日別アーカイブ: 2022年3月20日

新入荷の染め帯ご紹介と今月の歌舞伎座ご案内

歌舞伎ファンにとっては、気になってしょうがない、今月の歌舞伎座です。

昨日、観劇して、まいりましたので、その様子をご案内します。

二部は、片岡仁左衛門主演の「河内山」、9日から休演となり、ショック!仁左衛門様のご様子を心配されていた方も沢山いらしたことと。。

その数日前に観劇した時は、のびのびと演じられていたので、病気というのではなく、きっと、先月のハードな公演のお疲れだろうと思ってました。その間に代役公演も観劇し、次の公演はどうなるんだろうと思っていたら、16日から復帰ということになり、本当によかったです。

そして、いよいよ昨日の観劇。夕方から雨ということでしたが、着物姿の人が多かったですね。

歌舞伎座だからということもありますが、着物を着たくなる季節になっているんだなと感じました。

仁左衛門様が、花道から登場されてきた時、拍手がじわじわ大きくなってうねりのように続き、観客のあふれる想いが一つになっているのを感じました。

生の舞台だからこその感動です。

まだまだ、千秋楽まで、ご覧になられるのを楽しみになさっている方もいらっしゃると存じ上げます。

どうぞ、お着物楽しまれて、お出かけください。

さて、お待たせしましたが、昨日の夕方、入荷したばかりの春の帯2品をご紹介します。

①和楽器(鼓と横笛)と桜、双葉葵の染め名古屋帯

きれいなオレンジ色からのぼかしが美しく、緑色につながっています。色合いが本当に美しい。

🌸桜の刺繍が、今の季節にぴったりですね。

前柄は、横笛と小さな花をつけた双葉葵。なんともかわいらしいです。さらに、波の柄が描かれていて、みずみずしさを感じます。以前、お花見に行ったら、敷地内のお寺でお琴の演奏をしていて、とてもいい気分だったのですが、その時のことを、思いだしました。花に音楽、いいですね。

②ワサビの葉の手描き名古屋帯 落款あり

墨絵のようなタッチで、葉っぱには抹茶色、茎にはほんのりとベージュが使われています。

わさびは、多年草なので、春限定というわけではないのですが、葉が、イキイキとした感じと、塩瀬の白が、明るい陽射しを感じ、春に向かう季節にピッタリです。

タレには、作者の落款が、あります。

 

両方とも30,000円と、お求めやすい価格になっています。

是非、お手にとってご覧ください。

ワサビの手描き名古屋帯 30,000円

鼓に桜、双葉葵の染め名古屋帯 30,000円

 

灯屋2の春の花々

立春を明日に控え、ますます春めいてまいりました。

銀座店では、日頃より季節の花々が飾られております。

今回は灯屋2銀座店から春の花々のご紹介。

店内に入るとすぐに水仙がお迎えします。

中国ではきれいな姿と芳香から「水の仙人」と呼ばれ「水仙」。

学名では「ナルシサス」。ギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして、毎日見続けたら1本の花になってしまいました。

「ナルシスト」の名前はここからくるそうです。。

アドラスのバッグや浦野バッグの近くで、もうすぐ蕾がほころびそうなこちらは、「海棠」。

花言葉は「美人の眠り」。ほろ酔いで眠そうにしている楊貴妃を見て、皇帝が「海棠の眠り未だ足らず」と言ったことに由来し、中国では「眠花(カイドウ)」と呼ばれ

美しい人を指す言葉ともなるそうです。

鏡の前にあるのが「貝母(ばいも)」です。別名「編笠百合」

そういえば編笠のようでもありますね。

先端が巻きひげ状で、なんだかアールデコの模様にも出てきそうです。

咳止めや止血、解熱の薬効もあるそう。

一番奥にありますのが、ちょっと珍しいアルストロメリアの一種です。

外からの光に透けて春のすがすがしさを店内にふりそそいでいます。

最後は名残の椿達。まだまだ元気に咲いています。

 

灯屋2銀座店ではお客様をお出迎えすべく、春の花々が皆様をお待ちしております。

春のお散歩がてらぜひ灯屋2銀座店に足をお運びくださいませ。

 

灯屋2銀座店は、しばらくの間、営業時間を11:00~18:00とさせていただきます。

定休日は、毎週水曜日です。

スタッフ一同、皆さまのご来店、通信販売でのご注文、お問合せ心よりお待ち申し上げます。

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灯屋2銀座店

営業時間 AM11:00~PM18:00(水曜日定休)

東京都中央区銀座2-6-5 アサコ銀座ビル2F

TEL/FAX 03-3564-1191

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