着物紹介」カテゴリーアーカイブ

竹に雀

竹に雀の絽のお着物と名古屋帯が入荷しました。
稲穂に雀とともに一般的な雀文様。
いつでもどこでも身近にさえずる雀は、私達日本人にとって親しみ深く見なれた小鳥です。
その姿はとても愛らしく、昔から文様としても親しまれています。
「竹に雀」誰もが目にするであろう情景がこんなきれいな文様になってしまうから不思議です。
お色味もそれぞれ、アンティークならではの深みのある色合いです。

竹に雀 竹に雀 竹に雀

竹に雀絽小紋 58,000円 
身丈:4尺(約152cm)4尺1寸可(約155.8cm)
裄 :1尺6寸5分(約62.7cm)
竹に雀絽名古屋帯 72,000円

北島

夏の訪問着

夏の訪問着のご紹介です。
天色のぼかしに、芙蓉に桔梗、女郎花や撫子など夏から秋にかけての草花が華やかに描かれた絽縮緬の訪問着です。
胸元とお袖には萩が描かれています。
帯は金糸銀糸が織り込まれた青海波の地模様に、季節の草花の刺繍が施された袋帯です。
夏の礼装は素材の柔らかさ涼やかさ、季節の草花の模様がとても美しいですね。
袷のお着物とはまた違った楽しみがあります。

是非店頭にてご覧ください。
ぼかしに秋草の訪問着に秋草の刺繍袋帯 ぼかしに秋草の訪問着 

ぼかしに秋草の訪問着(着物13-5-17) 147,000円
身丈4尺3分(約153.1㎝) 
裄1尺7寸3分(約65.7㎝)
秋草の刺繍袋帯 147,000円

北島

夏きもの+帯

無地に近い柄も帯遊びが幅広くできますが、織りらしいこのような絣も素朴で人気です。
3cm巾のしっかりした棒縞に、水玉と大小の井桁絣。
和装に躊躇している方にも自然布の素材は洗えるので、夏こそ気気軽に着るチャンスです。
陽射しに負けない元気な赤帯。
トンボは図艦をみるかのように、羽根の脈まで細かく描かれています。
こちらの帯は盛夏の素材ではありませんが単衣用の昔の錦紗でとても薄いので、夏物にもいかがですか。
地色は画像より濃いめのグレーとなっています。

秋草の図麻名古屋帯 トンボの図染名古屋帯 越後上布

越後上布 147,000円
身丈 4尺5分(約153.9cm)
裄 1尺7寸(約64.4cm)

秋草の図麻名古屋帯 29,000円
トンボの図染名古屋帯 42,000円

斉藤

朝顔

朝顔は大好きなモチーフで、ゆかたでも、ついつい目が追ってしまうのは朝顔の柄です。

大輪の花に流れるように蔓が巻く姿が、描き方によって優雅にも、可憐にも、粋にもなる表情豊かな花。
昔、入谷鬼子母神近くで毎年7月初旬に行われる朝顔祭りで、わくわくしながら様々に咲く朝顔を見て回って、自分の一番好きな花を選ぶのがとても楽しかったことを思い出します。
朝顔の江戸の頃に流行し、その時に多様な品種が生まれたそうで、実は秋の季語なので長い期間お召しいただけます。
今年も7月6日から8日まで、恒例の入谷朝顔市が開催されます。
江戸の下町をビールを飲みながら、夏の訪れをしみじみと感じるのも楽しそうですね。
というわけで、灯屋の朝顔をあつめてみました。どれも素晴らしい刺繍です。

朝顔の帯と着物 朝顔の帯と着物 朝顔の帯と着物 朝顔の帯と着物

青海波に朝顔刺繍名古屋帯 58800円
朝顔団扇と波千鳥刺繍紗名古屋帯 68250円
萩ぼかし朝顔刺繍名古屋帯 32000円

朝顔づくし絽小紋 77700円
身丈 3尺9寸(約148.2㎝) 裄 1尺7寸5分(約66.5㎝)

松田

「虫」

秋草に虫刺繍紗名古屋帯虫の柄かと思いきや、大きな虫の文字が刺繍された紗の名古屋帯です。
撫子と女郎花の刺繍の上に銀糸で「虫」の刺繍が施されています。
江戸時代には、判じものとして文様に遊び心が加わり、それぞれに意図を込め趣向を競い合ったとか。
この帯にはどんな意味が隠されているのでしょう。

今回は、麻の葉に花舟文様の絽の小紋に合わせてみました。
華やかな小紋にも、寒色系の帯を合わせるとスッキリ。

是非店頭にてご覧下さいませ。

秋草に虫刺繍紗名古屋帯 48,000円
麻の葉に花舟文様絽小紋 72,000円
裄:1尺7寸5分(約66.5㎝) 身丈:4尺2寸(約159cm)

北島

夏琉球絣

首里上布とも呼ばれる、絹の琉球絣。
「壁糸」という強い下撚りをかけた糸と、撚りのない糸を引き揃え、その2種類の糸にさらに上撚りをかけた凹凸のある糸で織られています。
そのため、織り上がりはしゃりっとした張りがあり、肌にまとわりつかない生地になっていて、布を透かして通り抜ける風を、肌に一段と心地よく感じられそうな織物です。
南国の美しく澄んだ海の中で、色とりどりの魚が光を浴びて泳ぐ姿を思うと、海に入ったあとのように清々しい気持ちになります。

首里上布 熱帯魚に珊瑚絽名古屋帯、魚の図絹縮名古屋帯 

首里上布 60900円
 身丈 4尺1寸5分(約157.7㎝)        
 裄  1尺7寸5分(約66.7㎝)

熱帯魚に珊瑚絽名古屋帯  72000円
魚の図絹縮名古屋帯 33600円

松田

「金魚」

暑い夏でも涼を感じさせる、金魚。
流水にきれいな朱赤と墨黒の金魚の帯が入荷しました。
ひらひら尾びれを揺らしながら涼しげに泳ぐ二匹の金魚です。
前柄は、それぞれの金魚が裏表に描かれていますのでお着物に合わせてお好きな方をお使いいただけます。
今回は、黒地に灰色の絣模様の夏大島に合わせてみました。

白地の古い帯ですので、多少の汚れがございます。
是非、店頭にてご覧ください。

夏大島に金魚名古屋帯 夏大島に金魚名古屋帯 夏大島に金魚名古屋帯

金魚名古屋帯 21,000円
夏大島 71,400円
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸(約64.5㎝)

北島

能登上布

能登上布に野菜図麻名古屋帯能登上布の織元も現在1件となってしまったようです。
こちらの着物は紡績のラミー糸ではありますが、
その昔の男物が主流だった能登の凛々しさがうかがえます。
茶の亀甲絣。
生成りの麻帯が映えるかと思います。
麻地にカブとキュウリのユニークな帯。
夏の声ももうあと少し。
もうそこまできていますね。

能登上布に野菜図麻名古屋帯

能登上布 89,250円
身丈 4尺6分(約154.2cm)
裄 1尺7寸(約64.6cm)
野菜図麻名古屋帯(帯11-7-15) 33,600円

斉藤

絽江戸小紋

絽の鮫小紋をご紹介します。
夏の暑さに渋みのあるサックスブルーがさっぱりした印象です。
帯の前柄はユリに撫子そして大胆なヒマワリ、優しいお太鼓のバラの図とのバランスがとれています。
絽縮緬ですので単衣まで幅広く活用出来そう。
帯が主役の装いも楽しいですが、カラートーンを同系色でまとめるのもさり気なく素敵。
当店でも度々ご紹介しているインドサリー帯をあわせても装いに変化がでます。
着物が無地感覚ですので、白衿ではなくビーズ刺繍絽衿はいかがですか。
アトリエ製作のオリジナルです。

絽鮫江戸小紋にバラの図絽縮緬名古屋帯 絽鮫江戸小紋にバラの図絽縮緬名古屋帯 ビーズ刺繍絽半衿

絽鮫江戸小紋 48,300円
身丈 4尺2寸(約159.6cm)
裄 1尺7寸5分(約66.5cm)
バラの図絽縮緬名古屋帯 38,000円
ビーズ刺繍絽半衿 7,350円

斉藤

夏きもの

HP商品紹介よりコーディネートをしてみました。
越後縮。
今では小千谷縮という名称で知られています。
東北産の青苧(麻の一種)でつくられたもので、幕府の御用縮として指定され発展。
青苧の中でも選ばれた子ども苧とも呼ばれる上質な部分を使用されています。
紡績糸にはない柔軟さは布に触れるだけでも感じます。
赤絣の愛らしさにあわせ、金魚の帯を選んでみました。

越後縮に金魚染絽縮緬名古屋帯 越後縮に金魚染絽縮緬名古屋帯

越後縮(着物13-5-30) 147,000円
身丈 4尺1寸(約155.8cm)
裄 1尺7寸3分(約65.7cm)

金魚染絽縮緬名古屋帯(帯13-5-5) 90,000円

斉藤