空気の揺らめきを醸し出すような地色に優しい色味の菊が、どこか儚げな帯の雰囲気を作り出しています。
地紋は七宝に紗綾形や菱、結われた紐がくす玉のようにも見え、牡丹など秋の草花も織り出された優雅な帯になりました。
色無地や江戸小紋など、柔らか物によく似合う一本です。
菊柄染名古屋帯 35000円+税
灯屋2ではサイズたっぷりのお着物も数多くご用意しています。
ブルーグレーのお色がとても素敵な小格子の紬着物をご紹介しますね。無地感覚でお使いになれますが、実はとても小さい格子模様というのが、おしゃれですね。少し節のある柔らかな紬のこのお着物に合わせて、3本の帯を用意してみました。
まずは、縮緬地に型友禅の帯。色紙模様の中には、都の四季の景色が様々に描かれています。黄みがかった明るい茶色の地に紫、赤、青、ブルーグレー等などの味わい深いお色が。エレガントな雰囲気を醸し出します。
次にご紹介するのは半幅帯。インドネシアカリマンタン島の布から作ったこの帯は、お背の高い方にもぴったりの存在感のあるお品です。
最後にご紹介するのは可愛い藍の絞りの帯。すっきりと着こなせますね。
いろいろな雰囲気の帯を受け止める着回し力のあるお着物です。もちろん裄は短くもできますよ。
小格子ブルーグレー紬着物 1尺9寸5分 身丈4尺6寸 85,000円+税
縮緬色紙模様帯 35,000円+税
インドネシアカリマンタン半幅帯 50,,000円+税
藍染め絞り綿の帯 75,000円+税
藍でもない、濃い茶でもない、チョコブラウンのなんとも可愛い結城紬が入りました。
絣文様が丁寧に織られた手の込んだ一品は、サイズも身丈4尺2寸(約160cm)、裄1尺7寸8分(67.6cm)になりました。
可愛い結城には可愛い帯を!
大胆な青緑の地に籬にぼたんがあしらわれた帯は、もともとは型染めの着物でした。
よく見ると市松の中に紗綾形や菱の地紋が浮かびます、鮮やかな名古屋帯で気分も解き放たれるようです。
格子の可愛いこちらの帯は花織のルーツ、インドネシアの布を名古屋帯にしました。
元は祭事用か高貴な方が身に付けたものと思われ、金モールが退色し落ち着いた印象ですが、よく見ると糸一本一本可憐な色使いです。
最後は季節の帯、ススキとヤツデの型染帯です。
優しい色味中にある赤に黒縁のヤツデが帯全体をピリッと引き締めます。
本場結城絣袷着物 120000円+税
籬にボタンの染名古屋帯
インドネシア 格子花織名古屋帯 50000円+税
ススキにヤツデの名古屋帯 50000円+税
日ごとに紅葉が色を増し、錦になる季節。
新鮮な外気は、秋の香りもかぐわしく。
夕陽に染まる街、足下から伸びる長い影法師。
そんな今にふさわしい装いです。
紅葉の図付下小紋
着物11-9-5
95,000円+税
裄:1尺7寸(約64.6cm)
身丈:4尺5分(約154cm)
茶紬地に吹き寄せのオリジナル刺繍名古屋帯 100,000円+税
ぶどうの刺繍半襟 10,000+税
とりわけ美しく色を変える楓。
またの名を紅葉(もみじ)、そして、紅葉は、また黄葉(もみじ)とも。
紅葉、黄葉(こうよう)した木についても「もみじ」というそうです。
霜や時雨が、木々や葉に降ると色が変わりもみじになって、やがて、あたり一面は、美しく染まる。
秋は、いよいよ、深まって行く。
なんと神々しい自然の恵みでしょう。
上の写真 ぜんまい紬袷 身丈4尺3寸裄1尺8寸2分
ぜんまいの入った緯糸に撚りのある、しなやかでとても着心地のよいお着物です。
19-10-28 紅葉に鹿の刺繍名古屋帯90,000円+税
砂色の紬地に手刺繍された鹿と紅葉灯屋2オリジナルの刺繍名古屋帯です。
18-10-14紫地散り紅葉の羽織 (お仕立て上がり)80000円+税 身丈2尺6寸裄1尺7寸
石畳の地紋織とモミの木が描かれ、豊かな森の風景に美しく光る紅葉が、表現された素敵な羽織です。
秋になると、元気になる雀たち。
実りの季節に蓄えて、冬を迎える準備をしているのでしょう。
店内にもたくさん飛んできています。
可愛いさえずりがきこえるようです。
中でも、落ち着いた色のものを厳選しました。
しっとりと深みのある、秋のお洒落をお楽しみください。
縮緬雀と鳴子の染め名古屋帯 70,000+税
瓢箪と雀の染め名古屋帯 20,000円+税
焦茶に金糸雀織名古屋帯 15,000円+税
竹雀の染め羽織 100,000+税