蟹が戯れ、葉がしなる、筆の音、墨の香りを感じるような名古屋帯です
21-4-3蟹の手描き名古屋帯
5月は田植えの季節です。
「田植え」は古来より早乙女と呼ばれる菖蒲酒などで穢れを祓った女性たちが行う神事でした。
田植えされた春の田園を清々しい風が吹く様子は、気持ちの良いものです。

ご紹介の着物は、風を全身で感じられるくらい薄い錦紗の着物です。
絽目が入った夏着物ですが、僅かに細かな縮緬のシボが感じられるので夏前の単衣からお召しいただけます。
間垣にフワッと蛍の光のように浮かぶ丸紋の中に、秋草文様がそれぞれ入っています。
黒地にぼんやり浮かぶ様子が絞り風に丁寧に表現されて、夏の風情が美しい小紋です。

合わせた帯は、紫陽花や牡丹、朝顔、沢瀉など春から夏の季節の花々が描かれた夏帯です。
アンティークらしい優しい色目が、儚げな雰囲気を演出していて繊細な錦紗着物によく合います。
花の丸紋様絽の小紋 99,000円(税込) (着物20-07-14)
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)
絽地季節に花々染め名古屋帯 22,000円(税込)
金魚帯留(瑪瑙) 44,000円(税込)
ともすれば汗ばんでしまうような陽射しの日が続いています。
そんな日の気軽なおでかけに半幅帯はいかがでしょうか?
現在店内には初夏から夏へ向かっての素敵な半幅が揃っていて、いろいろお選びいただけますよ!本日は木綿の2本をご紹介します。
1本目は大変貴重な対馬木綿の半幅帯。
優しい肌触りと、お締めいただいた際にはさすがのこなれ感があります。きっと満足感の高い大切な1本になりそうです。
そしてこちらは藍色の半幅帯。
1枚目の写真の裏面にはオレンジや赤の細かい縞が入り、両面楽しめるお得感いっぱいの帯です。

軽やかに単衣に半巾帯を合せてご近所へなんて、素敵ですよ!
対馬木綿の半幅帯 20-07-07 77,000円 税込
藍色木綿半巾帯 22,000円 税込
五月晴れの心地よい季節です。
青葉が揺れて小川がそよそよと流れる長閑な風景が目に浮かびます。

ご紹介の着物は、単衣の訪問着です。
錦紗の繊細な生地に巧みな染めで水の流れをあらわしています。
鮎が跳ねてとび散る水しぶきまでも、艶やかな刺繍で表現されています。
水辺に飛ぶ蛍の帯と露草の帯留を合わせて、瑞々しい雰囲気で楽しんでみてはいかがでしょうか?
流水に鮎の単衣訪問着 88,000円(税込) (着物20-08-05)
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄 :1尺7寸8分(約67.6cm)
枝垂れ柳に蛍の刺繍名古屋帯 44,000円(税込) (帯21-05-04)
露芝の帯留 13,200円(税込)
「ヨーロッパ更紗」は、クリアな色合いで、ヨーロッパの家具に使われているような柄のようにも見えますが、更紗の源流と呼ばれるインド更紗が、ヨーロッパで作られた更紗です。なので、お着物に合わせても素敵な装いが、出来上がる帯なのです。
そこで、プリティーなサーモンピンクと、エレガントなブルー系の着物にそれぞれ、更紗の帯を合わせてみました。
お写真の色に多少のブレがありますが、そこはお許し下さい。
同じ帯ですが、撮影の色ブレがあります。地色は、この2つの真ん中ぐらいの、少しクリームがかった色です。
サーモンピンクと赤系でかわいいお花が、デザインされています。グレイッシュな水色の縞に、山吹色がかった明るい黄色の細い線がアクセントになっています。
透明感のあるピンクのバラの帯留めを合わせたら、お花柄の可愛さがグッと引き立ちました。
帯だけ見ていると、ちょっとかわいいかなと思うのですが、縞ととらえると大人っぽい着物にもよく合います。
丸ぐけは、帯の山吹がかった黄色とほぼ同じ色で、あつらえたような組み合わせになりました。



上2本の帯は、それぞれ同じ物ですが、帯地色のベージュは、2枚目ブルーの着物に合せた帯の色に近いです。インドで作られたヨーロッパ更紗のような模様の木綿布を名古屋帯にお仕立ていたしました。
クリアなピンクや水色を、抹茶系、葉の色がまとめています。遠目で見ると、斜めに流れているような勢いがあり、躍動感を生んでいます。
サーモンピンクには、濃いローズ色の丸ぐけでかわいく、ブルーには、クリアな色の丸ぐけと帯揚げで、帯の明るさに合せました。



オフホワイト帯地の色は、サーモンピンクの着物に合せた物のほうが、近いです。
明るい紫のバラに小さなバラが、添えられています。
大人っぽさと可愛らしさが共存している柄ですね。
サーモンピンクに合せると、花柄のかわいらしさが、ブルー系の着物に合わせると、紫のバラの妖艶さが引き出されて、エレガントな装いになりました。
明るい花柄は、見ていて気持ちの良いものです。
お着物の表情を引出してくれるヨーロッパ更紗の帯は、
素材も季節にぴったり!初夏に向けていかがでしょうか。
☆宝塚OGによる「エリザベート 25周年ガラコンサート」について☆
「エリザベート」は、宝塚で大ヒットし、一般のミュージカルでも上演される人気演目です。この4月からGWにかけて、宝塚OGによる記念ガラコンサートが行われました。
私は、ラッキーにも2回行くことができました。1枚は、コロナで上京できなくなった方のものでした。
そこで驚いたのが、もともと歌がうまいと定評があるスターが、想像を超えるうまさになってたんですね。
家庭を持ち、外部でも歌唱力が必要な重要な役を演じています。女性として歌って充分魅力的なので、過去である宝塚の歌を歌わなくても良いのではと思っていました。
だから、その成長ぶりに本当に驚いたんです。拍手もすごかったですが、休憩時間には、別の席の友達とかけよって、できるだけ静かに感動をわかちあいました。
また、現役の時には、さほど魅力を感じていなかった主演のトート役の他のスターも、ものすごい存在感で、オペラグラスが上がりっぱなしでした。
宝塚では、美しさがが必要とされますが、年を重ねて昔の役を演じても、その魅力が増しているというのは、本当に嬉しいことです。明日への勇気をもらえます、ホントに。
着物は、着続けることで、着物力がアップし、今回ご紹介したヨーロッパ更紗帯のように、同じものをいつまでも生かしていくことができるものです。
外出がままならない日々ですが、着物愛は、どんなふうにでも育めるものだと思っています。
①白地に水色の縞の帯 27,500円
ピンクのバラの帯留め 29,000円
②ベージュ地にピンクの花模様帯 38,500円
③白地に紫のバラ模様帯 33,000円
○絽の丸ぐけは5,500円、普通のもは4,500円です
(価格はすべて消費税込み)
都会ではなかなかその姿を見ることができなくなったツバメですが、灯屋2に勢揃いしています。
春になると、遠く南の方からはるばる日本へとやってきます。3月ごろには九州に姿を見せます。
刺繍で描かれたツバメ
水紋と戯れるツバメ
暖かくなるのにともなって北上し、各地で子育てを行います。
こちらは初夏にぴったりの柳とツバメです。
灯屋2の創作帯から、古い時代の布を活かした帯まで、様々なツバメの姿。
春から初夏にかけての風物詩ツバメは、着物の世界ではいつまでも愛されているようですね。
21-03-19 飛翔燕の刺繍名古屋帯 110,000円
さやがた紋ブルー地のツバメ帯 44,000円
グレー絽ちり柳とツバメ帯 22,000円
)4月下旬から5月初めは、二十四節気、七二侯の中では、牡丹華(ぼたんはなさく)という時節のようです。
実際の牡丹の開花は、初夏ですが、漢詩で牡丹の季語は、春としていたようです。
中国では「花の王」とも呼ばれる華やかなお花ですね。
ちょうどこの頃は、気温も定まらず、衣替えの前、袷のお着物を楽しめる時期でもあります。
十人十色の着こなしにお着物の魅力満載!です。
浦野理一作型染め遠山。季節の景色のように藍と白が、美しいです
ドクダミのコラージュ帯は、灯屋2初期頃の作、良くお似合いでとてもうれしいです。
優しい色合いに流水が、さわやか。タンポポとシロツメ草も可愛いお羽織です。
明治の江戸小紋に藤の帯。やさしくて品格のある美しさですね。
森の風景単衣紬の訪問着にサリーの帯を合わせた着姿は、すらっとされたお客様にとっても良くお似合いでした!お着物もよろこんでいるようでした。
「利休バック&いつもポケットにぐい呑みを〜」横森美奈子様&山田英幸様
いつも打ち合わせなし、なのに、さすがのお二人様、本日も浦野✖️黄色のコーディネーションで息が、自然に合っちゃうそうです🌟
浦野理一灯屋2の継ぎ帯も上手にお召し頂き、大人のお洒落ですね!ありがとうございます✨
お仕服のお写真は、山田英幸作品の数々。写真集は、銀座店にてご覧、ご購入いただけます。
定休日水曜日、営業時間11時〜18時まで
東京都の要請によりご来店人数の制限をさせていただきます。
ご来店前にお電話で混雑状況をご確認お願い申し上げます。
店内お掃除の際、畳や扉など、できる限りの除菌をしております。