月別アーカイブ: 2015年12月

「吉祥の帯留」

お正月のきもの展では、着こなしに華を添える帯留もたくさんご用意しています。
その中から幾つかご紹介します。

(上から)
七宝つなぎ紫水晶帯留七宝つなぎ紫水晶帯留 37800円

七宝の円形は円満を表すことから、縁起の良い吉祥文様として扱われます。
サンプラでできた七宝紋の中に輝きが美しい紫水晶をはめ込んでいます。
やわらかものの着物にはんなりとお締め下さい。

扇べっ甲帯留扇べっ甲帯留 9720円

扇は儀式や祭事にも使われ、広げた状態から「末広がり」と言う別名を持っています。
晴れの場でさりげなく使いたい帯留です。

鎌倉彫鈴二つ帯留鎌倉彫鈴二つ帯留 8640円

鈴は魔除けの意味があります。
「今年も良くなり(鳴り)ますように!」との意味もあり、縁起物です。
木彫りの大小の鈴が愛らしい帯留。

瓢箪べっ甲瓢箪べっ甲 8640円

昔は作物の種入れとして用いられてきた歴史が長く、瓢箪の中に入れた種は必ず目がでるので、縁起ものとされてきました。
中国では種が多いことから「子孫繁栄」「商売繁盛」のシンボルとして尊ばれました。
透明感のあるべっ甲が美しい帯留です。

竹節べっ甲に雲紋蒔絵帯留竹節べっ甲に雲紋蒔絵帯留 16200円

竹は松竹梅の一つとして室町時代より縁起物とされてきました。
松は冬でも枯れないということから「不老長寿」の象徴、竹は地面にしっかりと根を張り真っすぐ伸びる事から「子孫繁栄」梅は気高さや強さから「長寿」の象徴とされてきました。
蒔絵の雲紋も美しい帯留。


田中

江戸小紋の羽織

江戸小紋羽織灯屋2銀座店では「お正月の着物展」に合わせて、素敵な羽織がたくさん入荷しています。

華やかな羽織の中で、ぐっとシックで目を引いたのが鮫小紋の長羽織りです。
海松色の鮫小紋に枝梅が絵羽で描かれています。

江戸小紋は、江戸時代に贅沢な着物に幕府から規制がかけられたときに生まれた柄です。
遠目では無地に見えるように、柄を細かくしたそうです。

江戸小紋羽織規制のおかげで、染色の技術が発達して江戸小紋にといわれる染物ができたそうです。
型で染める江戸小紋は、板に白生地を貼り、型紙を置き、その上に糊をつけて染めていきます。
一反全てに柄がつくまでに数十回この作業が繰り返され、乾燥させて地染めし、蒸してから全てを洗い落としてできあがるそうです。
ほんとに手間暇のかかった、贅沢な染めものです。

今回ご紹介の品物は、そんな贅沢な江戸小紋(鮫)を使った羽織りです。
染は、人間国宝・小宮康孝氏。
江戸小紋の中でも、手にしてみたい一枚です。
また、羽裏には毬で遊ぶ仔犬たちが描かれて、羽織を脱いだときも目を引きます。

江戸小紋羽織 質感・風合江戸小紋羽織 落款江戸小紋羽織 羽裏

江戸小紋羽織 129600円
身丈:2尺4寸(約91.2cm) 裄:1尺7寸5分(約66.3cm)

徳永

水仙

水仙の訪問着珍しい、水仙だけの、散歩着のような雰囲気もある訪問着です。

水仙は「仙」という字が使われ、中国の仙人信仰にも由来があり、願いを叶えてくれる花なのだそうです。
その香りは字にふさわしく、聖域のような清らかさ。

節と節の間に霊力を宿すとされる竹の帯留は、あめ色の鼈甲で作られています。
萱の垣根は絞りで描き、青と橙を上下対比で染めて、現代のきものでは考えつかないような大胆な配色ですね。

水仙の訪問着鼈甲 竹の帯留

水仙の訪問着 59400円
身丈:4尺5分(約154cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
鼈甲 竹の帯留 16200円

松田

「動物の帯」

動物の帯「お正月のきもの展」もたくさんのお客さまにご来店頂いています。
新しい商品の入荷もあり、春らしい帯でお店の中いっぱいです。

灯屋で人気の動物モチーフの刺繍帯もたくさんございます。
シックな紬との相性も抜群です。
緻密な刺繍の美しいものですので、是非手にとってご覧下さい。

動物の帯

猫と手鞠の刺繍帯 129600円
ふくろうの帯 59400円
狆と手鞠の帯 (帯15-2-11) 129600円

田中

冬の晴れ着

冬の晴れ着には、色を失う季節の中、花を咲かせ実を結ぶ生命力逞しい植物が描かれます。
目の覚めるような青空に花ひらいた梅や、真っ赤な実をどっさりと豊かに付けて、重そうに枝を垂れる南天。
丸帯くずしの織帯が、寒の花々を引き立てます。

枝梅の図訪問着に橙地丸帯崩し名古屋帯枝梅の図訪問着 108000円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 
枝梅の図訪問着裄:1尺7寸7分(約67.3cm)

橙地丸帯崩し名古屋帯 48600円


梅に南天訪問着に黒地丸帯崩し名古屋帯梅に南天訪問着 70200円
身丈:4尺(約152cm) 
梅に南天訪問着裄:1尺6寸8分(約63.8cm) 

黒地丸帯崩し名古屋帯 29400円

松田

装う楽しみ

~12月3日(木)~13日(日)まで「お正月のきもの展」を開催中~

雪持ち南天、菊、梅図の訪問着に扇面に菊、牡丹開き名古屋帯初日には、小雨にもかかわらず、皆様ご来店くださりありがとうございました!
お正月のきもの展では、新年に向けてお召しいただける美しい刺繍帯、染め着物、袋帯などを中心に展示・販売しています。
着物文化の豊かだった美しい日本の染や刺繍に触れ、装いをお楽しみください。
もちろん、今お召しいただける紬のお着物や染帯、外国布の帯も店内には、約700本の帯をご用意しております。
合わせたいお着物にお探しの帯があるならば、ぜひこの機会にお越しください。

年明けには、身につけたくなる南天。
紫と雪景色の乳白色の色使い。
訪問着といっても、きらびやかなではない、しっとりとしたお着物です。
流れるような模様の置き方が、お召しになる方をしなやかで幻想的に映します。
扇面に白い菊が印象的な帯を合わせました。

雪持ち南天、菊、梅図の訪問着扇面に菊、牡丹開き名古屋帯

雪持ち南天、菊、梅図の訪問着 (着物15-3-13) 151,200円
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
扇面に菊、牡丹開き名古屋帯 37,800円

「お正月のきもの展」の準備が整いました。

「お正月のきもの展」の準備が整いました。店内外国布のムードから、お正月にかわりました。
刺繍の物を中心にお正月のお召し物を中心に展示しております。
明るくおごそかに新年を迎えられる装いのお手伝いが出来れば、うれしいです。
師走のお忙しい時間を少しほっ、としてお楽しみください。
ご来店心よりお待ち申し上げます。

灯屋2