2015年、今年もありがとうございました。
お客様皆さまのご愛顧に心より感謝御礼申し上げます!
2016年1月3日(日)11時より「春のきもの展」を開催いたします。新春福帯もご用意♪
2016年もお客様に、よろこんでいただけるよう、スタッフ一同努力してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのご来店心よりお待ち申し上げます。
灯屋2
いよいよ年の瀬、年越しの準備や、年賀状の仕上げなど、あわただしく時間が過ぎていきます。
ちょっとだけ現実逃避をして、のどかな春を探してみました?
きらびやかな晴れ着の中に、ほのぼのとした付下は1月3日からの「春のきもの展」でご紹介する中の一枚。
伽羅色(きゃらいろ)とでもいうのでしょうか、ぼかしの入った裾には、春の野があらわされています。
まとうと柔らかく、優しいこころもちになる一枚です。
緊張の多い一年を送ったかたに、心新たな年の初めにお召しになって頂きたいものです。
合わせるのは、可愛らしいひよこと、春の花の刺繍帯。
きびしい季節のあとには、ほっとするような春が来ると信じています。
木賊に春野の付下 (着物16-1-13) 108,000円
身丈:4尺3寸(約162.8cm) 裄:1尺8寸3分(約69.3cm)
ひよこの図名古屋帯 (帯14-1-33) 120,000円
海老沢
写真の帯は浦野理一の帯地やインテリアファブリックを半巾に仕立てた帯。どの生地も浦野理一らしいざっくりした糸味と大胆な配色です。
ホームページでもご紹介済みですが、ぜひ糸の美しさも見て頂きたいので、大きな写真を入れました。
紬などに締めて颯爽と街を歩いて頂きたいですね。

浦野理一作半巾帯 白地赤と藍太縞 (帯15-12-42) 64800円
生成色に藍と臙脂色の縦縞のすっきりした印象の帯。
藍系の着物に良く合います。
浦野理一作半巾帯 藍地に大格子 (帯15-12-45) 64800円
ざっくりとした撚りの少ない糸で大らかに格子を織りだしています。
多色で表現した格子は何とも言えない美しさです。
浦野理一作半巾帯 ベージュ地細縦縞 (帯15-12-46) 64800円
細糸の地に繋ぎ糸の技法(糸を途中で別の色糸につなぎかえる技法)で横糸に鮮やかな糸を織り込んでいます。
様々な色が調和して美しい景色を醸し出しています。
繋ぎ糸は黒、緑、オレンジ、ブルー、黄色など。
どんな色の着物にも合わせやすい帯です。
田中
年内12月28日(月)まで、浦野染色工房より引き継がせていただいた、浦野理一作の着物や帯を銀座店内にて展示、販売しています。
先のブログで、渋谷よりお話させていただきましたが、鎌倉の浦野邸に何度となくおじゃまさせて頂き、光栄にも浦野範雄さんから、浦野染色工房の当時をひもとくお話を聞かせていただきました。
有難く、そのエピソードをお客様にご紹介させていただいていると話についつい熱が入ります。(笑)
店内には、浦野理一・範雄作の着物や帯の70点をご用意しております。
小津安二郎監督映画の女優達を個性的に彩り、ミセスで女性達の心を魅了した浦野染色工房。
浦野ファンならずとも、この機会にぜひ、ご来店の上、手に触れてみてください。
鬼縮緬に紅型の華やかな名古屋帯。
楓の模様が、モダンに星のようにも見えるデザインを愉しむかのように紅型染めしています。
この紅型は、お父様浦野理一の作ですが、範雄さんがおっしゃる「浦野の自由な紅型」が表現されています。
ぜんまい紬のやさしい色に緑が、映えます。
纏う方を自然体の明るく、美しい装いにさせてくれる事でしょう。
浦野理一作鬼縮緬花尽くし紅型名古屋帯 (帯15-12-34) 151,200円
ぜんまい紬袷 43,200円
身丈:4尺2寸3分(約160.7cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)
帯締め 8,640円
白井
蘇芳のような深い赤みに、水色の縞。離れてみると、薄いグレーのようにも見えます。
浦野氏の著書に、
『この「唐」という一字は、日本人にとって「美しくて上等なもの」という意味を持っており、和ものとか島ものよりは上のもの、という気持があったようです』
とあるように、江戸の通人たちにも好んで着られた唐桟。
こちらの帯は、着尺から仕立てました。
絹の唐桟は、縞のカジュアルさが光沢によって品よく仕上がり、とてもお洒落です。
季節の小紋に真白い半衿をあわせれば、縞も引き立って、着慣れた雰囲気で背筋をすっと伸ばして新年のお出かけがしたくなりそうです。
染織を研究し尽くした浦野理一の唐桟、これからますます貴重になっていくのではないでしょうか。
浦野理一 絹唐桟名古屋帯 58400円
梅に雪輪錦紗小紋 64800円
身丈 3尺9寸(約148.2cm) 裄 1尺7寸(約64.6cm)
松田
経節が際立つ、薄藤色の紬。
浦野理一の無地袷です。
節のある経糸がざっくりとした野趣溢れる風合いを醸し出しています。
染織家浦野理一を代表する紬です。
お店でも以前から扱っていますが、無地は非常に人気です。
風合いとお召しになった時の美しさは格別。
中々写真ではこの色味が伝わりにくいので、お店で手にとって頂きたい着物です。
無地とは言え、着物に力があるのでインドネシア・カリマン島のイカットを合わせてみました。
綿のざっくりした風合いに絣の柄がすばらしい帯です。
以前浦野理一の本で黒の帯締めを効果的に使う事を薦めていたので、道明製の黒の平組の帯締めを合わせてみました。
浦野理一作 薄藤色経節紬 291600円
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm) 裄:1尺8寸(約68.4cm)
インドネシアカリマンタン島イカット名古屋帯 52500円
道明製平組帯締 12600円
田中
9月9日のブログで「浦野理一のこだわり」というテーマでご紹介させていただきましたが、この秋も又、何回か浦野邸へお邪魔する機会がありました。
お庭の秋は一層深く、庭師の方を首を長くして待っていらっしゃる状態でした。
この写真は、理一さんが日がな一日、こもって仕事を練り上げた書斎です。
職人さんが、お気に召さないものを納品すると、庭に続く窓から放り投げたということです。
美しい女優さんたちも、いっぱい出入りなさっていたことでしょう。
今でも理一さんの息使いが聞こえてきそうな程、濃密で静粛な空間が保たれています。
そのお部屋で、長い間のお仕事から解放された範雄さんの、ほっとするお気持ちの中に入っていって、昔のお話を伺うのには、始めはためらいもありましたが、リズムが出てくると、実はお話が泉のように湧き出てきます。
白井と2人で、一言も聞き漏らすまいと、至福の時間を味わっています。
さて、暮れも迫ってまいりましたが、浦野さんの着物と帯を、明日よりホームページとブログとでご紹介させていただきます。
店内に40点、新入荷が20点ほどありますので、どうぞご来店の上、ご試着なさって下さい。
「お正月のきもの展」は先日終了いたしましたが、会期中はたくさんのお客さまにご来店頂き、本当にありがとうございました。
お店にはまだまだ、新春を迎えるための刺繍や染めの帯、お着物が揃っています。
写真の染帯は、雲文に流水と鱗柄に愛嬌のある獅子が描かれた帯。
黒地に煎茶色、利休色、納戸色が粋な雰囲気を醸し出しています。
さらりと紬に締めて頂きたい帯です。
小格子の結城紬を合わせました。
濃藍地に灰色の格子が飽きがこない結城紬。
帯しだいで表情が変わる着物です。
雲文に流水と鱗獅子の図名古屋帯 54000円
小格子本場結城紬袷 126000円
着丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
田中