日別アーカイブ: 2023年7月6日

灯屋2銀座店 感謝セール!!

 

SALE 灯屋2 “夏のSALE”はまもなくです!

『源氏物語』光源氏の“衣(きぬ)くばり”

昔も今も衣装選びは女の勝負どころ?

7月9日(日)より、お客様に日ごろの感謝をこめて灯屋2夏のセールがはじまります。

日頃欲しかったあの着物あの帯をお手にとっていただくチャンスです。ぜひ銀座へお運びくださいませ。お待ち申し上げております(17日㈪祝日まで)。

*店内商品 着物・帯=20~30%off

   小物(帯揚げ・丸ぐけ・半衿など)・ショーケース内帯留など=20%off

《一部セール対象外商品がございます》

 

※季節外の商品につきましても20%offにいたします

(H P商品番号をご確認の上、スタッフにお尋ねくださいませ)

 

 

少なくなったとはいえ、お中元・お歳暮は日本社会の習慣やプレゼントはいただけば嬉く、

選び贈るのも楽しみ、ではないかと思います。

『源氏物語』にも光源氏がお正月の衣装を関わりのある女性たちに自ら選んで贈る、という場面があります。

どの女君にどんな衣装を贈るか? そのセンスが問われるともいえますが、女君にとっては、どんな衣装が似合う女性と思われているのか?なかなか悩ましい問題でしょうね!光君の絶頂期、広大な邸宅六条院に住まう女君たちに、贅を凝らし巧緻を極めた衣装が「あのひとにこの色、この衣」、正妻格の紫の上とともに源氏が選び贈った衣装を身につけ、元旦に源氏の訪れを待ちます。

そのひとり、明石の君には「梅の折枝、蝶、鳥、飛びちがい、唐めいたる白き小袿(こうちぎ)に、濃き(紫根)が艶やかなる重ねて」

(吉岡幸雄の『源氏物語の色辞典』に氏の考証と再現された美しい衣装が掲載されています。)

自ら贈ったこの衣装を見事に着こなして、髪がかかる風情も優美な明石の君に見とれて、目を奪われ、心も奪われて、源氏はその夜、明石の君と過ごす、帰りを待ちわびているであろう紫の上のことを心にかけながらも、明石の君に惚れ直した?ともいえましょうか。

めったに人前に顔を晒すことのないこの時代は、衣装の持つ役割が現代より重大な意味を持っていた、ともいえますが、うっかり内面まで見せてしまう衣装選びは女にとっていつの時代も“勝負どころ”、怖くもあり、楽しみでもあり・・・

おサイフにもやさしいセール期間に、日頃のお好みから少し逸脱してオシャレの冒険をなさってみてはいかがでしょうか?新しい魅力発見!になること請け合いです!


※葉書掲載の商品はセール直前に売約済となった品物が一部ございます。どうぞご了承ください。