着物紹介」カテゴリーアーカイブ

浦野理一の手描き小紋

春光、春風、春雨・・・春のついた特別な言葉を日々感じながら、平成最後の春を過ごしています。

ご紹介の小紋は、鬼縮緬地に大胆な牡丹文様が描かれた浦野理一作の小紋。

春らしい鉄紺色に描かれた線を目で追っていると、その花の形・葉の形を何度描いてきたのだろうと思うような潔さを感じます。

 

 

帯には経節紬の縞の帯を合わせて、清く紺色だけの組合わせも楽しいものです。

 

 

 

春をそえる気持ちで、ワラビの帯留めをそえて。

 

 

浦野理一作鬼縮緬地大牡丹文様小紋(着物19-2-26) 320,000円+税

身丈:4尺1寸(約155.8㎝)    裄:1尺6寸7分(約63.5㎝)

 

浦野理一作経節紬藍の縦縞名古屋帯(帯18-11-15) 100,000円+税

 

徳永

春の息吹

少しずつ暖かくなり、冬の間眠っていた生き物たちも、楽しそうに動き始めたかのよう、

クローバーを囲んで、リスとハチの刺繍が可愛らしい、灯屋2オリジナルの刺繍帯です。

幸せの四つ葉のクローバーともいうので、春だけでなく、1年を通してご着用ください。

着物は、薄い緑やピンク、黄色の格子、優しい春色の紬。

纏っているだけで心が軽やかになりそうです!

春を告げるミモザ、黄色い花の刺繍半襟です。

小物でも春を満喫して、紬の着こなしをお楽しみください。

只今、灯屋2銀座店では、春の企画展「浦野理一と紬三昧」を10日(日)まで開催中です。

合わせたいお着物をご遠慮なくお持ちになって、ご来店ください。

渡源織物製 白地小格子紬(着物19-2-19):55,000円+税

身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)

シロツメクサに子リスの刺繍名古屋帯帯(帯16-12-21):100,000円+税

ミモザ刺繍半襟:12,000円+税

珊瑚の帯留:14,000円+税

春の企画展「浦野理一と紬三昧

会期:2019310()まで
   11:0020:00(日祝は19時閉店)

猫と紬

早いもので明日から3月の始まり、あんなに待ち遠しかった春がすぐそこまで来ています。

灯屋2銀座店でも、明後日土曜日から春の企画展「浦野理一と紬三昧」が始まります。

少しずつ暖かくなり、お出かけしやすい季節にぴったりな紬と、それに合うすてきな帯、ご自分のお気に入りを探しに、ぜひ遊びにいらしてください。

こたつで丸まっていた三毛猫ちゃんも、春の薔薇の香りで少し眠りから目覚めたよう、

可愛らしい猫の刺繍帯に、茶色に黒の格子柄の紬の着物。

落ち着いた中にも春の訪れを感じながら、お着物でのお出かけをお楽しみください。

茶に黒 三本格子紬:85,000円+税

身丈:4尺2寸(約159cm)

裄丈:1尺7寸(約64.5cm)

三毛猫の紬名古屋帯(帯19-1-33):120,000円+税

天然石の帯留:12,000円+税

 

春の企画展「浦野理一と紬三昧」

会期:2019年3月2日(土)~10日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

浦野理一を着る

花々がほころび、春の陽気の中どんな着物に袖を通そうかと思う楽しみが、日ごとに大きくなっていきます。

ご紹介の着物は浦野理一作の縞紬。

その縞の色にぐっと引き込まれて、何色何本の糸を並べているのか、ずっと眺めてしまいます。

浦野理一の紬は、経糸に節があることが特徴のひとつです。

色の流れの中に所々にやってくるその節がアクセントになって、縞の着物を味わい深く見せてくれます。

 

 

 

帯は、型染めを合わせてみました。

鮮やかな赤が沈みがちな色味に映えて、

浦野理一の華やかさに魅了されます。

 

 

 

 

浦野理一作縞紬  260,000円+税
身丈:4尺1寸(約155.8㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)

浦野理一作諸紬牡丹菊唐草型染め名古屋帯 140,000円+税(帯17-9-7)

徳永

春爛漫

春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますが、一足お先に銀座店内はまさしく春爛漫!!

たおやかな桜の新作も入荷いたしました。

沢山のお着物の中から、ご自身だけの一枚をお探しになられるお客様皆さまの熱い思い。

奥の丸テーブルでは、これまた真剣な着物談義。

スタッフも心を込めてお手伝いさせて頂きますので、どうぞ春爛漫を楽しみにご来店ください。

霞に枝桜文様小紋(着物19-2-06

萌黄色暈しに枝垂れ桜の小紋(着物19-2-07

 

 

白梅の小紋

先週末は、銀座でもちらほら雪が降りました。

そんな寒さを耐え抜いて、美しく咲き誇る白梅の花、今の季節にふさわしい素敵な小紋のお着物が入荷いたしました。

紅色の地に、黄色と黒、青の横線、油絵のように描いた染めが、モダンな印象を与えてくれます。

合わせた帯は、浦野の経節紬帯。経糸の曙色と、緯糸の藍と黄色、遠目に見ると紫と黄金色の縞に見えます。個性的な着物にも、見事に調和してくれる帯。

瓢箪の帯留と着物の白梅柄が、まるで雪のような色合いで、コーディネートを爽やかにみせてくれそうです。

梅の季節を感じながらのお出かけ、ぜひお楽しみください。

紅色に白梅の小紋(着物19-2-01):120,000円+税

身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)

浦野理一作 経節紬変り棒縞名古屋帯(帯18-11-06):140,000円+税

瓢箪の帯留(象牙):30,000円+税

孔雀の羽根柄お召羽織のご紹介

なんと艶やかな羽織でしょうか。

こちらは昭和10年代に流行した、緯糸に漆糸が織り込まれたお召羽織です。

華やかに染められた漆糸を用いて織られている孔雀の羽根が存在感を放ちます。

身丈は2尺8寸(約1m6cm)の長羽織で、裄も1尺7寸5分(約66.5cm)まで出しました。

 

 

ネオンの煌めきに負けない素敵な羽織。
羽裏には、表に負けない鏡文様の更紗柄を使いました。
ぜひお手にとってご覧ください。

孔雀の羽根柄 お召長羽織 85,000円+税 ご商談中

節分に

早いもので、梅の香る2月が始まります。

節分の季節に、ぜひお召しいただきたいお着物。鬼や藤娘、鳥などがユーモラスに描かれた大津絵の紬付下をご紹介いたします。

大津絵とは、江戸時代の民族絵画。東海道を旅する際、旅人達の間で、お土産物やお守りとして大事にされた、滋賀県大津市で発祥したもの。

合わせた帯は、格子に梅柄のすてきな図柄。もとは、丸帯だったものを袋帯にお仕立て直しいたしました。

ひと味違った趣のある着こなしで、お出かけの1日をどうぞお楽しみ下さい。

大津絵の紬付下着物:90,000円+税

身丈:4尺3寸(約163cm)

裄丈:1尺6寸6分(約63cm)※裄出し1尺8寸(約68cm)可

格子に梅柄袋帯:65,000円+税

お江戸の粋な雰囲気を感じさせてくれる下駄の帯留。丸みを帯びた正方形の台座には、地面の土の風合いが細かく表現されています。

下駄の帯留(鉄、銅):48,000円+税

仲睦まじい2羽の水鳥の帯留。大津絵の着物の下前にも、鳥が描かれています。

水鳥の帯留(銅):38,000円+税

心新たに~

仕事始めを迎え、心新たに今年の目標を掲げられた方も多くいらっしゃると思います。
そんな心意気を後押ししてくれる物語のあるコーディネート。

大海原を力強く突き進む帆船が描かれた訪問着は、ご自身の、仲間の、家族の、新たな船出を祝福し応援してくれているようです。
帯はインドネシアの金モール織、帯留は愛らしい象の形をした象牙を合わせ、大航海時代を彷彿とさせる異国情緒たっぷりの装いになりました。

波しぶきに帆船訪問着(着物16-4-6):120,000円+税
身丈:4尺(約152cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
インドネシア・モール織の名古屋帯(帯16-12-28):170,000円+税
象の帯留(象牙):31,000円+税
新春のお集まりの席などに、ぜひお楽しみください。

本年もご愛顧ありがとうございました

28日をもって今年の営業は終了です。

沢山の、ご来店や通信販売のお客様に、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

お正月を迎える設えも整い、気持ちも新たに来る年に向かっております。

 

3日からの営業は、恒例の「福帯」をはじめ、晴れやかな着物と帯を揃えてお待ちしております。

 

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。