2025年12月29日(月)〜2026年1月3日(土)の期間は、年末年始休業とさせて頂きます。1月4日(日)は13時より営業いたします。お年始とお茶をご用意しております。
皆様のお出かけをお待ちしております。
新年を前に、人気作家の貴重な作品2点のご紹介です。どちらも一流の“工芸品”とよべるような逸品です。
志村ふくみ作 茶べんがら縞付下
1924年生まれの現役作家。人間国宝志村ふくみ作の付下げ。
志村さんの36年作「芦刈」という作品があり、(「志村ふくみの紬織」より)縞建ては少し違いますが、全くおなじ色糸を使っての付下となっています。
茶という自然の根幹から出る色を中心に、日の光や木々の輝き、風や水の音までもが織り込まれているような力強い作風です。
すっきり身に添う糸の良さ、染めの艶やかさ、一度は身にまとってみたい素敵な紬です。
1,540,000円
身丈:4尺2寸(159.6cm)裄:1尺7寸(64.6cm)袖丈:1尺2寸8分(48.6㎝)
菜ばな段縞文様絞りに型絵染付下
力ある植物をテーマに、絞りを用いた優しい描法から古澤万千子の作品と推測されます。
古澤さんは、白洲正子に愛された染色工芸作家(1933〜)。作品数が極めて少ない作家です。
手織りのやさしい生地に、独特の色遣い、個性的な菜ばなの描写、古澤さんの世界観が凝縮した見飽きない美しさ溢れる付下です。
1,320,000円
身丈:4尺1寸(155.8cm)裄:1尺7寸(64.6cm)袖丈:1尺3寸(49.4cm)
「田畑喜八」は京友禅の染匠として著名な家名で、代々受け継がれて、現在五代目(1935〜)。
三代目は、人間国宝に認定されています。その技術と斬新なデザインは四代、五代と継承されています。
ご紹介する訪問着2点はいずれも、摺箔、刺繍、縫箔などの技巧を凝らした「田畑喜八」の得意の意匠です。
五代目田畑喜八作
お召茶色慶長文様訪問着
深く渋い青緑の色め、東雲縮緬に慶長期の文様を彷彿とさせる訪問着です。
松や楓を得意の藍の濃淡で挿し、摺箔、刺繍で遠山、洲浜・・・技巧を凝らした絵画のような逸品です。
合わせた帯は、龍村晋作「名物 覆盆子(いちご)錦。
着物:264,000円 25-10-55
身丈:4尺2寸(4尺3寸可)裄:1尺7寸8分
帯:88,000円
雪輪取りに松竹文様訪問着
大きな雪輪が上身を覆い、裾に松竹を配し、雪輪から迫り上がる若松には金をつかい、金糸の刺繍を施した方裾模様訪問着。たいへんオシャレな訪問着です。
安土桃山の縫箔に通じるデザイン性あふれる「田畑喜八」得意の意匠です。
金の若松が新しい年を祝うかのよう。
合わせた帯は灯屋2デザイン名物裂の切り継ぎ。
着物:264,000円 25-12-08
身丈:4尺4寸 裄:1尺8寸3分
帯:140,000円 21-9-26