灯屋2の仕事

関東では、2月8日は針供養の日。

この日は針仕事をお休みして、折れたり曲がったりしてしまった針を神社へ納めて供養し、裁縫の上達を祈る日だそうです。

着物に携わる仕事をしている私共にとりましても、共に仕事をする和裁士の方々へより一層感謝の気持ちを深めたい日でもあります。

灯屋2では、昔着物を仕立て直してご案内しております。

お仕立て直しをするということは、寸法を大きくすることや胴裏・八掛を新しくする他に、縫い直して糸を新しくすることによりお召しいただいた際の糸切れをふせいだり、袖付けの寸法を現代の襦袢に合うように付け直していたりといったことなど細かな部分にも気を配り、安心してお召しいただけるように心がけております。

ご紹介の着物は、銀通しに麻の葉の地紋が織り出された上に、大胆な桜が描かれた小紋です。

鮮やかな紫で雰囲気を出しています。

お仕立て直しで、寸法も大きくなりました。

合わせ帯は、桜に雉が刺繍された名古屋帯です。

黒繻子に金糸が織り込まれた珍しい帯地の上に、雉の羽根や桜の花びらが刺繍で表現されています。

これからの季節に上質な着物と帯で楽しんでみませんか。

麻の葉に桜の小紋 99,000円(税込)      (着物20-04-01)

身丈 :  4尺4寸(約167.2㎝)

裄  :  1尺8寸2分(約69.2㎝)

 

黒地桜に雉の刺繍名古屋帯 121,000円(税込)      (帯18-2-37)

紅水晶と瑪瑙の帯留 28,600円(税込)

 

当面は、灯屋2銀座店、水曜日を定休日。11時から18時閉店の営業です。

店内出来るだけの除菌に努め、換気をよくしております。