重ね菱文様100亀甲本場結城紬
ご売約済み
着物21-12-09
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸8分(約33.4cm)
前巾:7寸4分(約28.1cm)
後巾:8寸5分(約32.3cm)
昭和40年頃に作られた証紙はありませんが本場結城紬です。
幾何学様の松竹梅と思われる文様が、重ね菱の中に絣で描かれています。
こちらの背景の錦雲様の文様も全て絣で、緯総絣(ヨコソウカスリ)で描かれています。
これはさらに、経絣を併用し亀甲柄などを描き出しています。
先染めですから、綿密な図案の計画と、糸染の技術。
そして絣のズレを防ぐため、極めて高い織りの技術を要求されます。
5~6色の多色の絣で、現代にこれほどの作品を作り出すことは、ほぼ不可能となってしまいました。