月別アーカイブ: 2015年5月

「夏のおもかげ」始まります。

「夏のおもかげ」始まります。皆様に気持ちよくお召しいただける、夏の訪問着、上布が思いのほかたくさん揃いました。

店内は気温の上昇とともに、どんどん爽やかムードになってきています。

準備を終えて今、明日のお客様たちの期待と喜びにはじけるお顔が目に浮かびます。

今日の小雨で、心が少し落ち着いたところで、明日はぜひお出掛けください。

灯屋2

韓国のポジャギ

ポジャギ一枚の布にしたポジャギです。
ポジャギは韓国の言葉で包む布の固有名詞。
日本の風呂しきのようなものですがその用途は最も多く包むだけでなく、運ぶ、飾る等日常生活に欠かせない必須品でした。

ポジャギの材料は麻、木綿、絹が主で服、布団等に使わった残布や古くなった布の再活用に使用されました。

今回のポジャギは麻で作られて繋ぎの形、細かさを見て古くなった残布を再活用したものではないかと思います。
何日もしくは数ヶ月、数年集めた小さい布を一針、一針を表と裏、どちらでも縫い代が同じ特独な繋ぎ方で一枚の絵のような布になっています。

子供の時、外から家に戻ると、台所には蒸した芋の上に小さいポジャギが被ってました。
真夏日風通しと虫除けの為だと思いますが、飾り気ない台所を一時美しい空間にしようとしたおばあちゃんの気持ちかも知れません。
一時代の前の韓国の母親達は、物と時間を大切にしながら地道な作業を愉しんだのだと思います。

明後日30日からの展示会でポジャギの帯を展示します。
素朴な麻、透ける絹のポジャギが創る美しい造形美を楽しんでください。

アトリエ 森

ドクダミの花ざかり

小千谷縮着物とどくだみの刺繍名古屋帯季節の移り変わりを一番感じさせてくれるのは、毎年けなげに咲いては散る花々ではないでしょうか。
今、日陰に白い小さな花が沢山咲いてのを見る事ができます。
ドクダミの花です。

生葉は匂いがきつく、敬遠する方もいると思いますが、乾燥させたものは生薬として名高く「十薬」と言われています。
私も小さい頃、足の怪我が化膿した時に、祖母に葉をもんで傷口に当ててもらった思い出があります。

とても丈夫な草で、どんどん繁茂するのがちょっと困るなと感じた時もありましたが、今では可憐な白い花が大好きになりました。
なのでこの帯も大好きです。
強く個性的でありながら、役に立って可憐なドクダミって、素敵です。

どくだみの刺繍名古屋帯 (帯14-6-44) 91800円
小千谷縮着物 59400円
身丈:4尺(約151.5㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.3㎝)
麻地丸ぐけ 6300円

海老沢

「金魚」帯留

金魚は夏の季語。
お祭りやイベントで金魚すくいを楽しんだ思い出のある方も多いと思いますが、そんな金魚は夏の人気のモチーフです。
水草の中でゆらゆらと泳ぐ金魚は、見ていても涼しげで優雅なものです。
そんな金魚に憧れる方が多いのも頷けます。

特に金魚の帯留は、夏の装いにプラスすると、見た目にも爽やかでかつユーモアに富んでいます。
素材も色々ですがやっぱり赤が定番でしょうか。


ベークライト金魚帯留(ピンク帯締め付)メノウ金魚帯留(帯締め付)メノウ金魚帯留

写真左から
ベークライト金魚帯留(ピンク帯締め付) 15,120円
メノウ金魚帯留(帯締め付) 48,600円
メノウ金魚帯留 54,000円

田中

夏結城と麻の葉帯

夏結城と麻の葉名古屋帯そろそろ夏の装いが気になる頃。
お店でも上布や小千谷縮の着物を探されるお客様が目立ってきています。
今回紹介する着物は夏結城と麻帯のコーディネート。
夏結城は夏大島、夏塩沢などと同じ時期(6月の終わり頃から8月)に着用出来ます。

写真の夏結城は丸文の中に絣の柄が描かれたモダンな柄ゆき。
帯しだいでシックにも華やかにもなります。
肌離れが良くやわらかで麻とは違った感触が味わえます。
麻の葉を大胆に織り込んだ織りの帯を合わせてみました。
黄味ががった緑が夏の陽射しに映えそうです。


夏結城と麻の葉名古屋帯夏結城

夏結城 64,800円 
身丈:4尺1寸(155.8cm) 裄:1尺7寸(64.6cm)
麻の葉名古屋帯 48,600円

田中

絽の付下訪問着

小鳥に四季の花模様絽付下訪問着梅雨より先に夏が来てしまったような暑い日が続いていますね。
雨模様の空の日は、湿気を吸いこんだ緑がいっそう色濃く曇り空に映えて、とても美しい季節です。

小鳥に四季の花模様絽付下訪問着「夏に訪問着はほとんど着ないけれども、お稽古ごとなどで急に必要になった…」
という方にもおすすめな、お仕立上がりで状態も良く、お買い得な絽の付下訪問着をご用意しております。

花籠に芝模様絽付下訪問着と雪輪に瑞鳥夏袋帯夏袋帯も2万円台からございますので、合わせてご覧下さい。

裄出しや身丈出しなどの寸法調整なども承っておりますので、ぜひご相談ください。

花籠に芝模様絽付下訪問着と雪輪に瑞鳥夏袋帯

小鳥に四季の花模様絽付下訪問着 50400円
身丈:4尺2寸(約159cm) 裄:1尺7寸(約64cm)

花籠に芝模様絽付下訪問着 54000円
身丈:4尺2寸5分(約162cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
雪輪に瑞鳥夏袋帯 59400円

松田

絽の着物と朝顔の帯

花尽くし絽単衣と朝顔絽染帯クリーム地に手描きの草花が美しい絽の着物です。
モチーフは撫子や桔梗、コスモスなどの秋の花々が咲き乱れていますが、地の色が明るいので夏着物としても素敵です。
合わせた帯は朝顔の染帯。
朝顔の花言葉は「はかない恋」。
朝に花を咲かせ、昼にしぼんでしまうという意味からといわれています。
そんな思いを胸に締めてみるのも楽しいかもしれません。

花尽くし絽単衣と朝顔絽染帯朝顔絽染帯と夏帯締め

花尽くし絽単衣 129600円
身丈:4尺1寸5分(157.7cm) 裄:1尺7寸5分(66.5cm)
朝顔絽染帯 48600円
夏帯締め 3500円

田中

夏の小紋

あざみの花小紋に麦畑を舞う小鳥の図名古屋帯5月半ば、台風、真夏日、次から次へとやってきますね。
もう、麻で歩きたいくらいの日もあります。

ピンクのストライプが可愛らしい、アザミをモチーフにした小紋は、昔のものとは思えないほどポップ。
黄緑色の鮮やかな色、麦畑を飛ぶ小鳥の刺繍帯をあわせて、強くなってきた陽射しにも明るく映えそうです。

あざみの花小紋

あざみの花小紋 75600円
身丈:4尺(約150cm) 裄:1尺7寸3分(約65cm)
麦畑を舞う小鳥の図名古屋帯 (帯14-2-23) 78000円




楓に流水絽小紋に薄桃色麻無地名古屋帯赤紫に白い流水に大きく楓の葉が染められた、個性的な小紋。
楓の緑が効いていて、はっとします。

身丈もありますので、背の高い方にとても着映えがして、おすすめ。

絽の染小紋ですが、麻の帯に木彫の金魚の帯留で、少しドレスダウンした着こなしはいかがでしょうか。



薄桃色麻無地名古屋帯、木彫り金魚帯留楓に流水絽小紋に薄桃色麻無地名古屋帯

楓に流水絽小紋 129600円
身丈:4尺2寸8分(約162cm) 裄:1尺7寸8分(約67cm)
薄桃色麻無地名古屋帯 30000円
木彫り金魚帯留 15000円

松田

夏のコーディネート

紫地アザミ柄絽単衣に柳に扇面と雪輪に秋草絽染帯灯屋では単衣展は終わりましたが、まだまだ素敵な夏の単衣や絽の着物がたくさん揃っています。
今週からは初夏にぴったりのお着物と帯のコーディネートをご紹介します。

今回は夏に先駆けたアザミを大胆にあしらった絽の着物にすっきりした染帯。
着物は小豆がかった紫色の地ですので6月中旬ごろよりお召しいただけます。

アザミは愛らしい花のシルエットから憧れる方も多いモチーフ。
この着物はアザミのシルエットだけを活かしているので、帯次第で色々な表情を楽しめます。

合わせた帯はこの時期ならではの軽い染帯、青と白の2色遣いで扇面と雪輪に秋草が描かれた帯です。
初夏を感じるコーディネートに加えたい一枚。
細工の美しい花と実の翡翠の帯留を合わせました。



紫地アザミ柄絽単衣柳に扇面と雪輪に秋草絽染帯、花と実翡翠帯留扇面と雪輪に秋草絽染帯、花と実翡翠帯留

紫地アザミ柄絽単衣 151200円 
身丈:4尺8分(約155cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm) 袖丈:1尺4寸8分(約56.2cm)
扇面と雪輪に秋草絽染帯 25200円
花と実翡翠帯留(二分紐付) 36720円

田中

柳とコウモリ

柳柄単衣に柳に蝙蝠刺繍帯柳はかつて銀座のシンボルでした。
明治7年銀座通りに初代の柳が植えられ、明治17年銀座の街路樹がほとんどが柳になったそうです。

今では西銀座通りが東京都のシンボルロードに指定され、「銀座柳まつり」が5月に開催されています。

見た目にも美しい柳は着物のモチーフとしても人気があります。

写真の帯は夜の闇のブルーに柳と蝙蝠を刺繍した印象的な帯。
蝙蝠(こうもり)は幸福の福につながるということで昔から「福を呼ぶ生物」として親しまれてきました。
やさしい柳の柄を織りこんだ単衣を合わせてみました。



柳柄単衣柳に蝙蝠刺繍帯蝶翡翠帯留

柳柄単衣 64800円
身丈:4尺2寸(159.6cm) 裄:1尺7寸7分(67.2cm)
柳に蝙蝠刺繍帯 (帯15-4-11) 64800円
蝶翡翠帯留 28800円

田中