月別アーカイブ: 2021年6月

素敵色の小千谷縮

とても珍しい素敵な色の小千谷縮のご紹介です。

明るい小豆色にのびのびとした水色とサーモンピンクの流水模様。

今ではなかなか見ることの出来ない大胆なデザインの小千谷縮です。

合せてみたのは今の季節ならではの絽のカエルの染帯。

シンプルな色使いに何とも言えない愛らしい顔ですね!

夏に向けて大胆にかつ爽やかなにお召し下さい!

 

小豆色に水色とサーモンピンクの小千谷縮

裄1尺8寸(68.4cm)身丈4尺2寸(159.6cm)82,500円税込

 

 

 

夏の半襟入荷しました

絽の刺繍半襟が入荷しました。

どれも夏の風情がたっぷり。

お襟元を彩るとっておきを、お選び下さい。


夏空にカモメの刺繍半襟  税込11,000円

 

縦絽に観世水刺繍半襟  税込11,000円

 

流水に青紅葉刺繍半襟  税込11,000円

 

夏雲にカモメ刺繍半襟  税込11,000円

 

花火の刺繍半襟  税込11,000円

 

灯屋2銀座店は、現店舗で開店して11周年を迎えました。

皆様からのあたたかいお祝いメッセージ、ありがとうございます。

いつも変わらぬご愛顧に、スタッフ一感謝しております。

これからもご満足していただけるよう、努めてまいります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

十人十色✨

帯は、語る。

世界中にひとつだけ、シンプルな着物と帯のスタイル。

素敵な民族衣装✨🌕

大人気!うわさの対馬です。

帯に生まれかわるとは、想像していなかったでしょう。小粋な縞小紋とぴったりです。

個性派の刺繍帯。

ご来店お客様の装い✨

梅子黄(うめのみきばむ)🌟梅の実が、黄熟する時節。

そろそろ、梅雨入りという頃、雨の中をご来店頂くお客様に心より感謝申し上げます。

梅雨どきの代表的な花、紫陽花、カタツムリも🐌そろそろと恵みの雨を楽しんでいるようす。

菖蒲華(しょうぶはなさく)花の色は、紫、白のほかに絞りのものも美しいですね

江戸小紋にすっきりと美しく咲いています

花の色を思わせる艶やかな小紋に華やかな刺繍が、映えますね。

今年は、蛍の明かりを都内でも見かける事が、できました!うれしいことです。

この時代は、季節になると水辺に蛍の光をみるのが、楽しみだったのでしょうね。

たおやかな錦紗の撫子に束と貝の文様が、品良く映える蒼の装いです

染め帯は、アンティークの醍醐味。

ほんとうにたくさんの文様や図柄で楽しんだのですね。

そして、やはりアンティーク赤紫の魅力は、他には、類をみない魅力です。

伊予染めに桔梗が、揺れる錦紗の小紋が素敵です。

ゆったりと大きな羽根を広げて姿が、立派に刺繍されています。

6月26日(土)は、銀座店のアニバーサリーです。

皆さま、ぜひ、ご来店ください。

 

 

蓮の花

夏至が過ぎて、日が長く感じられるようになりました。

いよいよ夏です!!

ご紹介の着物は、昭和のころの小千谷縮です。

水をくぐってこなれた糸の具合がなんとも肌触りよく、色味も風情があって日常に着るのに素敵な着物です。

合わせた帯は、麻地に刺繍で蓮の花をあらわした灯屋2オリジナルの名古屋帯です。

不忍池でも大きな葉のかげに、蓮の花の蕾がこっそり控えているそうです。

もうしばらくしたら、池いっぱいに蓮の花が咲くあの景色を楽しめることと思います。

 

茶無地小千谷縮  132,000円(税込)  (着物21-05-37)  ※お仕立て直し

身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)

麻地蓮にアメンボウの名古屋帯  66,000円(税込)

絽地丸ぐけ 5,500円(税込)

 

梅の実が熟すころ

青々とした梅の実も、そろそろ黄ばみ始めたでしょうか。

真っ青な青梅は熟す前で、硬くて微量の有毒な成分を含むそうです。

その有毒成分を消すためにお酒につけたり塩漬けにして利用してきました。

梅酒用には硬い青梅が、梅干しや梅酢用には完熟してちょっと黄色くなったくらいのものが良いそうです。

さて、夏本番に向けて華やかな萩の小紋をご紹介します。

平絽地に本手摺型友禅で、一面に萩が描かれた美しい着物です。

シンプルな絽塩瀬の帯に、夏に凛と咲く百合の帯留を添えてみました。

帯留は練りものの素材でたっぷりしたボリュームがあり、その時代の良い雰囲気が出てます。

真夏のコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

黒字に萩文様絽の小紋  104,500円(税込)  (着物21-06-22)

身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄 :1尺8寸2分(約69.2cm)
袖巾:9寸2分(約35cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)

 

絽塩瀬無地名古屋帯  16,500円(税込)

百合の帯留  26,400円(税込)

 

サイズの大きな小千谷縮の麻の着物に、ニ本の帯を合わせました。

この着物(写真右端)は、薄茶と黒がメインの縞柄ですが、細い白の縞が二本並んで入っていて、渋い色ながらも、涼しげな感じがあります。そして、33,000円と、お求めやすい価格になっています。

着丈も充分ありますが、幅も広いです。下記にサイズを示します。

着丈  4尺3寸5分 165.3cm

裄   1尺8寸2分  69cm

前幅   7寸2分  27cm

後幅   8寸5分  32cm

全体にたっぷり寸法です。お袖丈は、1尺2寸8分です。通常のお襦袢袖丈と同寸ですので、ご着用に問題はございません。お直しご希望の際には、可能です。

帯合わせの紹介

①麻の帯と

 

近江上布の帯に、薄物の帯揚げ、麻の丸ぐけでスッキリと。

②絽の帯と

朝顔の絽の帯で、大人の可愛さを添えました。帯揚げは、黄色系の麻、丸ぐけは、ベージュ系の麻の縞柄です。

○小物

○価格

麻の着物  33,000円

近江上布の帯 44,000円

朝顔の絽の帯 49,500円

サーモンピンクの帯揚げ 4,500 円

黄色系の麻の帯揚げ 7,000円

麻の丸ぐけ 6,500円

(価格はすべて税込)

 

 

麻の継ぎ帯2本、試着してみました


先日、歌舞伎座で「桜姫東文章 下の巻」で、桜姫が、継ぎの長襦袢を着て登場しました。灯屋のスタッフにとっては、この「継ぎ」は特別な物で、とうやって継いでいるのか、とても気になります。

継ぎの魅力は、身に付けると良くわかります。こんな風に見えるのかっていうことが、立体になると、はっきりするからです。ですので、今回、スタッフ2名が、ブルー系とベージュ系の麻の継ぎ帯を試着してみました。

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○ブルー系の帯は、前柄の両面が違う柄ですので、2通の組み合わせで着ました。

関東巻の場合

 

上部は黒白、下は縞というはっきりした継ぎ柄に、スカイブルーで縞柄が左右で違う丸ぐけを合わせ、継ぎ帯の変化の楽しさに合わせました。

関西巻の場合

メインは無地の水色ですが、結び方で、脇に黒の縞柄を出せます。本日入荷の絞りに花柄の染めの薄地の丸ぐけを合わせ、可愛らしさを添えました。

お太鼓

真ん中の継ぎがアクセントになっていますね。

手の柄は水色になっています。

○ベージュ系の継ぎ帯の前柄は、両面同じです。

これからの季節にぴったりの爽やかな色合いの継ぎ帯です。細かい絣柄に、すっきりとした縞の丸ぐけを合わせました。

お太鼓

タレの黄色が、かわいいですね。

手も見逃せません。

○小物

帯揚げは、両方とも絽縮緬です。丸ぐけは、夏向けの柄ものです。

価格

ブルー系継ぎ帯(20ー8-7)   88,000円

ベージュ系継ぎ帯(20-7-6)  88,000円

絽帯揚  各5,500円

柄の丸ぐけ 各5,500円

(価格は全て消費税込み)

 

夏の二部式襦袢袖

そろそろ下着も、夏本番のご準備をなさってください。

涼しい麻の襦袢袖が各種ございます。

当店オリジナルの半襦袢と共に、ご使用ください。

お手入れも簡単な襦袢で、夏を元気に迎えましょう!!

二部式襦袢用袖 麻素材 各種 税込18,000円~

木綿オリジナル半襦袢 税込8,500円~

月夜のパーティー

 

 

 

 

 

 

 

擬人化した虫達が、ススキ野を行列して先を急いでいます。

月夜のパーティーが、待っているのです。

半月がかかって、夏の夜は、更けていきます。

池田さんの本から着想を得て、灯屋2でこの帯を作ってみました。

足元を照らす、月明かりに虫達もますます、足早に向かっているでしょう。

20-7-18虫の行列絽付け下げ110,000円 身丈4尺 裄1尺7寸(1尺8寸2分可)

21-06-11武蔵野幻影染め名古屋帯82,500円