「着物紹介」カテゴリーアーカイブ

花の着物と帯

まだまだ、寒い日が続いていますが、確実に季節は春に向かっています。
写真の染帯は、やわらかな春らしい名古屋帯。
小紋や柔らかものとの相性も良いのですが、着物は暖かくお召しになって頂きたいので結城縮を合わせました。
濃い藍地に優しい花紋が飛び柄で織り込まれ、独特のしぼが軽く暖かい紬です。
灯屋2外国裂などをあわせても楽しく着こなせます。

花紋絣結城縮　140,000円＋税
身丈：4尺3寸(約163.4㎝)
裄：1尺8寸(約68.4㎝)
お仕立て直し

ケシにスイトピー染名古屋帯　45,000円＋税
実と花翡翠帯留(三分紐付)　32,000円＋税

田中

春の小物

立春も過ぎ、春が待ち遠しい今日この頃です。
小物からでも春を感じられたら、楽しい着こなしになりますね。

新入荷の半衿とビーズが愛らしい丸ぐけを紹介します。

(写真左：左から)
桜に鶯刺繍半衿　9,000円＋税
すみれと早蕨刺繍半衿11,000＋税

(写真右：左から)
柳にかえる刺繍半衿9,000円＋税
薮小路刺繍半衿9,000円＋税

(写真下)
ビーズ丸ぐけ8,400円

田中

「サリーの美を和に託して」

「サリーの美を和に託して」へのご来場ありがとうございました。
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
布が、大好きなお客様にたくさんご来店頂けました。

普段はお聞き出来ないエピソードや装いへの思いをお話し頂いたり、今までと違うご自身に出会う事が出来たとよろこんでいただけたりと、また、新しい着物の輪が広がった出会いもあり、私達の励みとして感謝しております。
2月18日(日)までの会期でしたが、遠いインドが、日本の着物に重なり出来たこの空間は、新商品が掲載される金曜日頃までご覧頂けます。

先日の菊地信子コレクションで、拝見した着物や帯の素晴らしい数々は、菊地さんが、愛され、楽しまれた逸品ばかりでした。
会場でたくさんの皆様にお目にかかりましたが、灯屋2のお客様に「灯屋2さんで今まで作った帯や着物も展示してみせてほしい!」
とうれしい言葉をいただきました。

お嫁に行った物を全部並べる事はできませんが(笑)これからも、他にはない灯屋2の持ち味で諸外国布の帯やお着物をご用意いたします。
ご愛用ください。

風通お召しの太縞にインド更紗をおいた付下にインド更紗の茜が映える名古屋帯。
可愛い前柄の窓には、良く似合う陶器のチューリップ帯留。
お袖からのぞくサリーの襦袢とビーズ半衿も新入荷いたしました。
ぜひ、ご来店ください。

風通お召しにインド更紗ちらしの付下　180,000円＋税
身丈：4尺2寸(約159.6cm)
裄：1尺7寸8分(約67.6cm)可
茜インド更紗名古屋帯　86,400円

白井

サリーを着物でまとう

春の企画展「サリーの美を和に託して」

新しい着物の世界。
連日、ご来店のお客様が、驚きと共にお喜びの声をあげていらっしゃいます。
インドの女性達の肉体と布を最も美しく表現しているサリー。
そこに私達は、チャレンジしてみました。
和の文化の担い手として、今までも世界中の染織を、着物に帯に仕立ててきた灯屋２。

長年の手ごたえを、今再びサリーの美に託します。
あらたに、こちらのしなやかで繊細な一枚の着物が出来上がりました。
金糸とスパンコールの刺繍が、着物独特の柄付けにうまく溶け込んでいます。
合わせたのは、可憐ながら重厚感あるバリの小花文様織名古屋帯。
着物の国ならではの外国布の楽しみです。
どうぞお手にとって、お試しくださいませ。

茶に青地サリーの袷
240000円＋税
着物18-2-6
お仕立て上がり
身丈：4尺8分(約155cm)
裄：1尺7寸5分(約66.5cm)
　
バリ・小花文様紋織り名古屋帯
140000円＋税
帯16-11-41

海老沢

極上のぬくもり

立春を過ぎましたが、まだまだ厳しい寒さです。
そこで今日は入荷したばかりの、灯屋２で最も暖かいカシミールコートをご紹介致します。
元は厚手の大判ショール。
肉厚で、柄もシックな大人柄です。
ショールのままでも販売していますが、２タイプのコートに仕立てました。
ひとつは、道中着タイプ。
もうひとつは、洋服にもお使い頂けるよう、袖口を絞ったコートタイプ。
どちらも自慢のオリジナル商品です。
冬が来るたびに、極上のぬくもりでおつつみいたします。
ぜひこのチャンスにお求めくださいませ。

肉厚カシミールショール道中着　
100,000円＋税

身丈：2尺6寸（約98.5cm）
裄：1尺7寸8分（約67.6㎝）

肉厚カシミールショールコート
140,000円＋税

身丈：2尺6寸（約98.5cm）
裄：1尺8寸（約68.4cm）

大判肉厚カシミールウールショール
30,000円＋税

海老沢

「立春」

暦の上では、寒さも峠を越えてこれからは春に向かう季節ですが、まだまだ寒い日が続いています。
こんな日のお出かけにはやはり、ほっこり暖かい結城が一番。
写真の切継ぎの結城は、古い男物を解いて切り継いでいます。
特に縞の結城は今ではなかなか手に入りにくくなっています。
切り継ぐことにより新しい着物に生まれ変わりました。
灯屋2では、他にも結城縮や黄八丈など切継ぎの着物をご用意しています。
ぜひお店で羽織ってご覧下さい。

合わせた帯は柄行きが面白い筒描きの帯です。
筒描きは婚礼や祝い事の引き出物などのためにつくられたため、吉祥柄が多く、写真の帯はおめでたい熨斗目柄。
藍の濃淡と糊で伏せた白だけのすっきりとした意匠。
縞の結城に合わせて粋にお召しになって頂きたい１枚です。

縞結城切継袷
140,000円+税
お仕立て直し
身丈：4尺1寸(約155.8㎝)
裄：1尺7寸5分(約66.5㎝)
熨斗目文筒描き帯　

田中

雪を楽しむ

今年は雪を見る機会が多いようです。
それだけ寒い冬と言うことでしょうか。
慣れない積雪に大変な思いやご苦労も多いでしょう。
ですが気分を変えて、楽しむことも忘れてはならないと思うのです。
人も動物も自然の一部。
しばし目を閉じて、開いて、白銀の世界を目に焼き付けましょう。
着物の世界では、雪は美しくそしてあたたかいのです。

雪中鹿の図名古屋帯
65,000円＋税
帯16-10-3

色変わり亀甲結城紬
120,000円＋税
身丈：4尺3寸（約163.4ｃｍ）
裄：1尺8寸（約68.4ｃｍ）

雪に飛ぶ雀刺繍名古屋帯
85,000円＋税

格子郡上紬
240,000円＋税
着物17-1-11
お仕立て直し
身丈：4尺1寸5分(約157.7cm)
裄：1尺7寸5分(約66.5cm)

海老沢

寒い季節のたのしみ

心底冷え込む季節です。
着物のたのしみかたも、あたたかさに重点をおいてみてください。
思いがけないこの時期ならではの喜びが生まれることでしょう。
ほっこりとした結城縮の切継ぎは、心がぬくぬく。
帯は縮緬のおもしろ柄で。
和本の題名をながめているだけで、うきうきしてきます。
外の寒さを避けて、お家での読書。
そのうちやっぱり、お芝居でも観に行こうかしら？なんて気分になりますね！