松原工房の染めワザをお聞きする会

長年工房で研さんされていた三人のお弟子さんによる、トークイベントが開かれました。

中形の型紙や糊べら、彫刻刀などの制作用具をお持ちになり、店にある作品を参考に、具体的に「地白型」や「おっかけ」「縞」「格子」の染法を伺いました。

小紋で40回位の型置きを両面に、訪問着は70枚位の違う型を使う、など詳しく具体的な解説が続きました。

糊を敷く入門に始まり、空調のない仕事場の低い長板での長時間作業や天候との戦いなど、長編ドラマを見ているような勉強会でした。

 

続編は、江戸川区から工房の記録フィルムをお借りしての上映会を6月末に予定しています。

ご期待ください。

ご来場は仕立て上がりのお召し物でいらしてください。

お待ちしております。