日々の着物

お日様のあたたかい日差しが恋しい今日この頃です。

朝晩の寒さに身を縮めがちな気候ですが、着物を着るとふっと絹のぬくもりに体を温められて活動的に過ごせる気がします。

ご紹介の着物は、戦前の錦紗縮緬地に本手摺りで小花の型染が施された小紋です。

寒さで体に力が入る時期も、錦紗縮緬の着物は軽くて快適です。

合わせた帯は、竹の織帯に雀が刺繍された名古屋帯です。

明治期の丸帯を帯地に雀を刺繍で添えて灯屋2オリジナルの名古屋帯を作りました。

竹に雀は昔からある吉祥柄ですので、付下げや軽い訪問着に合わせることもできる帯です。

何気ないけれど上質な装いは、一服のお茶を特別にしてくれるかもしれません。

 

縮緬地小花柄型染め小紋 66,000円(税込)

身丈 : 4尺1寸5分(約157.7㎝)

裄 : 1尺7寸5分(約66.5㎝)

 

竹に雀の名古屋帯 90,000円(税込) (帯21-12-44)

長さ:9尺6寸(約364.8cm)

帯巾:8寸2分(約31.2cm)

こちらのコーディネートは、縞の染小紋に四季の草花の染め名古屋帯の装いです。

色紙を重ねたような図柄に染められた個性的な帯を、縞のシンプルな着物に合わせて春の装いにしてみました。

縮緬地に草花が型染めされた帯は、和の色の取り合わせで絶妙な美しさです。

習い事にも、美術館めぐりにもお召しいただける装いです。

 

水玉縞文様染め小紋

身丈 : 4尺(約152㎝)

裄 : 1尺6寸8分(約63.8㎝)

 

色紙文様縮緬の名古屋帯 55,000円(税込)  (帯21-10-09)

長さ:9尺6寸(約364.8cm)

帯巾:8寸2分(約31.2cm)