半衿の付け方」タグアーカイブ

オリジナル半襦袢の半襟の付けかた

新年号の始まりと同時に開催された単衣展も、無事終了しました。
当店は催事以外でも、常時新入荷商品がございます。
微妙な季節の変化に合わせた品揃いを心がけておりますので、お立寄りくださいませ。

オールシーズン対応のオリジナル半襦袢も、沢山入荷しました。
S、M、Lの3サイズ。
肩幅と身丈と衿幅に違いがあります。
マジックテープで付ける二部式の襦袢袖と巻きスカート状の裾よけと合わせてお楽しみ下さい。

半襦袢のご使用方法、半衿の付け方の図解説明書きも付いておりますが、お客様より半衿の付け方の質問を受けますので、更なるコツをご紹介致します。

柄や刺繍のある半衿は、お顔の近くに良い柄が出るよう、まずは仮置きし確認してから作業に入ると失敗しにくいです。
柄の位置が確認できたら、次は待針で留めます。
下図の①にあるように半衿布の両端を引っ張り気味に付けるのがポイントですが、特に背中心から半衿の真ん中辺りまでを引っ張るのがシワを寄せないコツになります。

衿は衿芯が入った広衿になっており、二つ折りにして使います。
そのため図②のように横方向にはゆとりを持たせると折ったときにきれいに衿が落ち着きます。


大きな針目で構いません。


内側の衣紋を抜いて見えるところだけ、針目を小さくして下さい。


内側は、カーブになる分、布が浮いてくるので、更に引っ張り気味に付けると美しいです。

慣れると楽しい針仕事ですよ。
季節のお勧め半衿は、よりどりみどり。
どうぞ美しいお衿元で、お着物を華やかに彩って下さい。

オリジナル半襦袢 S,M,L各サイズ 8,500円

刺繍、ビーズ、アンティーク半衿 各種揃えてございます。