に迫り、皆様お忙しい日々をお過ごしの事と思います。

忙しくて着物を着る暇がない・・・そんな時に半幅帯はいかがでしょうか?
インスタでもご紹介しましたが、存在感たっぷりの半幅帯が入荷しました。

一つめはほっこり真綿紬の半幅帯です。
格子の着物に合わせ、かわいらしく変り結びにしてみました。
温かみのある素材ですから、寒い時期にお使い頂きやすいですね。
着物も生成りの生地に赤い格子、その中に変り織で黒い織り出しがピリリと効いています。
  

 

二つ目はざざんざの半幅帯です。
こちらは結城新機にあわせました。
半幅帯でもざざんざの強さは健在!すっきり結んで潔い着姿になりますね。
両面使えるのも面白いところです。

  

半幅は結び方から小物使いまで様々お楽しみいただけ自由度の高い帯です。
ぜひお気軽にお楽しみくださいませね。

格子着物:120,000円+税 身丈4尺2寸(約159.6cm)裄1尺6寸8分(約63.8cm)
真綿紬半幅帯:20,000円+税

結城新機袷着物(19-10-31):140,000円+税 身丈4尺3寸(約163.5cm)裄1尺8寸2分(約69cm)
ざざんざ半幅帯:40,000円+税

■■■ 年末年始のご案内 ■■■

12月28日 17時閉店
12月29日~1月2日 年末年始休業
1月3日~1月5日 18時閉店

どうぞよろしくお願いいたします。

クラシカルな雰囲気で出かけみませんか・・・

慌ただしい季節になりました。

冬のイベント目白押しです!!

華やかなお着物で出かけてみませんか?

クリスマスも忘年会も来年のお正月まで華やかなアンティーク着物で雰囲気良く・・・

 

 

 

ご紹介の着物は、松竹梅の図柄が絞りや刺繍で豪華に配された訪問着です。

 

梅の花が二色使いで刺繍され、絞りの中に奥行きを出しています。

 

 

帯は糸巻きの織帯。

糸巻き一つ一つの中に季節の花々やおめでたい図柄が織り込まれて一層華やかです。

 

 

 

 

臙脂地松竹梅絞り刺繍訪問着(着物:17-3-8)151,200円

身丈:4尺5分(約153.9㎝) 裄:1尺6寸8分(約63.8㎝)

 

黒地糸巻きの図織名古屋帯  33,000円

 

年末年始のお洒落

ついに今年も最終月になりました。
あっという間ですね。
寒さも増して、紬の出番です。
半襟や小物の色合わせも、是非楽しんでください。
帯にはいきいきとした鳥の刺繍があれば心もはずみます。


茶地縦縞結城新機袷140000円+税
着物19-10-31
お仕立て直し 身丈:4尺3寸(約163.4cm)  裄:1尺8寸2分(約69.2cm)

ヤマガラの刺繍開き名古屋帯 90000円+税

7日からは「新春のきもの展」も開催されます。
さあ、まだまだ元気よくまいりましょう!

 

  企画展「新春のきもの展」

会期:2019年12月7日(土)~15日(日)

11:00〜19:00
会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5 アサコ銀座ビル2F

今回の企画展はお葉書でのご案内はしておりません。
灯屋2ウェブサイト、facebookのみでのご案内となります。

「浦野の古布を帯にする」その12 お客様作品集

今まで小布の数々をご覧に入れましたが、それではお客さまの作品をご紹介してみます。

以前のワークショップで胸を膨らませて、試行錯誤してお創りになった、ただ一本の私の帯です。この時は、紬だけを提供させていただきました。

みなさま始めは大興奮で、いっぱい布を集めていましたが、しばらく触っているうちに方向が見えてきまして、ご自分の個性に合わせて、またお召しになるお着物を想像して、だんだんまとまって行きました。

そして最後にお選びになった裂は本当に様々で、さすがに、と感心したり、あっと驚かされたり、こちら側も楽しませていただきました。

又、後で帯ができあがり、受け取りにお見えになる方みなさまが、その美しさにパッとお顔が輝きました。今日はそのうちの何点かをご覧ください。

 

次回はみなさま?のどうやって進めていくのか、についてです。

ワークショップ「浦野の小布を帯にする」小布ってどんな布?

ワークショップ「浦野の小布を帯にする」 小布ってどんな布?

  

どんな布なのでしょう。
今日から10回くらいに分けてご紹介していきます。
なにしろ、縞、絣から、縮緬まで幅広く、膨大な量を作っていますので、一休みしていると途方にくれてしまいます。
これから1ヶ月の間がんばっていきますので、お付き合いください。

まず1回目は、紅型です。「浦野の紅型」とあえて呼称がついていて、大きな型から小紋調のものまで、多岐にわたっています。
大きな図柄はおおらかでダイナミックに、小さな図柄は花から鳥にいたるまでかわいく可憐さに満ちています。

布の大きさは、1メートルくらいのものから、15センチ平方のものまであります。

次回は縞、格子をご案内します。

 

ワークショップお申し込みについて

【開催】
場所:花園神社社務所2階和室(東京都新宿区新宿5-17-3)
日時:11月23日➀10時~ ➁14時~ いずれの回も要予約
費用:100,000円+税(布代、お仕立て代を含む)

【お問合せ】
灯屋2銀座店 AM11時~PM7時 定休日なし
Tel:03-3564-1191
Mail:ginza@akariya2.com

お申込みの際は、お名前、お電話番号、メールアドレス、ご参加希望の時間帯、お支払い方法をお伝えください

【お支払い方法】
当日は現金のみ
前日までに店頭にお越し頂ける方は現金またはクレジットが可能です

ご質問・ご不明点などは灯屋2銀座店までお気軽にお問合せ下さい。

江戸時代の小袖裂が帯になりました。

菊紗綾形の地紋がある綸子地は、はるか昔よりずっと変わることのない象牙色の輝きを静かに放っています。

小石丸という蚕は、さぞや優しくて穏やかな繭を作っていたのでしょう。

スッと伸びた清楚な枝の先には、擦り疋田と刺繍とでたおやかな菊の花が咲いています。

状態も良く、全通と6通の名古屋帯が二本できました。

秋日和のいい日のお出かけには、是非こんな帯をお勧めします。

 

全通帯:240,000円+税 / 六通帯:180,000円+税

9月のお楽しみ-美しいバティックはいかが?

当店では、20年以上前からバリや、ジャワ、スマトラ島に通い、2000の島々があると言われるインドネシアの布を集めてきました。

今回、40枚のバティックをご用意してご覧に入れます。

バティックは用途上、柄が横に流れていますので、帯を作る時は横に剥いでいきますが、6通で2枚作れますので、お友達とペアでいかがでしょうか。

あるいは、一枚作って半分をテーブルセンターにしてもファンタスティックなデザインを堪能できます。

お仕立て代は、別布込みで1万円とサービスさせて頂きます。(バティック代別途)

店内はお花が咲いたように華やぎに満ちることでしょう。

お遊びにお出かけください。

 

 

 

 

◆◆◆ 灯屋2銀座店 営業時間のご案内 ◆◆◆

9月1日より11時から19時の営業となります。

月曜~土曜の閉店時間が1時間早まります。
どうぞよろしくお願い致します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

灯屋2銀座店
TEL & FAX:03-3564-1191 E-mail:ginza@akariya2.com
営業時間:11:00~19:00(毎日営業、冬期休業あり)

 

竜田川柄 紗単衣

朝夕すっかり秋めいて参りましたね。

夏は暑すぎて…でもオシャレはやっぱり薄物よね!と皆様の想いを感じる今夏、少し落ち着いた今こそ薄物をお楽しみくださいませ!

本日ご紹介、竜田川文様の単衣は新作着物で、紗の変わり織です。

一瞬縦絽に見えますが、縦縞が染められており着物に深みを与えています。

綴れ帯にはコオロギがとまり、その芝には露が一滴二滴…真夏のきらめく水面ではなく、秋山の源流を思わせる静かな佇まいで、秋の気配を感じるコーディネートにしてみました。

  

幅が7寸4分(約28cm)と狭めですが、開き仕立てですので胴前はお好きな幅で締めて頂けます。

露とコオロギは後から刺繍致しました。

 

竜田川柄紗単衣着物 85,000円+税
身丈4尺(約152cm) 裄1尺7寸3分(約65.7cm)

コオロギの綴れ帯 (18-8-06) 20,000円+税

 

処暑わたのはなしべひらく

晩夏から初秋は、芙蓉(ふよう)や木槿(むくげ)などの1日花が、儚く美しい季節です。

今日は、可愛らしい小花達が、盛られた秋の花籠の色留袖をご紹介させて頂きます。

紫色の友禅暈しが、幻想的なやさしい気品のあるお着物です。

涼を呼ぶ透かしの刺繍にアールヌーボー風の蜻蛉の帯留めが、時を越えて、初秋の風運んでくるようです。

   

17-5-27紫暈し秋の花籠三つ紋色留袖 70200円
身丈4尺2寸裄1尺6寸8分

流水に菊、朝顔の刺繍名古屋帯 32400円

蜻蛉の帯留 17280円

夏の布

毎日うだるような暑さが続きます。

それでもなお夏着物を楽しみたいと思うのは、夏の布が魅力的だからでしょうか。

その中でも手仕事が見える布は、また特別な思いがして愛おしく袖を通します。

ご紹介の着物は、経糸も緯糸も手で紡がれた糸で織られた越後上布です。

夏真っ盛りのこの時期に、白い上布はすがすがしく清い気持ちにさせられます。

 

 

麻と思えないくらい柔らかな手触りのきものは、シンプルな格子柄だからこそ糸あじを楽しんできたい一枚です。

 

 

合わせた帯は、芭蕉布の名古屋帯。芭蕉布は暑い土地にかなった布です。張りのある布なので、帯で楽しむのも一つの手段です。藍色の絣が入っていて、その土地の大らかさを感じる帯です。

 

越後上布 100,000円+税(共布胴接ぎしてます)

身丈:4尺(約152㎝)  裄:1尺6寸6分(約63㎝)

芭蕉布の名古屋帯 140,000円+税