帯紹介」カテゴリーアーカイブ

季節は止まることなく移り変わり、水がぬるみ霞がたなびくようになりました。

朝のうっすら白んだ景色をみて、本当に暦どおりで今も昔もかわらないものなんだと思いました。

暮らし方が変化している中で、思いがけなく時間ができて、着物を始める方も多くいらっしゃるように思います。

ご紹介の着物は、絞りで大胆な唐草模様をあらわした染め小紋です。

地紋に竹の紋様が織り出され、無地部分にも隙のないオシャレを演出しています。

合わせた帯は、木蓮とオウムが刺繍された名古屋帯です。

帯地のコバルトブルーが独特の雰囲気を醸し出しています。

いよいよ春本番です!

春の装いを、アンティーク着物と帯で楽しんでみませんか。

 

唐草紋様絞り小紋  16,500円(税込)

身丈 : 4尺1寸5分(約157.7㎝)

裄  : 1尺7寸(約64.6㎝)

 

木蓮にオウムの名古屋帯  88,000円(税込)   (帯19-1-11)

帯あげ 4,300円(税込)

丸ぐけ 4,500円(税込)

 

当面は、灯屋2銀座店、水曜日を定休日。

11時から18時閉店の営業です。

店内は出来るだけの除菌に努め、換気をよくしております。

もう止められない春の訪れ

まだまだ気温の変化がありますね。

でも気温が低いからと心して出かけると、案外吹く風は暖かく感じたりもします。

そうです、もう春は止められないのです!

そんな気分に締めたい帯をご紹介しますね。

1本目は咲き誇る花々に引き寄せられる小鳥たちを描いた江戸裂の帯です。

江戸時代の縮緬に丸帯の地をあしらっています。

もう1本は月灯りに映える夜桜の帯、大きな雪輪文が重なっています。

暖かい春の空気感が漂いますね。

縮緬地を継いで、刺繍でアクセントを入れました。

柔らかものにはもちろん、江戸小紋や紬に合わせて春のお出かけにいかがでしょうか?

 

四季の花に小鳥たち江戸縮緬名古屋帯 88,000円(税込)21-02-13

満月に桜の名古屋帯 21-02-16

アンティーク小紋で可憐に

どことなく春めいて、気持ちも軽くなってきました。

ご紹介の着物は、江戸紫の地色に咲き誇る紅梅白梅の文様が華やかな小紋です。

紅白の梅が晴れやかな印象です。

明治期の丸帯で、きちんとした印象でお召しいただくのも素敵です。

もう少し気軽に、木綿の外国裂の格子帯で、可憐な雰囲気で楽しむのも、また楽しい着こなしです。

 

江戸紫地梅枝文様小紋   93,500円(税込)     (着物21-02-08)

身丈 :  4尺3寸(約163.4㎝)

裄  :  1尺8寸(約68.4㎝)

木綿格子名古屋帯  33,000円(税込)

翡翠帯留 26,400円(税込)

帯揚げ 4,300円(税込)

 

当面は、灯屋2銀座店、水曜日を定休日。

11時から18時閉店の営業です。

店内は出来るだけの除菌に努め、換気をよくしております。

打出の小槌に願いを込めて

お雛様も仲良く並んだ銀座店です。

銀座店に飾ってあるお花は、まだ可愛い姫こぶしですが、これから、桃の花へと季節が、かわっていくのも楽しみです。

本日は、HPも新商品を掲載致しました!銀座店に入荷しておりますので、どうぞご来店、お電話やメールでのお問い合わせ、お待ちしております。

今日のブログ商品は、吉祥紋宝尽くし文様の帯をご紹介いたします。

丸帯からお仕立て直しをした名古屋帯です。

地色の赤茶色は、他の帯色で合わせた時とは、また、ひと味ちがった表情の着物姿になる不思議なお色です。

丸い打出の小槌が、えいや!と華を添える、様々な模様のお着物に合わせられる頼もしい帯が、生まれました。

上質な織のお値打ち価格、おすすめ帯です。

 

宝尽くし文様織名古屋帯

 

伊兵衛織の着物に堺更紗の帯

本日ご紹介するのは伊兵衛織の着物と堺更紗の帯です。

伊兵衛織は静岡浜松で生まれた織で、今では生産量がとても少なくなっています。

着物好きの間で根強い人気がありますね。

こちらは単衣になっていますが、とてもしっかりしていて、冬も単衣で着る場合も多いようです。

ベージュに薄グリーンというクールで都会的な色合わせの子持ち縞。

これからの季節にぴったりですね。

合わせた帯は新入荷、幕末明治期の堺更紗の名古屋帯です。

素材は綿で、少し薄手になる春の着物にも重宝です。

日本のものならではの奥ゆかしい味わいがありますね。

この他にも今ちょうど店内には和更紗帯の新作が揃っていますよ!

HPにも掲載していますので、ぜひ、チェックして下さいね!https://www.akariya2.com/category/obi-ichiran

 

伊兵衛織着物 20-12-7 裄1尺6寸5分 身丈4尺3寸5分

和更紗帯 21-01-63 66,000円(税込み)

 

 

春咲きコーデ

寒さも吹き飛んでしまいそうな、明るさです。
あたたかな本場結城紬、ピンクベージュの色味の優しさ。
お召しになられた方は、いち早く周囲に、春をお届け出来る事でしょう。
のどかな空に映える木の花は、サクラでしょうか?ハナミズキでしょうか?
眺めるているだけで、ほっとしてくつろぎます。
厳しい冬を乗り越えてきたご褒美ですね。

 

ピンクベージュ本場結城紬 税込 162,000円
身丈4尺4寸(約166,7㎝) 裄1尺7寸(約64,4㎝)

 

春空に木の花 開き名古屋帯  税込み 33,000円

万筋を楽しむ

江戸小紋は、シーンを選ばず、上品な雰囲気でお召しいただける小紋として、とても重宝な着物です。

江戸小紋の三役は『鮫』『行儀』『通し』とされ、三役に『万筋』『大小あられ』を加えて江戸小紋五役というそうです。

今回は、万筋をご紹介します。

季節の帯や目的に合わせた帯合わせで、いろんな装いを楽しむことができます。

 

 

★茶色の万筋に江戸裂を施した帯で少しきちんと感を出した装いは、着物に刺繍一つ紋が入り、ご挨拶など硬い場面がある時でもお召しいただけます。

細い糸の生地により細い万筋で染められた、軽く着心地の良い着物は季節も問わずお召しいただけます。

茶色万筋の江戸小紋(刺繍一つ紋)  66,000円(税込)

着丈: 4尺3寸(約163.4㎝)        裄: 1尺8寸(約68.4㎝)

扇円文押し絵名古屋帯

 

 

★漆黒の万筋は、着物だけでも粋な雰囲気です。

縮緬地に藤や桜の季節の花を染めた帯で、気軽なお出かけに如何でしょうか。

黒漆万筋の江戸小紋  38,500円(税込)

着丈: 4尺3寸(約163.4㎝)        裄: 1尺8寸(約68.4㎝)

縮緬地格子に春花染め名古屋帯 33,000円(税込)

 

 

★草色の万筋に桜の刺繍帯は、春らしいやさしい色合いで季節を先取りした装いです。

桜が咲く前に粋に装うのも、着物の楽しみです。

草色万筋の江戸小紋  55,000円(税込)

着丈: 4尺3寸(約163.4㎝)        裄: 1尺87寸5分(約66.5㎝)

扇面に桜の刺繍名古屋帯 49,500円(税込)

 

 

 

 

当面は、灯屋2銀座店、水曜日を定休日。11時から18時閉店の営業です。

店内出来るだけの除菌に努め、換気をよくしております。

灯屋2の仕事

関東では、2月8日は針供養の日。

この日は針仕事をお休みして、折れたり曲がったりしてしまった針を神社へ納めて供養し、裁縫の上達を祈る日だそうです。

着物に携わる仕事をしている私共にとりましても、共に仕事をする和裁士の方々へより一層感謝の気持ちを深めたい日でもあります。

灯屋2では、昔着物を仕立て直してご案内しております。

お仕立て直しをするということは、寸法を大きくすることや胴裏・八掛を新しくする他に、縫い直して糸を新しくすることによりお召しいただいた際の糸切れをふせいだり、袖付けの寸法を現代の襦袢に合うように付け直していたりといったことなど細かな部分にも気を配り、安心してお召しいただけるように心がけております。

ご紹介の着物は、銀通しに麻の葉の地紋が織り出された上に、大胆な桜が描かれた小紋です。

鮮やかな紫で雰囲気を出しています。

お仕立て直しで、寸法も大きくなりました。

合わせ帯は、桜に雉が刺繍された名古屋帯です。

黒繻子に金糸が織り込まれた珍しい帯地の上に、雉の羽根や桜の花びらが刺繍で表現されています。

これからの季節に上質な着物と帯で楽しんでみませんか。

麻の葉に桜の小紋 99,000円(税込)      (着物20-04-01)

身丈 :  4尺4寸(約167.2㎝)

裄  :  1尺8寸2分(約69.2㎝)

 

黒地桜に雉の刺繍名古屋帯 121,000円(税込)      (帯18-2-37)

紅水晶と瑪瑙の帯留 28,600円(税込)

 

当面は、灯屋2銀座店、水曜日を定休日。11時から18時閉店の営業です。

店内出来るだけの除菌に努め、換気をよくしております。

 

春を待つ白

小雪降る中、池に佇み、しっかりとした眼差しで空を仰ぐ白鷺。

季節の風景だから、限られた時節にしか出来なくても、持っていたくなる帯ですね。

雪の下の大地のような墨茶の紬に灯屋2で刺繍した名古屋帯です。

四季のページをめくるような素敵な帯が、出来ました。雪持ち柳に白鷺の図名古屋帯132,000円

インドの旅へ、アテンション・プリーズ!

灯屋2の店内には常時たくさんの帯が揃っていますが、その中でも外国裂で作った帯は得意分野の一つです。

本日はインドへの旅いかがでしょうか?

今日ご紹介するのは西インド、ベンガル地方のカンタワークの帯です。

カンタは刺すという意味で、まさに日本で言う刺し子のようなもの。

キラキラとしたビーズの飾りが渋めの帯のアクセントになっています。

古い布を活かすために元々は家庭で作られていたそう。

その精神は国は違えど同じですね!

次は大胆な構図の1本

何の模様でしょうか?胴前はすっきりしています。

こんな時代だからこそ、外国裂で世界に思いを馳せてみませんか?

合わせた着物は明るい色の久米島紬です。

これから春に向けて着たい1枚です。

 

四角柄のカンタワーク帯

大胆構図のカンタワーク帯 66,000円(税込み)

ベージュ久米島紬 110,000円(税込み) 裄1尺7寸5分 身丈4尺3寸5分