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持って軽やか、羽織って暖か、灯屋2のカシミールコート

先週木曜日から開催中のコート・羽織フェアですが、昨日までの寒さも手伝ってか、多くの方にお気に入りのコートや羽織をお求めいただいております。

いよいよ明日から3月、暦の上ではすっかり春となり、徐々に気温も上がってくるようですね。
来週の木曜日はなんと17度の予報!!
ですが、最低気温はまだまだ2~3度という日が続くようです。

そんな春先の朝晩のお出かけにぴったりな、カシミールのコートをご紹介。
気温が上がった日中も、お持ちになっていただいても負担にならないほどの軽さ、そして羽織れば十分すぎるほど暖かい灯屋2の定番商品です。

毎年、シーズン途中にはなくなってしまうこのコートですが、今年は年明けにカシミールのショールが再入荷したためまだ在庫がございます。
ぜひ、この機会にお求めください。

カシミールコート カシミールコート

カシミールコート 147,000円 10%Off  
身丈:2尺7寸5分(約104.5cm) 裄:1尺8寸5分(約70.3cm)
 
こげ茶、金茶、琥珀色をベースに大胆な文様が、とてもモダンなコート。
冷たい風も気にならないほど暖かです!

白井

紫の春

まだまだ先…と思っていても、桜の季節はあれよという間に訪れるものです。
ほんのりした色合いの柔らかな錦紗縮緬に桜と蝶が舞う付下に、青紫色の繻子に枝垂れ桜のもと、ちいさな鴛鴦が水面を逍遥する刺繍帯。
この刺繍帯は、枝垂れ桜の葉のしなりから鴛鴦の姿までがさらりと気負いなく表現され、なによりその構図に心ひかれます。
濃い紫は、合わせるお着物も迷いがちかもしれませんが、同系色の濃淡でお召しになるとまとまりやすいかと思います。紫の光沢がドレッシーな刺繍帯に、春の光を集めるようにきらきらとした紫水晶の帯留を合わせれば、お出掛け気分も高まりそうですね。

こちらの2点は商品紹介のページでもご紹介しておりますので、ぜひご覧になってみてください。

桜に蝶紋錦紗付下(商品番号11-1-3) ¥94,500
 身丈 4尺2寸(約159.6cm) 裄 1尺7寸7分(約67.2cm)
紫繻子地枝垂れ桜に鴛鴦の図 開き名古屋帯(商品番号13-2-14) ¥80,000
紫水晶帯留 ¥12,000

松田

桜に蝶紋錦紗付下に紫繻子地枝垂れ桜に鴛鴦の図 開き名古屋帯 桜に蝶紋錦紗付下に紫繻子地枝垂れ桜に鴛鴦の図 開き名古屋帯 桜に蝶紋錦紗付下に紫繻子地枝垂れ桜に鴛鴦の図 開き名古屋帯 桜に蝶紋錦紗付下に紫繻子地枝垂れ桜に鴛鴦の図 開き名古屋帯

桜柄|羽織と帯

立春も過ぎましたが、この寒さ。
沖縄ではひと足早い春を迎え、2月前後には桜祭りも開催されたようです。
東京はあと2ヶ月後位でしょうか。
冬の景色は緑も少ないだけに、桜の開花は毎年のことながら楽しみです。
みずみずしい若緑色の桜柄の染羽織と桜が入った刺繍帯をご紹介いたします。
さわやかなコーディネイトにしてみました。
今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のポスターには「この時代、咲いてみようじゃないの」の言葉が。
どんな時をも力強く生き抜いてみようという思いが伝わってきます。
冬をじっと耐えて越して咲く桜のようです。

桜柄羽織と桜に藤柄刺繍名古屋帯 桜柄羽織と桜に藤柄刺繍名古屋帯 桜柄羽織と桜に藤柄刺繍名古屋帯

桜柄羽織 89,250円
身丈 2尺6寸(約98.8cm)
裄 1尺7寸5分(約66.5cm)
桜に藤柄刺繍名古屋帯 30,000円

斉藤

春を待つ着物

三寒四温の日々が続くと、春を待つ気持ちが一層高まってくるのは私だけでしょうか。
今回は寒い季節から暖かい季節へと移り変わる、2月から3月にぴったりの猫柳のお着物をご紹介致します。

猫柳の名前の由来にもなっておりますが、猫の尾に似ている姿からその名前がついています。
可愛らしさもありますが、こちらの付下は大人の雰囲気。
格式を出すので有れば袋帯、くだけた感じで楽しむのであれば名古屋帯を合わせてみてはいかがでしょう。
上前の刺繍もさり気なく、猫柳の思わず触りたくなるフンワリ感を出しています。
猫柳の花ことばは“気まま”“自由な心”だそうです。
紗綾形の綸子地に自由に枝を伸ばす猫柳の様に、自由な心でコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょう。

猫柳付下 猫柳付下 猫柳付下

猫柳付下    65,100円   
身丈 4尺1寸(約155.8㎝)  裄 1尺7寸5分(約66.5cm)
花丸文袋帯  48,000円
花唐草開き帯 24,000円

アトリエ 上杉

蕨の帯にぜんまい紬

立春を迎えました。春の味覚が店頭に並ぶまであとどれくらいでしょうか。
早春にぜひおすすめしたい、璃寛茶(りかんちゃ)色の紬地に早蕨が刺繍された灯屋2オリジナルの帯。蕨の姿と良く似た、ぜんまいの紬と組み合わせてみました。
ぜんまい紬とは、ぜんまいの新芽から採取した綿毛に真綿や水鳥の羽毛を混ぜて糸を紡ぎ、経糸が横糸のどちらかに絹糸もしくは綿糸を使って織りあげた布。
こちらのぜんまい紬は手触りがしなやかで柔らかく、薄いグレーの中によく見ると銀糸も織りこまれ、角度によって光沢がとても美しい織物です。
ぜんまいの布は保温性や防水性に富み、また防虫、防カビ効果もある植物からの恵の布。

ちょっと薄めの色を着たい、でもまだまだ寒い、そんな時にとても活躍してくれそうな一枚。
春の味覚つながりなコーディネート、いかがでしょうか?

蕨の帯にぜんまい紬 蕨の帯にぜんまい紬

ぜんまい紬 94,500円
 身丈 4尺1寸5分(約157.7cm) 裄 1尺7寸8分(約67.6cm)
早蕨の図刺繍名古屋帯 99,750円

松田

青い梅の花

春告草、好文木(こうぶんぼく)、風待草…と、梅には他にもたくさんの別名があるそうです。
こちらは黒の緞子地に、珍しい青い梅が咲いています。
つぼみが黄色だったり、がくが濃いピンク色だったり、この時代らしい大胆な色合いですが、締めてみると品の良い構図で青がほどよく効かせ色になり、意外にも合わせやすい帯だと思います。
黄八丈に青い梅の黒緞子の帯、こんな後ろ姿を見たら、失礼と思いながらも前に回ってお顔を見たくなってしまいそうです。

黄八丈に梅刺繍開き名古屋帯 梅刺繍開き名古屋帯

梅刺繍開き名古屋帯 ¥38,000
黄八丈 ¥294,000
 身丈 4尺2寸(約159.6cm) 裄 1尺7寸3分(約65.8cm)

松田

千草色のカシミールコート

昨日ご紹介いたしましたコートと同じく、こちらのカシミールもたくさんの色が織り重なり合い、この布の不思議な世界を作り出しています。
浅葱、灰白色、飴色が溶け合って全体を見ると千草と杏色のコートに見えます。
黒と赤の糸が、細かく入ってペイズリー文様をひきたてます。
Mサイズのお仕立てで、小柄な方にもお似合いに。

元は、インド最北端カシミール地方の毛織り物、ショール(語源はペルシャ語のシャルで、1枚の大きな布を意味したそう)は、インドで貴族達に愛用されヨーロッパに輸入される事により女性のファッションの流行を彩り、アジアの衣服の原点のひとつとまでいわれるようになりました。

この1枚の布が日本の女性に愛用され、お着物に羽織物として着用されているとはだれが想像したでしょう。

軽くて暖かなウールに包まれ、寒い季節をお着物お楽しみください。

千草色のカシミールコート 千草色のカシミールコート  千草色のカシミールコート

千草色のカシミールコート  147,000円

白井

インドカシミールコート

寒い毎日が続きます。インフルエンザも流行っていますので、充分気をつけたいものですね。
ところで皆様はお出掛けの際、羽織物どうなさってらっしゃいますか!
お着物は、纏っていてとても暖かですが、この時期は防寒コートをお召しいただくと外出時も寒さしらずで1日お過ごしいただけます。
お洋服ですと、寒い時期はどうしてもシルエットが膨らみますが、お着物は縦のラインがすっきりとしてとてもよい感じ。
横からはお太鼓のふくらみが、女性らしいやさしい背中をつくってくれます。

お写真のコートは、インドのショールでお仕立てしたコートです。
両脇にはポケットのある筒袖のデザインで、とても機能的とご好評です。
レンガ色に飛ぶペイズリーが、シンプルでモダンな素敵なコートになりました。

こちらのコート、身長165cmの方でもお召しいただけるサイズ。
コート裏は生成りに茜色のペイズリー、肌さわりのよい絹です。

ごらんいただいておりますコートのデザインは、灯屋2のオリジナル!
お袖口の内側に小さなボタンをつけてあり、ボタンを外せばお洋服の時でも厚手の素材なのにゆったりとお召しいただけます。
着こなしは、お召しになる方次第。

現代のカシミールでお仕立てしておりますので、軽くて暖かな着心地です。

どうぞご愛用ください。

インドカシミールコート インドカシミールコート  インドカシミールコート
 

インドカシミールコート 168,000円

白井

羽織

春を待つ冬の季節感がある、早咲きの寒椿。
聖なる木ともされ、神事に欠かせない木だったそうです。
凍えそうな寒さに火をつけたような一重の赤い花に、気持ちだけは暖かくなりそうです。
辛子色に濃紺の地紙の染が、ぐっと大人びた印象。
このような大胆な羽織は、今では少なくなりました。
羽裏は、エジプトの壁画のような模様でユニークです。
他にも染羽織は様々な柄がありますので、店頭でお試しください。

椿柄羽織 椿柄羽織  椿柄羽織

椿柄羽織  65,100円
身丈 2尺8寸(約106.4cm)
裄  1尺7寸4分(約66.1cm)

斉藤

アンティーク着物

ぼかしの染の優雅さが大正らしい、花々が描かれたアンティークの訪問着は、辛子色の控えめな色合い。
小物の色で変化をつければ例えばお母様、お嬢様の両世代にもお召しいただけます。
帯は珍しいアンティークふくれ織の丸帯。象や桃など、中国インドから伝わってきたようなおめでたい柄で溢れています。

瑠璃紺の漆も織りこまれた付下は、魔よけの意味もあるという鈴の文様。大きめの鈴が飛び交う大変かわいらしいきものです。
繻子に七宝文様の刺繍帯を合わせると、たくさんの幸運がやってきそうです。
アンティークのきものはサイズが小さめのものが多いですが、当店では裄も出来る限り長くお直ししてありますので、身丈など工夫次第でお召しいただけるものもあるかと思います。
お気軽にご試着をお申し付けください。

辛子色花々模様訪問着 辛子色花々模様訪問着

辛子色花々模様訪問着 100,800円
身丈 4尺5分(約153cm) 裄 1尺8寸(約68cm)
吉祥文様ふくれ織り丸帯 89,250円

瑠璃紺鈴文付下 瑠璃紺鈴文付下

瑠璃紺鈴文付下 105,000円
身丈 4尺2寸(約159cm) 裄 1尺7寸2分(約65cm)
繻子地七宝文刺繍名古屋帯 18,900円

松田