灯屋2仕立て
外国布の帯
アジアからインド、中央アジア、アフリカ、ヨーロッパまで、布たちは民族とともに様々な時代を生き抜いてきました。
それらの布の糸味や、豊かな色・デザインは、強く、しなやかな昔紬ととても相性が良く心が惹きつけられるものばかりです。
灯屋2では長年にわたって、その美しさを帯に仕立ててきました。
インド更紗茜染め名古屋帯
90000円+税
帯19-12-08
12月7日より開催の展示会
「新春のきもの展」で
展示販売
茜染めの中にはブディと呼ばれる可憐な小花模様が木版染めされていますが、白いボーダー部の花唐草にはどうも手描きが加わっている気がします。
薄い木綿地に白、優美で繊細な線描や、キリリとしたお花模様は、ヨーロッパ向けに作られたもののようです。
藍や茶系の紬にお似合いのおしゃれな帯です。
小花文様インド更紗の名古屋帯
120000円+税
帯19-10-42
通信販売可
水色の中に浮かぶ優しい小花と、ボーダーのかわいい繋ぎ文様とが、まさしく帯のために作られた図柄のようです。
糸味も良く、状態も申し分なしの帯に仕上がりました。
鬼手の更紗は、早くにお客様のお手元に渡ってしまいます。
インドネシアモール織り名古屋帯
80000円+税
帯19-2-10
通信販売可
スマトラ島の儀礼用布として、100年以上に渡り、大切にされてきた織物です。
インドネシア茜の鮮やかな格子に、金糸の緯紋織りが織り込まれています。
文様は、自然界から広く集めてきたようで、可愛くもあり、厳かな重みも有りで、それに経年変化が加わって、出来上がる度に、いつも感動いっぱいになります。
インドネシア絹絞り紫名古屋帯
70000円+税
帯19-1-26
通信販売可
これもスマトラののプランギンと呼ばれる絞り布です。
色といい絞り柄といい、かわいいので、少し渋めの紬に合いそうですね。
ペイズリー柄ベナレスシルクの名古屋帯
75000円+税
帯19-1-19
通信販売可
サーモンピンクの中に、少し変形したペーズリーが浮かんで見えます。
2色の色糸と銀糸とで織り出された文様は、まさに華やかさを秘めて、格調を放出しています。
インドでこのサリーを見つけた時の、達成感を忘れられません。
この宝石のような美しさを、是非、店頭でご覧頂きたいものです。
インドネシア紋織り名古屋帯
120000円+税
帯19-1-22
通信販売可
インドネシアの織物は、広く自然界の中の形状を織り込んだものが多く、これは空の星でしょうか。
ルーペで見ると、元は美しい金糸が縦横に走っていたことがわかります。
それが擦れた感はありますが、その美しさは、感度を変えて今の我々にも迫って来ることがお判り頂けると思います。
インドの布から仕立てた帯
9月にインドで仕入れた布が帯に仕上がりました。
デリー、コルコタ、ヴァラナシと3都市を5日間の日程で、文字通り、足で探した素敵な布たち。
全部仕立て上がるまで3ヶ月もかかってしまいましたが、
ベナレスシルク、ミラーワーク、カンタ、タッサーシルク…
並べてみるとまるでイルミネーションの輝きのよう。
布たちがこの時期を選んで仕立て上がってきたかに思えます。
数ある帯の中から、お気に入りを見つけて、
ご自身へのクリスマスプレゼントにいかがでしょうか。