着物紹介」カテゴリーアーカイブ

夏衣の楽しみ

紫暈しに花と虫籠の小紋に野菊にトンボ刺繍名古屋帯汗をかくからといって毎日麻着物で過ごしています。
麻の乾いた肌触りもいいけど、錦紗のすりぬけるように滑らかな絹の肌触りが恋しくなる日もあります。

ご紹介の小紋は、細い細い糸で織られた生地で、その薄さが何とも儚げで心をくすぐられます。
この季節にしか味わえない着物で、薄く軽い着心地は他にはない感覚。

帯は、色のトーンを合わせて取り合わせました。
単衣に夏帯で5~6月の仕様ですが、帯を変えて秋にも楽しめそう。
秋草の刺繍の中に金駒刺繍で、金糸の輝きが夏らしさを出しています。

暑さ厳しい毎日ですが、ほんの数か月の楽しみなので、過ぎ去る前にもっと夏着物を着て過ごしたいです。

野菊にトンボ刺繍名古屋帯野菊にトンボ刺繍名古屋帯

紫暈しに花と虫籠の小紋 (着物17-4-49) 50000円+税
身丈:4尺5分(約153.9㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
野菊にトンボ刺繍名古屋帯 (帯16-5-10) 55000円+税

徳永

藤色のアンティーク振袖

枝垂れ藤に花筏紋様錦紗振袖当時この振袖を注文した方は、藤をこよなく愛した方だったのでしょう。
藤色の地色に、枝垂れる藤の花房と、まさに全身で藤を纏う振袖です。
たっぷりとした振りに、藤の花は良く似合います。

その他にも、桜や花筏など、古典の美しい文様が友禅染でふんだんに描かれています。
裾に向かって優しい橙色のぼかしが入り、上品な雰囲気。
写真では、ピンク色の小物を合わせ、可愛らしく若々しい印象にしました。
抹茶や紫などの小物を合わせると、シックで大人っぽい着こなしに変身しそうです。

藤の花がお好きな方はもちろんのこと、”藤”の字が入ったお名前の方にお召しいただくのも洒落ていますね

枝垂れ藤に花筏紋様錦紗振袖 販売価格 180,000円+税
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)

枝垂れ藤に花筏紋様錦紗振袖枝垂れ藤に花筏紋様錦紗振袖枝垂れ藤に花筏紋様錦紗振袖

※こちらの振袖は灯屋2代々木店での取り扱いとなります。

櫻井

夏のおともだち

モミの木と蝉の絽小紋苦手な方もいらっしゃるでしょうが、短い命を懸命に生きている姿は心打たれます。

ひと夏のお付き合い。
かまびすしく鳴く蝉も、
かそけき光を放つ蛍も、

世の中が移り変わっても、季節を共に乗り越えていきたいですね。

モミの木と蝉の絽小紋

落ち葉にカブトムシ刺繍名古屋帯虫尽くし刺繍の名古屋帯

モミの木と蝉の絽小紋 
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺7寸7分(約67.3cm)
落ち葉にカブトムシ刺繍名古屋帯 (帯17-5-27) 100000円+税
虫尽くし刺繍の名古屋帯 (帯17-6-20) 

海老沢

夏のセール☆ご来店頂きありがとうございました。

薄珊瑚色桔梗文様単衣に紺地萩文様夏名古屋帯23日までの夏のセールは、おかげさまで大好評のうち終了いたしました。
ご来店誠にありがとうございました。

セールは終わりましたが…
まだまだ素敵な商品がございます。

ご紹介するのは、はんなりとした薄い珊瑚色に桔梗のみが描かれた小紋。

裾の桔梗は上向きになるように仕立てられており、伸びやかな印象です。
珊瑚色はどんな方でもお顔映りが良くおすすめ。

合わせた帯は、まぁるい萩がとっても可愛らしい夏の名古屋帯。
すすきの地紋が透かし織りになっています。

珊瑚色と、藍と、白だけの世界観を大切に、さっぱりと清潔感漂うコーディネート。
秋が待ち遠しいひと揃えとなりました。

薄珊瑚色桔梗文様単衣薄珊瑚色桔梗文様単衣

紺地萩文様夏名古屋帯

薄珊瑚色桔梗文様単衣 
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm) 裄:1尺7寸8分(約67.6cm) 
紺地萩文様夏名古屋帯 30000円+税

櫻井

かくれんぼしている羽織

波間に老い松の単衣羽織潮の香が漂ってきそうな景色。
たっぷり枝をのばした松と、彼方にみえる白波。
大胆でありながら、ゆったりとのどか。

忙しい日常の中で、ふと海が見たい・・・と感じるときはありませんか?
そんな心が満たされる羽織りです。
包まれてみてください。
で、よくよく見ると、地紋に小さな蓑笠がたくさん織り込まれています。
なんと、可愛らしいことでしょう!

波間に老い松の単衣羽織蓑笠しょったおじさんが、かくれんぼしている羽織なのです。
実際に手に取ってみないとわかりません。
恥ずかしがり屋のようです。

ぜひ、みーつけた!って声かけてくださいね。

波間に老い松の単衣羽織 (着物17-7-5) 
お仕立て直し
身丈:2尺6寸(約98.8cm) 裄:1尺7寸2分(約65.4cm)

海老沢

シックなすすきの小紋

モノトーンの配色がおしゃれな、すすき文様の小紋です。
ジョーゼットのような、軽くて薄いアンティークの単衣。
秋を待ちわびるような、シックで魅力的な雰囲気の着物です。

帯と小物を2パターン合わせてみました。

墨色ぼかしすすき単衣小紋に黒地葦に雁文様夏織名古屋帯まずは、月夜の情景をイメージしたこちら。
銀の糸が織り込まれちりちりと光る夜の葦原に、雁の群れが舞いおりてきています。

薄黄の帯揚と、透き通る茶の帯留を合わせ、月の光煌めくコーディネートにしました。

墨色ぼかしすすき単衣小紋に黒地葦に雁文様夏織名古屋帯
墨色ぼかしすすき単衣小紋 80000円+税
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
黒地葦に雁文様夏織名古屋帯 


墨色ぼかしすすき単衣小紋に黒地葦に縮緬名古屋帯続いては、モダンで都会的なイメージのこちら。
帯はハレーションを起こしているのではありません(笑)。
不規則にうねる線が何とも不思議です。

小豆色の丸ぐけと深緑の帯揚げを合わせて、ちょっとレトロで洒落た雰囲気に仕上がりました。

墨色ぼかしすすき単衣小紋に黒地葦に縮緬名古屋帯
墨色ぼかしすすき単衣小紋 80000円+税
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
小豆色幾何学文様絽縮緬名古屋帯 


他にも帯や小物をかえて、様々な表情をお楽しみいただけそうです。

櫻井

近江上布と半巾帯

茶絣近江上布に麻半巾帯ほんのりと温かみのある茶色の近江上布です。
経糸と緯糸にそれぞれ絣文様をつけ、両方の絣を合わせながら織上げる「経緯併用絣」になっており、手間のかかったお品です。
ところどころに水色の絣が入り、茶をよく引き立てています。

細く細く繊細な麻糸は吸湿性・放熱性が良く、汗をよく逃がしてくれるので、蒸し暑い日本の夏の装いにぴったり。

麻の半巾帯を合わせて、さらに涼しい装いに。
茶と相性抜群の水色の麻の丸ぐけを置き、爽やかで明るい印象になりました。

茶絣近江上布麻半巾帯

茶絣近江上布 60000円+税
身丈:4尺(約152cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)
麻半巾帯 

櫻井

夏が来た

4つ紅梅大輪菊の小紋竺仙製に麻半巾帯暑い日がつづいて、もうすでに麻着物が手放せないでいます。
羅織りの帯はもう少し盛夏にと思っていたのですが、さすがの涼しさに毎日大活躍!!

ご紹介の着物は、竺仙の4つ紅梅。
紅梅は薄く軽い着物で、気軽に着れます。
帯は麻の半巾を合わせました。

今年も8月6日(日)に「ゆかたで銀ぶら」が開催されます。
ゆかた写真館や打ち水イベント、風鈴の絵付け体験など楽しいイベントがいっぱいです。
ぜひ、ゆかたやカジュアル着物でお出かけ下さい。

ゆかたで銀ぶら2017 オフィシャル


麻半巾帯4つ紅梅大輪菊の小紋竺仙製

麻半巾帯にトンボ玉

4つ紅梅大輪菊の小紋竺仙製 (着物17-6-10)  60000円+税
身丈:4尺3寸(約163.4㎝)  裄:1尺6寸5分(約62.7㎝)
麻半巾帯  25000円+税
トンボ玉 12000円+税

徳永

夏着物に刺繍帯

格子夏お召しに黒地カワセミの帯7月に入り、夏本番です。
暑い季節に、透け感のある夏着物を涼しげに着ている方を見ると振り返ってしまいます。

紗や麻などこの時期だけの楽しみ。
日本ならではの季節を楽しみたいものです。
写真の着物は、さらっとした夏お召し。
薄い媚茶地に黒の細格子が入った、透け感の美しい夏着物です。

糸が細く、纏っているのを忘れるくらいの軽さです。
合わせた帯は灯屋2のオリジナルの刺繍帯。
カワセミと葦の刺繍帯が、水辺を想像させて涼しげです。
前部分には蛇籠と秋の撫子が刺繍されています。


黒地カワセミの帯

格子夏お召し黒地カワセミの帯に翡翠帯留

黒地カワセミの帯 (帯17-6-19) 100000円+税
格子夏お召し 75000円+税
身丈:4尺2寸3分(約160.7㎝)  裄:1尺7寸3分(約65.7㎝)
翡翠帯留 75000円+税

田中

大立ち回りも似合う着物

絽縮緬撫子小紋に霞に芝模様開き名古屋帯お客さまにおしえていただいた映画のご紹介です。
『純子引退記念映画 関東緋桜一家』
緋牡丹博徒シリーズで一世を風靡した、藤純子さんの引退を記念して製作されました。

オールスターキャストで、見どころ満載の作品です。

舞台は明治末の柳橋。
芸者姿で悪漢を懲らしめる、艶やかな立ち回りからはじまります。
なんとキレイでカッコイイ!!

絽縮緬撫子小紋に霞に芝模様開き名古屋帯その後、鳶職の跡目を継いでの大活躍。
女だてらに、男顔負けの潔さ。
なのに胸には、悲恋の純情もあり。

こういう女性の美しさを、引き立てる衣こそ着物です。
着物は動きにくいから…なんて言っていられません。
華麗な大立ち回りが、なんと優雅で爽快なことか!
幸か不幸か、日常でこの映画のように活躍できる場面はありません。
でもいざという時は、蝶のように舞い蜂のように刺す覚悟で、皆様も元気よくおめしくださいね。

写真は、藤純子さんが着用していたものと、似た雰囲気の単衣です。
帯はやはり博多で、きりっと合わせました。


疋田模様に和歌写しの付下単衣に博多開き名古屋帯

疋田模様に和歌写しの付下単衣 博多開き名古屋帯

疋田模様に和歌写しの付下単衣 (着物14-4-16) 40000円+税
身丈:4尺5分(約153.9cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)
博多開き名古屋帯 

海老沢