単衣の紬とワラビの染帯

葉桜の木から桜の花びらが、ひらりひらりと舞い落ちていく4月の中頃、

だんだんと暖かい日も多くなり、野の草花が元気に姿を現す新緑の季節も、もうすぐそこまで来ています。

そんな時期から着たくなる単衣の紬、十字亀甲絣で表された花唐草模様。

薄い生成り色が、纏っているだけで、明るく軽やかに見せてくれます。

お太鼓には、春柄のワラビ、桔梗や菊などの秋草柄が表された切嵌風の染帯、春だけでなく秋の着こなしにも四季折々の楽しさを感じさせてくれます。

木彫りの枝豆の帯留を合わせて、春の香りがする銀座へどうぞお出かけくださいませ。

花唐草文亀甲単衣紬:100,000円+税

身丈:4尺3寸(約163cm)

裄丈:1尺7寸5分(約66cm)

ワラビと秋草柄縮緬染め名古屋帯:90,000円+税

枝豆の帯留(ツゲ木彫り):8,400円+税