山葡萄の帯

山葡萄図開き名古屋帯あかるいアンズ色の塩瀬地に、夕日のような美しいグラデーションで
山葡萄が描かれた 秋にぴったりの帯。

紫色も感じる紺と灰の二色を片身替わりにした単衣の紬はちょうどこれから。
袷はまだ暑い日もある10月にもご着用ください。
シンプルな紬なので、帯揚は個性的な大正更紗をのぞかせています。

灯屋2では外国の布や日本の古い生地などを使った帯揚も取り揃えております。
時代を経た布は見ているだけで想像がふくらみます。
無地系の紬のポイントにいかがでしょうか。

大正更紗帯揚

山葡萄図開き名古屋帯(帯13-7-2)  54,000円
片身替わり単衣紬  148,000円  
裄:1尺6寸8分(約63.5cm) 身丈:4尺1寸5分(約157cm)
大正更紗帯揚  6,300円~

根本

秋の味覚

落花生名古屋帯夏は少々抑え気味だった食欲も、すっかり回復する季節がやってきます。

地中でさやを実らせる珍しい植物の落花生は、健康に良い成分も豊富です。
収穫は9月終わりから10月、生の落花生を手に入れたら塩茹でが美味しいですね!
ご紹介する名古屋帯は、紫がかったグレーの塩瀬に軽やかな筆使いの落花生が描かれています。

もう1点は細縞の紬地に、カラフルなきのこをアップリケやビーズ刺繍で表現した楽しい帯。
ヨーロッパの裂やインド更紗など貴重な布が使われています。

ベージュ系の濃淡に時々ピンクやブルーも混じる単衣の紬に合わせました。
数えきれない色数が使われ、帯合わせも楽しめます。

秋の味覚を楽しみにこんな装いでおでかけはいかがでしょうか。

灯屋2創作きのこ名古屋帯 灯屋2創作きのこ名古屋帯

落花生名古屋帯 17,000円
灯屋2創作きのこ名古屋帯 73,500円
ベージュ系格子紬単衣 38,000円 
身丈:4尺5分(約153.5cm) 裄:1尺7寸3分(約65.5cm)

根本

結城単衣

本場結城単衣に石榴の図染名古屋帯単衣はそろそろ終盤?結城の単衣はこれからが本領発揮するところ。
この温かさが10月そして気温をみて11月頃も着られそう。
なによりこの軽さが好まれ優れています。
レストランの席できらびやかなワンピースよりも控えめでわきまえた華やかさはかえって美しくみえます。
紬であっても節の少ない織りが上品さを生みだしているのでしょうか。
ほんのり桃色がうかがえるベージュ地に色紙文様の結城。
茶色十字亀甲の組み合わせの細絣が細かく、飛び柄がよりすっきりみせる1枚。
お遊びから刺繍帯まで受けとめる懐深く、「私の愛用品」となる着物。
今回は遊び心を軸にあわせてみました。
石榴の染帯はグレーの丸帯地と接ぎ、額装された画のように仕上がりになりました。

本場結城単衣に野菜尽くし縮緬名古屋帯 石榴の図染名古屋帯と野菜尽くし縮緬名古屋帯

本場結城単衣 240,000円
身丈 4尺4寸(約167.2㎝)裄 1尺7寸(約64.6cm)袖丈 1尺2寸(約45.6㎝)

石榴の図染名古屋帯 44,000円
野菜尽くし縮緬名古屋帯(帯12-10-15) 67,200円

斉藤

お彼岸が来る

お彼岸が来る日々の仕事に追われて時間の時間の流れを忘れているこの頃、はっと気が付き、坪庭とは名ばかりの店の前の小さな日の当たらない土の塊に目をやると、あぁ、今年も彼岸花の季節がやってきたなぁと気付きます。
10年目にどこやらの野っぱらから移植して後、毎年1週間の、私にとっては亡き母とのほろ苦い逢瀬に。

仏式ではない我が家にはお盆の法事がなく、ましてや寄る辺なき我が宗教心ではこの時期行き場がないのである。
今年もここに咲いた、この愛しい花に一年の報告をして、又次の一年をやっていこうとしている。

渋谷

秋展へ向けて

秋展へ向けて日に日に秋の気配が漂う今日この頃。
吹く風はもうすっかり秋風ですね。

さて、アトリエでは10月3日からの灯屋2秋展へのラストスパートが始まっています。
これから外注さんに出す仕立て物は、生地から衣服として生まれ変わる旅に出すような、そんな気持ちで送り出しています。

今回は糸味の良い結城紬も新しくお仕立て物として店頭に並びますので、既に結城紬をお持ちの方も是非お手にとってご覧になってください。
何度も水をくぐって柔らかくなった結城紬は人間で言うと“角が取れて丸くなったおばあさん”といったところでしょうか。
手に取ると何とも言えず柔らかく、それが着物となって穏やかに優しく包み込んでくれることでしょう。

もちろん結城紬だけではなく、灯屋らしい個性溢れる着物達が並びます。
どうぞ、楽しみにお待ちください。

アトリエ 柳

粟の穂と秋虫

粟に秋虫刺繍名古屋帯織り込まれた金糸と巧みな刺繍が美しい、一越縮緬の名古屋帯。
銀色の触角に金の瞳、草色のからだをした秋虫がのんびりと歩んでいます。
実物の粟の穂はなかなかの存在感で圧倒されますが、この刺繍は金糸のきらめきと陰影のある刺繍で、とても繊細な趣きの粟の穂となっています。
霞がかかったようにぼかしの入った紫の絹地は、香り立つような美しい色味。
淡い色の柔らかいきもの、肌触りの良い綿薩摩や織の単衣などにもよく合いそうです。

粟に秋虫刺繍名古屋帯 粟に秋虫刺繍名古屋帯

粟に秋虫刺繍名古屋帯 48,300円

松田

白露 玄鳥去(げんちょうさる)

水車と萩紋錦紗単衣に刺繍丸帯夏の間、野や水辺を飛び交っていた燕が、南へと飛び立つ時節。
空高く風に舞い上がり、鳥達と一緒に夏のしっぽも見えなくなりました。
気持ちはもう実りの秋へといくけれど、あと少しの時期、秋単衣ははかない美しさが際立ちます。
ロマンティックな萩の図錦紗と単刺繍丸帯。
葛、撫子、桔梗、ススキ、女郎花、藤袴、そして野守草の萩。手水鉢、花車の箪笥、絵巻、琴、紐、そして葵の葉と源氏物語を連想させる素晴らしい刺繍帯。
菱文様の地紋まで織り込まれて、両面に刺繍が施されています。
このまま二重太鼓でご着用いただけるようにお仕立て直し出来ていますが、時代も経っておりますので付け帯に直してお渡しいたします。
これほど美しい刺繍は、なかなか出会う事がないのではという価値ある逸品です。
刺繍好きの方、そうでない方もぜひ、実物をご覧ください。 

水車と萩紋錦紗単衣 58000円
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
刺繍丸帯 146000円

白井 

イギリス更紗とスザニ

イギリス更紗とスザニまだ日によっては暑さが残るこの頃ですが、日は確実に短くなり、木々の葉も夏の日差しを浴びきって、一葉、二葉…と道端に散りはじめました。
和の秋帯は、万物が成長しきったあとに訪れる実りとともに、盛りを過ぎたあとの物哀しさを描き出すものが多いですが、トーンダウンする自然が少し寂しく感じたら、異国の美しい模様の帯を選ぶのもおすすめです。

19世紀イギリスのアンティーク更紗の帯は、控えめで品のある色合いが、かわいらしいくもシックな雰囲気。時を重ねた布が醸し出す奥深さをたたえて、現代の更紗とは一線を画した佇まい。
当店でも人気が高いウズベキスタンのスザニは、その明るい色づかいとはっきりとしたモチーフが魅力の、実は様々なきものに合わせやすい帯です。

イギリス更紗とスザニ灯屋2は、日本の趣あるものと、各国の魅力あふれる布を一同に見ることができる楽しさが自漫です。
夏の暑さに耐えかねて、引きこもり状態だった皆様のご来店、お待ちしております。

イギリスアンティーク更紗名古屋帯 67,200円
ウズベキスタン スザニ名古屋帯 54,000円
仔犬帯留 ¥18,900
葉にてんとう虫帯留 ¥15,750

松田

動物柄帯

ねずみの図塩瀬染名古屋帯とねずみに馬の図染付帯来年の干支は午(うま)、この時期「馬肥ゆる」と表現されます。
馬が肥えるのは冬に備え脂肪が増え、ややぽっちゃりさんになるからでしょうか。
秋になると毛並も一段と冴えるようで、その美しさが帯柄の毛並の動きにも表れています。
薄茶に滅紫(けしむらさき)の斜線の切り替えしが潔し。
ねずみが入ることで渋さのなかにユーモラスな感も。
そんなねずみが塩瀬帯のも。
米俵にせっせと小判を詰めています。
前柄は関東巻きで赤い羽織ものを着た子が、関西巻きでは青い羽織を着たねずみとどちらにしようか迷いそう。
今の単衣からお楽しみ下さい。
馬の図の前柄部分に接ぎがありますが、柄をなるべくあわせてありますのでご着用にはあまり気になりません。

ねずみの図塩瀬染名古屋帯とねずみに馬の図染付帯 ねずみの図塩瀬染名古屋帯

ねずみの図塩瀬染名古屋帯 54,000円
ねずみに馬の図染付帯 39,900円

斉藤

大正更紗|着物

大正更紗木綿袷に稲穂柄染め名古屋帯秋の帯が店頭に並び始めました。

男性用の重ね着の間着として作られた模様の木綿更紗。
素材として販売されていることが多いですが、色々な柄があり楽しいので袷着物としてお仕立てしました。
木蘭色の薄茶に濃茶の横縞。
小さな柄には灰青色がランダムに散りばめられています。
帯は縮緬の染め帯で、右垂れ左垂れで稲穂もこぼれそうなほど。
モノトーンの色彩なので色づく穂色を表した着物とあわせてみました。
柔らかな更紗木綿は紬にはまだ暑い気候時期に心地よいです。


大正更紗木綿袷に稲穂柄染め名古屋帯 大正更紗木綿袷に稲穂柄染め名古屋帯

大正更紗木綿袷 126,000円
身丈 4尺(約152㎝)
裄 1尺7寸3分(約65.7㎝)
稲穂柄染め名古屋帯(帯12-10-13) 33,600円

斉藤