日別アーカイブ: 2017年2月21日

柳に燕

柳に燕刺繍名古屋帯柳と燕は「梅に鶯」「竹に雀」と同様にぴったりの組み合わせの意匠です。
古くは花札のモチーフとしても馴染みがあります。
灯屋でも着物や帯のモチーフとして非常に人気です。

紹介の帯は、生成り色の繻子に、風にそよぐ柳のしだれた枝の細い葉っぱが爽やか。
お太鼓部分には博多織の縞を切り継いでいます。

燕の羽根や目の表現も繊細で美しく目を見張ります。
春を先駆けて締めて頂きたい帯です。

柳に燕刺繍名古屋帯 (帯17-3-18) 

柳に燕刺繍名古屋帯柳に燕刺繍名古屋帯

田中

※ご紹介の商品は「花の季節の着物展」2月25日からご覧いただけます。

雛鳥の季節

菜の花の訪問着に雛鳥に土筆蕨の刺繍名古屋帯
薄いグレー地にほんわか咲く菜の花は、あくまでも優しい色。
帯に刺繍された雛鳥を、あたたかくつつみこむ世界ができあがりました。

成長するにつれて、厳しい試練も待ち受けているでしょう。

でも今は、菜の花もツクシもワラビも、ともに澄んだ空気のなかで、静かに呼吸をしています。

菜の花の訪問着 (着物17-3-7) 
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
雛鳥に土筆蕨の刺繍名古屋帯 (帯17-3-17) 

菜の花の訪問着雛鳥に土筆蕨の刺繍名古屋帯

海老沢

※ご紹介の商品は「花の季節の着物展」2月25日からご覧いただけます。