和のアクセサリー「帯留」

クリックすると大きな写真がご覧いただけます。

7月7日の七夕。
彦星と織姫にとって1年に1度だけ会うことを許された特別な日。
きっと織姫はいまごろ素敵な着物とアクセサリーを纏って、今夜の準備をしている頃でしょうか…

和装におけるアクセサリーの代表格といえば帯留。

帯留が生まれたのは明治に入ってからのことですが、もともとは江戸後期に色街で流行したのがその起源といわれています。
珊瑚、象牙、彫金など手仕事によって生みだされた工芸品として価値はもちろんですが、何気ない天然石のものにも、何か特別な愛着を抱いてしますのが帯留の魅力です。

古来より女性のみならず、人々に愛されてきたアクセサリー。
帯の中央にきらりと輝き、老若婦人のおしゃれ心を掴んで離さない愛すべきも憎い存在です。

帯留の展示はありませんが、装身具を「かざり」という観点から集めた展覧会が六本木ミッドタウンにあるサントリー美術館にて開催されています。
ミッドタウンでの素敵なランチを兼ねて♪お出かけするのも楽しいと思います。

「KAZARI~日本美の情熱~」

会場: 港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド(総合受付)ガレリア3階
会期: 2008年5月24日(土)~7月13日(日)
開館時間: 〔日・月・祝日〕10:00~18:00 〔水~土〕10:00~20:00
休館日: 火曜日
公式ホームページ

今日は天気がいま一つですが、皆様素敵な七夕をお過ごしください。

代々木店店長 菊池(カイ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


上の計算式の答えを入力してください