八重山上布 「古上布と夏帯展」にて展示

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八重山上布
着物6-5
SOLD
裄:1尺7寸
身丈:4尺5分
展示店舗:展示会会場にて販売

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追加画像・商品説明
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    質感・風合           上前

1600年代初め、琉球が薩摩に侵攻され始まった厳しい人頭税。御絵図(図案帖)の通りの上布を献上することが課せられ、八重山地方の女性達は高度な技術と大変な労力とを強いられました。
その労苦のもとに発展したしたのが、八重山上布です。

1903年までの約300年もの間、その貢納布制度は続きました。その後、明治の終わりに組合が結成され、産業として大きく栄えましたが、昭和の大戦により衰退しました。戦後は数名のみでほそぼそと織られていましたが、平成元年に経済産業大臣により伝統工芸品として指定されました。

現在は4人の伝統工芸士が担い手となり、受け継がれています。
糸は苧麻の手紬糸を用い、手括り、捺染により染められます。
白の地に織り出された茶系の絣文様は、八重山のみに自生する紅露(クール)によるもので、大半の自然染料は日光により退色しますが、紅露は日光に当たれた当たるほど色が濃くなる特異な性質があります。紅露、フクギ、藍により染められた上布は、高機で織られ、その後天日干しし、最後に海水にさらすことにより、麻が更に白くなり、色止めの効果もあるそうです。

まさに八重山の人の手と太陽と海に生み出され、何世代にも渡り受け継がれた宝物のような反物に感嘆せずにはいられません。

藍の宮古上布、白の八重山上布。
夏の風が体を通り抜けます。

今日は私の大好きな八重山上布なので、解説を付けてみました。

代々木店店長 菊池(カイ)

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