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有職文様は、元々は中国から正倉院に伝えられた奈良時代の文様です。
そこから温和で優美に和様化されたものが、公家装束や能衣装へと伝えられて、今日、和装意匠に見ることができます。
こちらの帯も、金と朱色の石畳の中に、窠文と呼ばれる唐花を入れた円文が、格調高く織り込まれています。

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明るく上品な淡黄色に紗綾型が入った地の上に、ぽってりとした牡丹と菊の刺繍がされて、どこか王朝風で雅やかな名古屋帯です。
訪問着にもお使い頂けます。

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渋い色で、おもしろいデザインが染め抜かれた、楽しいバティックです。
帯にしたら、着物のイメージがフーと湧いてきました。
藍と茶のコンビネーションもきれいです。

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この秋入荷のアドラスです。
色のハーモニーと、布の穏やかな質感をご確認ください。

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白く抜かれたアーチ門と、ボーダーの赤い小花が、かわいいイスラム文様を表現しています。
近年の更紗なので、状態は良いです。

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アジュラックと呼ばれ、インドの西部カッチ地方で作られた、地元で使用される素朴な更紗です。
どちらへの国への輸出もなく、密かに引き継がれています。
これは、日本での使用目的に最近デザインされたブロックプリントです。
鋸歯文様を垂れに、あとはお花がフルです。

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黒地のシックなカシミールは、ヨーロッパで作られたジャガード織りです。
濃い地の中から、かわいいお花模様が浮き上がって、ボーダーのイスラム文様との対比がバランスの良い帯になりました。

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京紫に翡翠のように輝くみどりの星が、菱形の中に煌めいています。
そして、この上品な緯糸は、ルーペで見ると金モールの金がほとんど剥がれたあとの、時代が作った美しさといえばよいのでしょうか。
木綿の糸味もあり、肩を張らないで、筋の通ったオシャレがお楽しみいただけます。

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破れた色紙の中の更紗文様は、全て手描きです。
今の所、同一の柄は、みられません。
美しい文様と、きれいな色と、柔らかな描線とが調和して、青黒の中から踊り出ています。
ここに和更紗あり、との意気を込めて、描き上げたことでしょう。

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びっくりするほどに大きな貝の中に、万寿菊が咲き誇っています。
赤い柿の実も熟れています。
膨れ織りの地紋と、貝の中の雲取りの刺繍とが、かわいく豪華な様子を表現しています。

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浦野理一初期の作です。
節は小さいですが、使い込んだしなやかさと、しっかりとした打ち込みで、使い勝手の良い名古屋帯となりました。

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木の葉が色漆で刺されています。
松の葉が金銀泥で刷り込まれています。
地紋の瑞雲が空気感を演出しています。

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緯に太い木綿が織り込まれてアクセントを作った個性的な帯です。
この存在感は、冬帯としてもお使い頂けます。