日別アーカイブ: 2023年9月8日

秋の展示会のお知らせ 『こうげいを探る』

工芸とは「伝統に根ざした職人技を駆使し、美的感覚を持って創作したもの」

灯屋2の眼を持って集めた着物や帯などを、あの銀座洋協ホールで再び展示できる機会が巡ってきました。
会期内には楽しいイベントもご用意しました。

志村ふくみ・古澤万千子・浦野理一などの作家もの、絞りや型染・刺し子などの民藝もの、琉球を含む諸国の織物、幕末明治の江戸小紋など。
帯では、和洋更紗、丹波木綿、江戸小袖や明治期の裂崩し、作家ものなど。
幕末明治から近代までの作品や再生品を広い会場に美しく展開します。

今回は、お仕覆の山田英幸さんと、染色工芸の稻田まゆさん がジョイント参加です。
灯屋と灯屋2のスタッフも皆でがんばりますので、ぜひのご来場をお待ち致します。

会期:10月19日(木)〜21日(土)10時〜18時
22日(日)10時〜17時

会場:銀座洋協ホール
東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル6階

会期中のイベント
☆浦野理一継ぎ帯ワークショップ
第一回 10月21日(土) 10時30分〜12時30分 満席となりました。
第二回 10月22日(日) 10時30分〜12時30分
会費 税込¥110000
各回10名 お申し込み順で締め切ります。
〈内容〉六通名古屋帯の型紙に合わせて裂を選んで頂き後日当店で仕上げます。その他の内容については銀座店にお問合せください。
お使い頂ける裂や、過去のお客様の作品の画像もご覧頂けます。

その他のイベントもご用意しますので、確定しましたらお知らせ致します。

お客様の装い〜インフルエンサーの着こなし

今日の東京は台風直撃の模様。しかし大雨の銀座には傘をさす外国人観光客の姿が意外と多いのに驚きます。予定は変更できないですよね。

少し涼しくなって、夏も終わりかと思うとちょっと寂しい気分にもなりますね。思えば猛暑にも拘わらず、お客様素敵なお着物姿をたくさん見せて下さいました。

今日は残り少ない夏を感じながら、SNSをはじめとするインフルエンサーのお客様の着こなしをご紹介します。

まずは、当店オリジナル宮古と越後の切り継ぎ着物をお召しのお客様。縞の宮古に襟に格子の越後が加わってエレガントに。お手持ちの無地の帯を合わせて、渋々のコーディネート。

帯周りもすっきりとされて最高にカッコいい着こなしですね!

次は今年も大人気だった芭蕉布を着こなされたお二人のご紹介。

お顔の写真を撮り忘れてしまったのですが、インスタが大人気のお客様。縞状の模様に絣が入った芭蕉布に、紗の帯を合わせたコーディネート。

こちらの帯は灯屋2のオリジナル。透け感の少ない紗にさまざまな貝殻を手刺繍しました。明るい色が入っているのも良いですね!よく拝見すると半衿にも貝の刺繍が。とてもエレガントできちんと感のある芭蕉布の着こなしです。

そして最後は仕覆作家で、来たる秋の展示会『こうげいを探る』にもジョイント参加の山田英幸さん。小さな格子の中に絣のある男柄という芭蕉布にバティックの兵児帯。

メガネ、帽子、半衿、タスキに至るまで隙がありませんね。

いかがでしたか?インフルエンサーたちの着こなし。本当に素敵でした!

皆様もぜひお着物でお出かけ下さい。