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水面にあそぶ蜻蛉

連日「令旬のひとえ展」に足をお運びいただき誠にありがとうございます。

ゴールデンウィークの終わりと共に、急に肌寒い天候に翻弄される5月ですね。

本日ご紹介の着物は単衣の付下です。

波模様が銀糸で織り込まれており、さらにぼかし染めでは穏やかながらも深い水面が表現されているようです。

勝ち虫であるトンボがゆったり羽根を広げています。

抽象化された植物・唐草の異国情緒あふれる文様。

透け感のある紗の横段の市松はとても繊細な中に、なんとも言えない力強さを感じます。

 

 

波紋にトンボの付下単衣 90000円+税 着物19-5-09

身丈:4尺(約152cm)、裄:1尺6寸8分(約63.8cm)

横段織り出し名古屋帯 30000円+税

「令旬のひとえ展」

会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
   東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

詳細は、こちらをご覧下さい。