「古上布と夏帯展」 涼しげな小物たち


久しぶりの晴れの日。
昨日までとはうって変わって、東京では最高気温が27℃まであがり初夏の訪れを感じる天気になりました。
本日もたくさんの方にご来場いただき、私どもの着物をご覧頂いております。

さて、本日は着物と帯にさらに涼感を加えてくれる粋な小物をご紹介。

トンボ玉の帯留 5250円~
トンボ玉の根付 3675円~

小物まで凝って選ぶのが、着こなしの楽しさですよね。

 

 

 

 

芭蕉布、麻のかご  15750円~

これらの小物は普段は代々木本店と銀座店の両方で展示しております。
お気軽にお問い合わせください。

この天候も明日土曜日までとのこと、日曜日は雨になるとの予報ですので
ぜひ天気の良い明日にお出かけください。 

 

代々木店店長 菊池(カイ)

 

「古上布と夏帯展」初日

スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。

いよいよ「古上布と夏帯展」初日。
何とか天候に恵まれて欲しいという願いも、残念ながら朝から雨の降るまさに梅雨の1日となってしまいました。

本来なら初日ということで、多くのお客様がご来場される日。
でもこの雨ですと、銀座まで足を運ぶのがちょっと気が重くなってしまう方も多いかと存じます。

でも、逆に言えばいつもは、とても込み合う展示会の初日にゆっくり着物をご覧になれるとも言えるのではないでしょうか?
会場となる銀座洋協ホールは銀座駅から徒歩2分。
ほとんど濡れることなく会場にいらっしゃることが出来ます。

スタッフも会場にて皆様のお越しをお待ちしておりますので、雨の中ではありますが
ぜひ「古上布と夏帯展」にお出かけください。

銀座店 白井

「古上布と夏帯展」開催

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ずっとご案内してきました「古上布と夏帯展」の準備がすべて整いました。
あとは明日の天気が良いことを祈るだけです。

幻となる前に皆様にご覧いただきたいと準備してきた古上布たち。

布地として1枚1枚手に取るたびに、受け継がれてきた素材としての古上布の技法の素晴らしさを感じ、
改めて命を吹き込み、現代によみがえった着物、帯としての古上布のたおやかさに驚き、
会場に彼女たちをならべ、古来からの技法が生み出す古上布の美しさに夢見心地となりました。

明日、私たちと同じこの鮮烈な感動をきっと味わっていただけることと思います。

普段は代々木店に展示しております柔らかものも、展示会期間中は銀座店に移し
展示会会場と銀座店にて皆様のご来場を心よりお待ちしております。

店主 渋谷

「古上布と夏帯展」 会場への目印

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いよいよ「古上布と夏帯展」が始まります。
今日はスタッフ総出で、搬入と会場準備を行いました。
その中でまず紹介させていただくのは、本日完成した「古上布と夏帯展」の「のぼり」。

会場にいらした皆様を最初にお迎えするのが、この「のぼり」になるはずです。
ぜひ会場への目印にお使いください。

久しぶりに晴れ間がのぞいた今日の午後。
明日もこの天気が続いてくれることを期待しています。

代々木店店長 菊池(カイ)

「古上布と夏帯展」の詳細はこちらをご覧ください。

幻の織物 桐板(トンビャン) 「古上布と夏帯展」にて展示

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幻の織物 桐板(トンビャン)
帯6-7
SOLD
お仕立上がり
展示店舗:展示会会場にて販売


 

追加画像・商品説明

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    質感・風合

1週間に渡り「古上布と夏帯展」に展示する着物、帯を紹介してきましたが、その最後に「幻の織物 桐板(トンビャン)」を紹介させていただきます。
桐板(トンビャン)とは古来より戦前まで中国から輸入され、中・上流階級の間で使用されていた織物で、
独特の涼感から、夏用の素材として愛用されてきました。
会場では布地のまま展示。お客様に合わせ帯に仕立ててお渡しいたします。

「古上布と夏帯展」の商品紹介は本日が最後。
明日はいよいよ展示会の搬入日です。
明日のブログは搬入が終わりすべての準備が終わり、皆様を待つだけの会場の様子を紹介いたします。

今までの帯の一覧はこちらからどうぞ。

日本民藝館にて6月8日(日)まで「特別展 琉球の織物」が開催されています。
この特別展をご覧頂いてから「古上布と夏帯展」にご来場いただくと、より古上布の素晴らしさを感じていただけると思います。
「特別展 琉球の織物」のホームページ
 

喜如嘉の芭蕉布 「古上布と夏帯展」にて展示

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喜如嘉の芭蕉布
着物6-7
SOLD
お仕立上がり
展示店舗:展示会会場にて販売

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追加画像・商品説明
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    質感・風合           証紙

今回の展示会では芭蕉布も数多く展示いたしますが、中でも目玉のひとつといえるのがこの喜如嘉の芭蕉布です。
未使用の反物が入荷いたしましたので、お客様のサイズにお仕立してお渡しいたします。
いわずと知れた重要無形文化財の「喜如嘉の芭蕉布」の卓越した手触り、そして肌触りをお楽しみください。

今までの着物の一覧はこちらからどうぞ。

しな布帯 「古上布と夏帯展」にて展示

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しな布帯
帯6-6
252000円
展示店舗:展示会会場にて販売


追加画像・商品説明

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    質感・風合          帯裏           証紙

現在は、羽越地方(現在の新潟県村上市、山形県鶴岡市周辺)でのみ作られているしな布で仕立てた帯です。
いわゆる「上布」ではありませんが、芭蕉布、くず布と並び、日本最古の織物のひとつとされ、
樹皮の繊維の持つ独特の肌触りが魅力のひとつです。
まだしな布ならではの硬さが残った状態の良い帯ですので、使い込んでいく楽しみを感じてみてください。
平成17年に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に「羽越しな布」の名で指定されています。

今までの帯の一覧はこちらからどうぞ。

近江上布 「古上布と夏帯展」にて展示

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近江上布
着物6-6
147000円
裄:1尺7寸2分
身丈:4尺1寸7分
展示店舗:展示会会場にて販売

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追加画像・商品説明
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    質感・風合           上前

近江上布を寄せ裂仕立にして、着物に仕上げました。
さまざまな絣模様の組み合わせが楽しい着物になりました。
近江上布のしっかり着込まれて柔らかくなった風合いをお楽しみください。
同じような寄せ裂仕立ての近江上布を、このほかに3点展示いたします。

今までの着物の一覧はこちらからどうぞ。

初夏花丸紋刺繍袋帯 「古上布と夏帯展」にて展示

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初夏花丸紋刺繍袋帯
帯6-5
273000円
展示店舗:展示会会場にて販売


追加画像・商品説明

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    質感・風合          帯裏           前中心

百合、向日葵、蘭、芍薬…、初夏の花々が川島織物の帯地に刺繍されています。丸帯だったものを、締めやすいように袋帯に仕立て直しました。
それぞれの花が生き生きと描写され、刺繍に技術の高さに心奪われる可憐な帯です。

今までの帯の一覧はこちらからどうぞ。

八重山上布 「古上布と夏帯展」にて展示

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八重山上布
着物6-5
SOLD
裄:1尺7寸
身丈:4尺5分
展示店舗:展示会会場にて販売

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追加画像・商品説明
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    質感・風合           上前

1600年代初め、琉球が薩摩に侵攻され始まった厳しい人頭税。御絵図(図案帖)の通りの上布を献上することが課せられ、八重山地方の女性達は高度な技術と大変な労力とを強いられました。
その労苦のもとに発展したしたのが、八重山上布です。

1903年までの約300年もの間、その貢納布制度は続きました。その後、明治の終わりに組合が結成され、産業として大きく栄えましたが、昭和の大戦により衰退しました。戦後は数名のみでほそぼそと織られていましたが、平成元年に経済産業大臣により伝統工芸品として指定されました。

現在は4人の伝統工芸士が担い手となり、受け継がれています。
糸は苧麻の手紬糸を用い、手括り、捺染により染められます。
白の地に織り出された茶系の絣文様は、八重山のみに自生する紅露(クール)によるもので、大半の自然染料は日光により退色しますが、紅露は日光に当たれた当たるほど色が濃くなる特異な性質があります。紅露、フクギ、藍により染められた上布は、高機で織られ、その後天日干しし、最後に海水にさらすことにより、麻が更に白くなり、色止めの効果もあるそうです。

まさに八重山の人の手と太陽と海に生み出され、何世代にも渡り受け継がれた宝物のような反物に感嘆せずにはいられません。

藍の宮古上布、白の八重山上布。
夏の風が体を通り抜けます。

今日は私の大好きな八重山上布なので、解説を付けてみました。

代々木店店長 菊池(カイ)

今までの着物の一覧はこちらからどうぞ。