10月に入り、秋もいよいよ本番です。
コロナも少し収束し、本日も朝から青空で、終日お客様をお迎えすることができました。
中央通りも歩行者天国が始まり、町をあげてみなさまをお迎えしますので、お楽しみにお出かけ下さい。
本日のご紹介は綿唐山切継ぎの袷です。
唐山とは、江戸時代、東南アジアからもたらされた縞木綿のことを指すそうです。
縞の着物は、どことなくこなれた雰囲気のあるものですね。
元々は男性用だった何枚かの唐山を絶妙の配置で切継いでいます。
着てみるとこんな感じ。粋ですね!
とっても軽くて着心地が良いです。
綿でありながら大変細い糸を使うことで、手触りはまるで絹のようなです。
しかしやはり絹とは違う気軽さもあり、これから秋に向けて大変重宝する着物になると思います。
合わせたのは、渋可愛いとても個性的な帯。
地紋のある生地にロウケツ染めのような染織が施され、さらにその上に、柘榴や栗を始めとするフルーツが型染めと刺繍で表現されていて、立体的な表現となっています。
胴前もそれぞれ違った表情。
もちろん、この着物にはマニッシュなすっきりとした帯もぴったりと決まりますよ!
秋一番にぴったりの縞の着物、ぜひ、お手に取って、また、通販でお求めください!
本日、HPで新商品のご紹介があります、そちらもぜひお楽しみに!
サイズなど詳しくは下記リンクからHPでご確認ください。
綿唐山切継ぎ着物 21-09-14 110,000円
ザクロに栗文様名古屋帯 21-09-32 66,000円
本日ご来店のお客様が、単衣のお着物に、ご購入いただいた更紗の帯をされていて、とても素敵でした。
この帯の布は、近年の多色刷りで染められた物で、花と生き物のファンタジーな可愛い図柄となっています。
そこで、楽しさと不思議さのある同じグループの帯を、ご紹介いたします。
大きめの格子の袷の着物に、ベージュ地の帯を合わせました。明るいピンクが映えます。
久留米絣の一重に、グレーがかった水色の帯を合わせました。こちらもピンク色が効いていますね。
(価格はすべて税込)
格子の着物 49,500円 着丈 4尺1寸5分 裄丈 1尺6寸5分(1尺8寸まで可能)
久留米絣の着物 66,000円 着丈 3尺9寸5分 裄丈1尺7寸5分
帯は両方とも38,500円
帯揚げ 4,300円 丸ぐけ4,500円
本日は結城の単衣と外国裂の帯からウズベキスタン・アドラスの帯をご紹介いたします。
まずは、すぐにお召しいただける、色合いが珍しい墨黒の結城縮の単衣から。
昭和中期には結城でも縮がもっとも人気のあった着物だそうです。
撚りをかけた糸で織ることによって実現するサラッとした着心地は、本格的に涼しくなる前の少し汗ばむ日にも最適とのこと。
再評価を得て、じわじわと人気が再燃していますね。

合せた帯は中央アジアのウズベキスタンからのもの。
ウズベキスタンの~スタンというのは、ペルシャ語で「~の国」という意味でウズベク人の国ということだそうです。
アドラスと呼ばれる絣ですが、大胆で、土地柄なのでしょうか?どこかおおらかな感じがします。
少しだけ甘い大人向けの優しいピンク。
こちらのウズベキスタン・アドラスの帯は少しワイルドなデザインのようにも思いますが、ホワイトが効いて品の良さもキープです。
2本とも薄手の芯を入れて仕立ててありますので、単衣から冬までお使いいただけ、特に秋・春の始めには大変重宝すると思います。
背中にさりげなく、縫い取りで四ツ目車紋が入っています。品の良い色でもう少しフォーマルよりにもお召しいただけます。
ぜひ、店頭で、また、通販でお求めくださいませ!
墨黒結城縮単衣 バチ衿 38,500円(税込) 裄1尺7寸3分、身丈4尺2寸
ウズベキスタンのアドラス帯、青系、赤系 44,000円(税込)
ピンク結城単衣 71,500円(税込)1尺8寸2分、身丈4尺2寸
秋仕度に新入荷の単衣の結城をピックアップしてみました。
爽やかなグリーンとイェローの色味と、蔦の葉模様の大人可愛いお着物です。
まずは、同じく落ち着いたグリーン系の地色にクヌギを頬張るリスが可愛く刺繍された帯。
秋、いちばんにぴったりですね!
次に、 ウズベキスタンの帯。
異なった2色のグリーンにくすんだ赤、青、黄、茶色が入った帯。
お着物の色も相まって、複雑な色あいの面白みも出せそう。
秋一番のおしゃれを楽しんで下さいね!
くぬぎ林にリスの刺繍帯 21ー9-38 71,500円(税込)
ウズベキスタンの帯 21-09-11 44,000円(税込)
単衣結城 21-9-15 110,000円(税込)裄1尺7寸(64.6cm)、身丈4尺3寸(163.4cm)
刻々と秋めいてまいりました。
朝夕の肌寒さにも油断できなくなってきました。

ご紹介の着物は、本場結城紬の単衣着物です。
結城紬はあたたかい着物なので、冬の時期も単衣でお召しになる方もいらっしゃいます。
淡く温もりのあるピンクの紬に、外国裂の帯でモダンに着こなすのも素敵です。
帯は、インドでショールとして使われていた布を帯に仕立てました。
金銀の糸で刺繍して文様をあらわした、手の込んだ布です。
秋から冬に向けて楽しむ着こなしとして、いかがでしょうか。
本場結城紬 71,500円(税込)
身丈 : 4尺2寸(約159.6㎝)
裄 : 1尺8寸2分(約69.1㎝)
インド金銀紋織名古屋帯 82,500円(税込) (帯21-09-16)
帯留 13,200円(税込)
二分紐 3,300円(税込)
秋の大人気アイテム、柿のデザインの帯。
本日は店内にいろいろ勢揃いしていますのでご紹介いたしますね。
まずは塩瀬に柿の染め名古屋、紬にぴったりですね!

枝ぶりや、実った柿や葉っぱの様子にも、力強い写実的な美しさが感じられます。
次は、柿の枝がダイナミックに、艶やかに、しかもたおやかに描かれた、染の秀作とも言える名古屋帯です。

刺繍も効果的に施されていて、いかにも美味しそうな柿の風情がでています。
最後に、たわわに実った柿の枝にちょこんと止る刺繍の雀。サイドに施された縞の生地が効いていますね。
柿の実、葉の色もやさしい色ですね。
合せた着物は薄いグレーの地にピンクやの細かい縞、無地感覚でお召しいただけますがとてもニュアンスのある紬です。
季節の到来を前に是非お手に取ってご覧下さい。
黒地に柿染名古屋帯 21-9-33 88,000円
黒塩瀬地染め柿枝名古屋帯 21-9-40 77,000円
刺繍の雀が遊ぶ柿の帯 66,000円
グレー地細縞紬 44,000円 裄1尺7寸(64.6cm)、身丈4尺2寸(159.6cm)
だんだんと秋らしい風が吹くようになりました。
季節が変わったら、外国裂の帯でイメージチェンジしてみませんか。
外国の手仕事を味わうのも、楽しいものです。
ご紹介の帯は、インド更紗の名古屋帯です。
ざっくりとした木綿地に華やかに木版されています。
インド茜が美しく、着こなしにぐっと深みを出しています。
合わせた着物は、伊兵衛織の単衣着物です。
横段の柄が少しずつ織り方を変えて絶妙な具合に織り出されています。
太い絹糸で織られた伊兵衛織は、着ると身体に沿って着心地の良い着物です。
これからのシーズンを十分楽しめる着物です。
花唐草文様インド更紗名古屋帯 121,000円(税込) (帯21-04-08)
伊兵衛織緯縞単衣 176,000円(税込) (着物21-09-02) ※お仕立て直し
身丈:3尺9寸5分(約150.1cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
アンティークののちりめんは、軽くて手触りがとてもよく、さらに、生地の流れがとても美しいです。
袷の黒地のちりめんの着物に、シックでモダンな外国裂帯を合わせてみました。
着物の柄は、かわいい小さな小花柄で、それが縦縞のように見えます。
アフリカの、ラフィヤ椰子のパッチワークでできた帯を合わせました。。付け帯になっています。
からし色の帯揚げと、ベージュと茶色のコンビの丸ぐけを合わせました。
斜め格子のバティック帯を合わせて、小物は丸ぐけと帯留の2種類にしてみました。
(価格はすべて税込)
着物 66,000円 着丈4尺1寸5分 裄1尺7寸5分
ラフィアの帯 110,000円
バティックの帯 44,000円
帯揚げ4300円 丸ぐけ 4500円
帯留め1万6000
明日には、銀座店で新商品がご覧いただけます。お待ちしています。