昔々、宮古上布と大島紬は、互いに絣の技術やデザインなどを教えあった時があったと、上布の織元さんからお伺いしたことがあります。
昭和になってから、大島紬も色絣が流行った時期がありました。
今回は、珍しい色絣の宮古上布を続けてご紹介いたします。
一枚の宮古上布を織る為の糸、苧麻を手積みするのに昔は1カ月から~1カ月半と聞きましたが、近年では半年を糸積みに要するほど大変な大事な作業です。
この夏も、宮古上布は、美しく、最高に涼しいあこがれの夏衣になっていることは、すでに皆さまがご存じのことでしょう。
銀座店には、宮古上布だけでなく、八重山上布、越後上布、小千谷縮など多数取り揃えております。